フルール・ダンテルディ

管理人の日常から萌えまで、風の吹くまま気の向くまま

けんか上等

2010年10月11日 | 実録!生保でワーキング~
 10月1日をもって部長が転勤した。営業諸君は心の中で万歳三唱したようだが、ワタクシ自身はどっちでもいい・・・つーか、私ゃ人見知りするので、慣れて被ったネコを脱ぎ捨てて好き放題・・・いやいや、やりたい放題・・・じゃなくて、ありのまま自然体で振舞えるようになった相手がいなくなるのはあんまり好きじゃないですなー。
 というわけで、先月送別会があったですよ。そのときの部長の最後の挨拶。
「知っての通り、うちの会社はトップダウンで下の話なんか聞かないけど、だからといって何も言わないでいると異議がないと思われてしまうから、どんどん本社には物言うようにしてほしい。この(私は部長の横に座っていた)幸田さんのように。だからって本社とけんかしろと言ってるわけじゃないけど(笑)」
 部長・・・それは私がいつも本社とけんかばっかしてると言いたいんですか・・・。してるけど!
 先週の出来事。某団体が保険料を振り込んできたが、それが送金通知書(それぞれの制度につき脱退や解約や未収などなどの異動や内訳を計算し、最終的にこれだけ振込みます、と団体が当社に提出する計算書)と合わないと本社から連絡があった。その団体は当社では3つの部署にまたがった複数制度の契約があった。そのうちの個人保険を扱う担当のTから、全制度の送金通知書の合計と、実際の入金額が相違すると連絡があったのだ。
「送金通知書の合計と合わない?いくら合わないんですか?」
「18円足りないんです」
「18円?じゃあ金額的に追加の異動があったとかは考えられないし、そもそも入金前に、異動が違っていた2制度は金額合わせて送金通知書書き直させたんだから、単なる先方の合計時の計算間違いでしょう。どこかの制度で未収ってことで来月相殺にしてくれませんか?18円ばかし追加入金させるのもなんですし」
「じゃあ、その18円は誰の分なんですか」
「・・・だから、単なる計算間違いだからどの制度の誰の分ってわけじゃないです」
「でも、どの制度の誰の分かわからないと未収にできません」
「(あほか、コイツ・・・)じゃあ個人保険で難しいっていうなら、企業年金は無理だから、アバウトでもいける団体保険で調整にしたらどうですか。確か担当はAさんだから、彼女と相談してどちらかの制度で次月相殺するってことにしてくれませんか」
「それ、私から彼女に言うんですか」
「なら個人保険ができないと言ってるので団体保険で調整してくれって私からAさんに頼みます」
「それじゃあ・・・私が押し付けてるみたいじゃないですか」
「だからそちらで話し合ってくれませんか
「だけど、どのみち誰の分かわからないと団体保険だって処理できないですよ」
 アホかー!団体保険は個人保険と違って未収が続いても失効(契約が無効状態になること)しないし、1件1件じゃなく全体で一括処理するから、次月必ず入金するって前提ならお金合わなくても処理可能なんじゃ!・・・ということを説明してもコイツはわからんだろーから、面倒になったワタクシ。
「・・・じゃあ団体に今から18円入金させます。それなら処理できますよね?」
「だけど、その入ってきた18円がどの制度分かはっきりしないと、振り分けができません」
 こ・・・このどアホウが!!幸田はブチ切れた。
「ですから、団体は合計計算するのを間違えて18円不足で入金してきただけだって言ってるでしょ?どこの制度ってわけじゃないんです!とにかく18円入金させれば合計額と合うんですから、それから3制度で分けりゃいいじゃないですか!」
「・・・わかりました。あと、12日までに処理しないといけないので・・・」
「明日か12日には入金させますっ
 私は団体に電話をしたが、あいにく担当者は今日は帰ったというので、明日もう一度連絡するか・・・と仕事をしていた。すると、Tから電話が。
「先程の件ですけど、Aさんと話したら、団体保険で未収にするから次月相殺でいいそうです」
「(・・・それ見ろ。バカタレめ)あ、そうですか。じゃあそう団体には指示します」
 ・・・ということがあったのだ。別にけんかしたくてしてるわけじゃないぞ!本社がバカだからいつもこうなるだけだー!・・・ということを、離れた席でいつも私の怒鳴り声を聞いていた元部長には、声を大にして主張したいぞ・・・そして新部長もそのうち(このやりとりをしていたとき、彼は幸運にも出張中だったのだ)、「幸田はしょっちゅうキレてるな・・・」と思うんだろうな・・・

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