松本での調整会という名目もあったのですが、
いつも立川の、諏訪神社にお参りに行きます。
諏訪は松本への途中なのです。
やはり本社にお参りに行かない手はないですね。
そこで前宮、本宮、秋宮、春宮と全て回りました。
これは前宮の一の鳥居です。
もう一つ,折角だからと、上諏訪にある二胡屋さん龍胡堂さんへもたずねました。
どこの二胡屋さんへ行っても比較的、中国色が濃く、まあ、反対に変にモダンに作ったところもありますが、(内?)
この龍胡堂さんは、なかなかにステキナ土蔵造り。
お店の外観や内装と言うのはそのオーナーの角谷考えがよく解ります。
この土蔵を中国人が良くそのまま使ったなと入口から大変驚いたのです。(偏見ですかね?)
去年の暮れにあるお客様の楽器のことで、オーナーの劉鉄鋼さんとは電話では話していたのですが、お客様の二胡の棹に亀裂が入ったのを認めて交換してくれたのです、
「西野さんは木のプロだから、貴方の言う事なら顔を立てます」と言ってくれて私としては大いに面目を施したのでした。
そのお礼としてということもあり尋ねたのです。
初対面とは思えず、なかなかにお若いにもかかわらず人の練れた方です。
流石にここ10年ちょっとで、200名からの二胡の教室を作り上げただけの事はありますね。
「僕は東北の田舎から、、」と大変謙遜な方でもありまして、東北と言うのは中国の元の満洲です
いろいろ歴史の話なども花が咲きました。
わりと好きな話でかなり馬が合いましたか、東北王張作霖の話、三国志の話など、
『西野さん誰が好きですか、三国志では」
「私は張遼ですね」
「私は曹操です、凄い人です」と劉さん。
これは相当な野心家だな、つぎの目標はきっと甲斐の国でしょうなどと笑いあった物です。
勿論話しの中心は二胡のこと、
反対に私がいろいろ聞かれたのです、二胡の調整の事です。
「僕は演奏家だから調整は具体的には良く解らない、、、」まあこれは謙遜でしょう。
しかし木軸の削り方や胴の直し方など、実際にやっても診ましたし伝えることは伝えたのです。
木軸を削って直してピッタリ作るというのは初めての経験だということです。
これで上諏訪の方の二胡の木軸による雑音が無くなると良いのですが、、、木軸削りと言うのは意外と難しく見て、頭ではわかっても、綺麗に丸く削るというのは、劉さん頑張ってもらいましょう、でも相当器用な方ですから、、
しかし木軸をとめるには松脂を使うというのはご存知だったようで、二胡の常識と言うのも変わりつつあるのかもしれません。
もう一人木軸削りをつ伝えたのは、マックコーポレイションの営業の方、
たまたま、あくる日の松本のルイヤという教室に営業に来ておられて、
その方も一応調整はするのだそうですが、私が皆さんの楽器を調整しているのを聴いて、その音の変わり方に驚いたようで、
調整というのは千斤巻き直したり駒を選ぶだけではないのだと、
大変良く理解していただいたようなわけです。
二胡の調整というのがいつになったら、本当に定着するのかはわかりません。
また、今までどこの楽器屋さんでも、なんだかもったぶって楽器を全部分解してみせるのぐらいきりやっていませんが、
結局は駒を取り換えて、千斤取り替えて弦を取り換えるだけという、、、、
まあ、言っても仕方ないですね。
龍胡堂さんでも、置いてある楽器を診て、
思わずその千斤きつく締めすぎと、言いかけたのですが、、、止めました彼は彼なりの考えがあるでしょし立派に店張ってるのですから。
でも、ちゃんと分からない事は聴いてくるというのは、今までお会いした二胡系の中国の方とは一味もふた味も違いました。
よかれあしかれ彼は曹操のように伸びていくでしょうね。
他の事はともかく、今回はある依頼が有って、人工皮CDMを持ってあるっていたのです、
劉さん流石にこのCDMは褒めてくれましたね。
さっそくご自分のところに置いてある、人工皮、(これはケプラー繊維を使って、かなりしっかりした音の出る物です、これはある大阪の楽器屋さんも販売しているようですが、まだかな?
