↑は昨日の地元紙:上毛新聞の記事です。 内容は利根大堰のアユ遡上数が激減しているとのことで、今年はピーク時の10分の一まで減ったそうです。⇒遡上数値と遡上映像はこちらの利根導水総合事務所のホームページで確認できます。↓は利根大堰の1号魚道の写真です。
群馬県水産試験場の見解では「水温が低い」「1年おきの増減」「自然減」などを理由として挙げているようですが・・・
利根川水系のアユの遡上経路は↓の図のようになっていて「銚子からの利根川経路」と「東京湾からの江戸川経路」の二つがあります。そして利根川水系の場合「江戸川経路」が大きく貢献していることが分かっています。
今年は天候のせいで雪解けが遅かったようで、雪解け水が今頃になって流れているので水温が低いこともあるでしょうが、遡上開始時期に水量が少なく江戸川の水閘門が開く回数が少なかったことも原因の一つだと思われるのですが・・・
昨日も書いたように、遡上してきても烏川や碓氷川は水量が少なくて魚道を水が流れていない状況なので、今のところ天然遡上が利根本流以外の川を上流まで遡上することも期待できないでしょうね。放流ものを大切に育てなくては・・・
関東地方も梅雨入りが発表されました。昨年のような豪雨は勘弁して欲しいけど適度な雨が降って欲しいですね!
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ここまでわかったアユの本―変化する川と鮎、天然アユはどこにいる? |
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