金属軸には2つの種類があります。
一つはこの画像の取り外した物。
弦を丸い金物に巻き付けていくタイプ。(ギア式)
もう一つは、この画像の棹に固定されている物、ボルトで金属の筒の中に引っ張り込むもの。(ボルト式)
このギア式は比較的傷みやすいのでしょうね、内部のギアが傷むと全く動かなくなります。
中の油が固まってしまう事もあります。
こうなるともう修理はできません。
いままでは、こ . . . Read more
松本での調整会という名目もあったのですが、
いつも立川の、諏訪神社にお参りに行きます。
諏訪は松本への途中なのです。
やはり本社にお参りに行かない手はないですね。
そこで前宮、本宮、秋宮、春宮と全て回りました。
これは前宮の一の鳥居です。
もう一つ,折角だからと、上諏訪にある二胡屋さん龍胡堂さんへもたずねました。
どこの二胡屋さんへ行っても比較的、中国色が濃く、まあ、反対に変にモ . . . Read more
二胡はいつかは壊れます。
落下や転倒だけでなく、
経年変化でも壊れていきます。
これは当然のことですね、人が作り上げて使用している限り,全ての物はいつかは壊れます。
経年変化である以上これは誰かの責任と言う物ではありませんし、
また楽器は直して直して使い込んでいく過程でどんどん音が良く鳴っていきます。
最近あたらしくHPを作り直したところ、二胡の修理のお問合せが、かなり遠方の方から多く . . . Read more
以前「棹が木軸のところで折れた、直せますか」という問い合わせが来ました。
「直せます」
「音は変わりますか?」
「もちろん、今まで小さなひびなどがあったのでしょうから、その音とは変わります」
「では、音色が変わるくらいなら、直さないです」
これも選択の一部なのでしょう。
でもこれも正しいのだと思うのです。
この場合音色が変わるといっても弾き込んでいきさえすれば、ほとんど、元には戻るは . . . Read more
どうしようもないほど良い木を持っています。
綺麗でしょ。
音色もこれ以外は二胡ではないという方もいます。
樹齢800年と言われた、インドの小葉紫檀がずいぶん前に手に入って、やっと乾きが安定してきました。
そこで、作り始めたのですが、
最悪なことに、開けてみたら中には洞!(うろ)
樹齢の長い木ですから致し方ないのですが、でも、完全にこの木だけで棹まで作れるものが4台分。
そして胴だけと . . . Read more
二胡を愛する皆様こんばんは、鞄持ち ほぉです。
6月になりましたね!!
発表会が終わった方、これからの方、二胡を弾くには気持ちの良い季節ですね。
しかーし!もうすぐ梅雨ですよ。
二胡の音色が鈍る季節です。蛇皮にはカビが生えやすくなる季節です。
くれぐれもメンテナンスは慎重に。
よく、シリカゲルをケースに入れる方がいらっしゃいますが、楽器から離して下さいね。
間違っても、蛇皮に密着させたりしないよう . . . Read more