先日、碓氷川でのアユ釣りで車を停めた場所にマタタビがあって小さな実を付けていました。6月11日のアユ解禁日には純白の花を咲かせていたのですが2週間ほどでこんなに成長するのですね・・・
そして仕事場の近くでは同じ仲間(マタタビ科マタタビ属)のマタタビとサルナシが並んでいました。マタタビの枝先の方の葉は花の時期に白くなるのですが実が出来はじめた今も白さが残っています。
こちらはサルナシの葉・・・
並べて較べてみれば形や葉質の違いが一目瞭然ですね。↓は左がサルナシ、右がマタタビです。
葉表(↓)で比べるとマタタビ(左)は葉質が紙質、葉形は広卵形で先端が鋭く尖ります。一方サルナシ(右)は革質で楕円形から広卵形・・・
葉裏は共に葉脈上に堅い毛が生えています・・・
枝を切断するとマタタビの髄は白く詰まっていますが・・・
サルナシの髄は膜で仕切られ空洞があってはしご状になっています。
ついでに我が家にあるキウイフルーツとも較べてみることに・・・
もうかなり実は大きくなってきました。オニマタタビという別名があるだけあって葉も花も実も大きいですね・・・
そして枝の髄はサルナシやミヤママタタビと同じく膜で仕切られたはしご状になっていると多くの図鑑には書いてあるけど、新梢には半透明の髄がびっしりと詰まっていました。
2年生枝や3年生枝の髄ははしご状なのでだんだんとスカスカになってくるのですかね・・・
「にほんブログ村ランキング」に参加中です。下のバナーを押して応援よろしくお願いします。(3072話目)
「人気ブログランキング」にも参加しています。こちらの応援もよろしくお願いします。
樹木の葉 実物スキャンで見分ける1100種類 (山溪ハンディ図鑑) | |
クリエーター情報なし | |
山と渓谷社 |