久しぶりに虫えい(虫こぶ)の記事・・・今回はキヅタツボミフクレフシ(当ブログ掲載166種類目)
(↓)両端が虫えい(虫こぶ)で間の数個が正常な果実・・・
名前のとおりキヅタの蕾にキヅタツボミタマバエによって作られた緑~褐色の楕円体の虫えい(虫こぶ)・・・
このキヅタの下には夏寄生のヨウシュヤマゴボウミフクレフシが有ったので冬寄生のキヅタミフクレフシを探していたら見つけたものなんだ・・・
キヅタツボミタマバエは虫えい(虫こぶ)の中で1齢幼虫で越冬し、春に3齢に進み、4月に蛹化、5~6月に羽化するらしい。
日本原色虫えい図鑑には年一世代で生活史の詳細は不明であると書いてあるけれど、最近の研究で夏寄生も有ることが分かったらしい!
正常果(左)と並べて切断してみた・・・球形の正常果に対して倍ぐらいの楕円体、ミフクレフシは正常果と同じくらいか小さいらしい!
虫えい(虫こぶ)の内部には一つの縦長の幼虫室があってオレンジ色の幼虫が蠢いていた。 白いものは残された雄しべらしい!
蕾で有る証拠に雄しべや萼片が先端部に残されているんだね・・・
キヅタミフクレフシは未だに見つかっていないので何とか探したいものだ!
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