さっそくに、ケプラー繊維とCDMの対決。
勿論、結果は言うまでもなく、、、
劉さん「この人工皮の二胡卸しませんか?」
いえいえこれはもうすぐ二胡姫さんへ納品なので、、、
等々、本当に歓待していただいて、劉鉄鋼さんありがとうございました。
益々の発展を祈ります。
少しは調整の大切さをプロの方にも認めてもっらえたかなと言う、長野の旅でした
、
いつも立川の、諏訪神社にお参りに行きます。
諏訪は松本への途中なのです。
やはり本社にお参りに行かない手はないですね。
そこで前宮、本宮、秋宮、春宮と全て回りました。
これは前宮の一の鳥居です。
もう一つ,折角だからと、上諏訪にある二胡屋さん龍胡堂さんへもたずねました。
どこの二胡屋さんへ行っても比較的、中国色が濃く、まあ、反対に変にモダンに作ったところもありますが、(内?)
この龍胡堂さんは、なかなかにステキナ土蔵造り。
お店の外観や内装と言うのはそのオーナーの角谷考えがよく解ります。
この土蔵を中国人が良くそのまま使ったなと入口から大変驚いたのです。(偏見ですかね?)
去年の暮れにあるお客様の楽器のことで、オーナーの劉鉄鋼さんとは電話では話していたのですが、お客様の二胡の棹に亀裂が入ったのを認めて交換してくれたのです、
「西野さんは木のプロだから、貴方の言う事なら顔を立てます」と言ってくれて私としては大いに面目を施したのでした。
そのお礼としてということもあり尋ねたのです。
初対面とは思えず、なかなかにお若いにもかかわらず人の練れた方です。
流石にここ10年ちょっとで、200名からの二胡の教室を作り上げただけの事はありますね。
「僕は東北の田舎から、、」と大変謙遜な方でもありまして、東北と言うのは中国の元の満洲です
いろいろ歴史の話なども花が咲きました。
わりと好きな話でかなり馬が合いましたか、東北王張作霖の話、三国志の話など、
『西野さん誰が好きですか、三国志では」
「私は張遼ですね」
「私は曹操です、凄い人です」と劉さん。
これは相当な野心家だな、つぎの目標はきっと甲斐の国でしょうなどと笑いあった物です。
勿論話しの中心は二胡のこと、
反対に私がいろいろ聞かれたのです、二胡の調整の事です。
「僕は演奏家だから調整は具体的には良く解らない、、、」まあこれは謙遜でしょう。
しかし木軸の削り方や胴の直し方など、実際にやっても診ましたし伝えることは伝えたのです。
木軸を削って直してピッタリ作るというのは初めての経験だということです。
これで上諏訪の方の二胡の木軸による雑音が無くなると良いのですが、、、木軸削りと言うのは意外と難しく見て、頭ではわかっても、綺麗に丸く削るというのは、劉さん頑張ってもらいましょう、でも相当器用な方ですから、、
しかし木軸をとめるには松脂を使うというのはご存知だったようで、二胡の常識と言うのも変わりつつあるのかもしれません。
もう一人木軸削りをつ伝えたのは、マックコーポレイションの営業の方、
たまたま、あくる日の松本のルイヤという教室に営業に来ておられて、
その方も一応調整はするのだそうですが、私が皆さんの楽器を調整しているのを聴いて、その音の変わり方に驚いたようで、
調整というのは千斤巻き直したり駒を選ぶだけではないのだと、
大変良く理解していただいたようなわけです。
二胡の調整というのがいつになったら、本当に定着するのかはわかりません。
また、今までどこの楽器屋さんでも、なんだかもったぶって楽器を全部分解してみせるのぐらいきりやっていませんが、
結局は駒を取り換えて、千斤取り替えて弦を取り換えるだけという、、、、
まあ、言っても仕方ないですね。
龍胡堂さんでも、置いてある楽器を診て、
思わずその千斤きつく締めすぎと、言いかけたのですが、、、止めました彼は彼なりの考えがあるでしょし立派に店張ってるのですから。
でも、ちゃんと分からない事は聴いてくるというのは、今までお会いした二胡系の中国の方とは一味もふた味も違いました。
よかれあしかれ彼は曹操のように伸びていくでしょうね。
他の事はともかく、今回はある依頼が有って、人工皮CDMを持ってあるっていたのです、
劉さん流石にこのCDMは褒めてくれましたね。
さっそくご自分のところに置いてある、人工皮、(これはケプラー繊維を使って、かなりしっかりした音の出る物です、これはある大阪の楽器屋さんも販売しているようですが、まだかな?
さっそくに、ケプラー繊維とCDMの対決。
勿論、結果は言うまでもなく、、、
劉さん「この人工皮の二胡卸しませんか?」
いえいえこれはもうすぐ二胡姫さんへ納品なので、、、
等々、本当に歓待していただいて、劉鉄鋼さんありがとうございました。
益々の発展を祈ります。
少しは調整の大切さをプロの方にも認めてもっらえたかなと言う、長野の旅でした
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