長野県で初見のウチワドコロハマルフシの撮影に行った時にすぐ傍にハルニレの葉が巻かれた虫えい(虫こぶ)が有った・・・
この時はウチワドコロハマルフシに気が行っていて撮影だけでスルー・・・
他の場所にも有ったけど、手の届く範囲では無かったので望遠で撮影!
家に帰って日本原色虫えい図鑑で調べるとハルニレハマキフシのようだ・・・当ブログ掲載174種類目
ハルニレハマキフシはハルニレワタムシによってハルニレの葉が裏側に巻かれたもので、近似種が他に2種類あるらしい・・・
(↓)徒長枝で葉が重鋸歯になっていたのでハルニレとは思わなかったのだけど再度確認しに行ったらハルニレだった!
そのハルニレの葉に作られていた虫えい(虫こぶ)は葉を巻くというよりも縮んでいる感じ・・・
(↑)最初の2枚と少し形態が違った虫えい(虫こぶ)だったので葉を広げて撮影してみた!
アブラムシに詳しい研究者の方に問い合わせるとハルニレにハマキフシを作るワタムシは角状管が発達しないけど、画像のアブラムシは角状管が発達しているのでワタムシではなくアブラムシ類で、最初に形成された虫えいを再利用しているのかもしれないとの回答を戴いた!
ワタムシやアブラムシの仲間は難しいね・・・
数日後に同じものを再度撮影してみたけど、かなり縮んでいた・・・これはハマキフシと云うよりもハチヂミフシというような形態だな!
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