約一年ぶりの冬芽と葉痕シリーズ・・・今回はオオイタヤメイゲツ(ムクロジ科カエデ属)
葉は特徴的な掌状で9~11裂する葉団扇型・・・似たものに本種の他にコハウチワカエデやハウチワカエデが有る!
本種は葉柄が葉身の2/3以上と長く無毛、コハウチワカエデの葉柄は2/3以上だが有毛、ハウチワカエデの葉柄は葉身の1/2以下で有毛という点で区別できる!
冬芽は短い円錐形の仮頂芽が枝先に2個並び、下部半分くらいは膜質の鱗片に包まれ内側に長い毛が見られる。 葉痕は細い三日月形で維管束痕は3個有るが不明瞭・・・
オオイタヤメイゲツとコハウチワカエデの冬芽はよく似ているがコハウチワカエデの枝は無毛の点で判別する。
ハウチワカエデの冬芽は前2種より長い円錐形で下部を覆う膜質鱗片が冬芽の半分以下で短い。枝は無毛・・・
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