楽器はそれぞれに違います。ましてや弾く人の感覚もそれぞれ違います。修理した楽器はすぐにはなり出さないこともあります。また、修理すると以前の楽器と変わりますから、違和感を持つ方もいます。直ったとしてもなのです。そして、修理の際もっと大きいのは、信頼です。この人なら任せられると完全に信じていると、とても良い楽器に仕上がります。修理する職人に対して不安があったり、はたまた何かしらの不信という程ではなくと . . . Read more
発売以来1年半たちまして、その間に落下などで光舜松脂の補修を頼まれましたのが8ケありました。既存の松脂は皆さんご存知のように湯煎で溶かして型に入れれば治ります。大きく割れたものなどは、割れた部分を火で炙ってつけますとつきます。しかし光舜松脂は湯煎では溶けませんし、レンジで熱してもかなり高熱になり大変な煙が出て危険ですのでやらないでくださいと言っています。そこで駆け出しの松脂屋としては、お客様へのサ . . . Read more
二胡に使われる蛇皮は蛇革ではない!!!!皆様にとってレザーというものはすごく身近なものですよね、私もレザーが大好きで革靴を沢山持っています。もちろんお手入れも欠かせないものです。二胡の蛇は革なのか?皮なのか?皮です!!!ということを強く皆様にお伝えしたいです。皮はどうやって革になっていくのでしょうか?皮とはイメージの通り生き物から皮を剥いだ状態のもので、肉や脂肪なんかが一緒についた状態のものです。 . . . Read more
これ何回も書いています!二胡に張ってある蛇皮にはオイルあるいはワセリンなど塗らないでください。二胡修理の間、他の楽器がないとのことで、お貸ししていた二胡が帰ったら、見事に、ピカピカ。お聞きしたら、ワセリンを塗ったとのことでした。確かに、もう寒くなる地方では、蛇皮の鱗が、立ちますね。音も楽器によっては、キンキンした音になります。それは良く弾きこまれていないとです。良く弾きこまれた楽器は、多少音は硬い . . . Read more
光舜堂のネオです。漢字では「音緒」と書きます。胡弓の胴と糸(弦)を繋ぐ部分の名称も「音緒」といいます。なんだか駄洒落のようですが、楽器の名称と自分の名前が同じだなんて、なんだか胡弓に運命を感じてしまいました。先日二胡奏者の方よりご友人の胡弓奏者の方をご紹介して頂きました。光舜堂なら胡弓の弓を作ってくれるかも!と光舜堂をご紹介していただいたことがきっかけだそうで!ありがたいことです。胡弓との出会いが . . . Read more