暫く暖かい日が続き、昨日も雨が上がった後は20℃以上まで暖かくなったので冬芽写ん歩・・・撮り溜めた「冬芽と葉痕」を「小春日和の冬芽写ん歩」として数回でアップ!
今回はクルミやウルシなど葉が出ている間は羽状複葉で似ていて紛らわしいけど、葉が落ちて「冬芽と葉痕」を較べると分かりやすい樹木をアップ・・・
(↓)1枚目はヒツジの顔に見えるオニグルミの冬芽と葉痕!
(↓)はヤマウルシの冬芽と葉痕・・・葉痕はハート形で維管束痕はⅤ字形に5~15個並ぶ、冬芽は裸芽で毛が密生する!
ヤマウルシと良く間違われるヌルデの葉痕はV字形~U字形で維管束痕は多数、冬芽は鱗芽で毛に覆われる。
シンジュ(ニワウルシ)も偶にウルシと間違われるけれど葉痕は大きなハート形で全面に多数の維管束痕がある。 冬芽は半球形で無毛または毛が少ない!
羽状複葉で高木になるキハダ(ミカン科)・・・葉痕はO型で維管束痕は3個、冬芽は葉柄の中に隠されている葉柄内芽で、葉が落ちた後に半球形で赤みを帯びた芽が現れる。
冬芽と葉痕をよく見ると、赤い鼻のピエロの顔に見えるよね・・・
キハダと同じくミカン科のカラスザンショウ・・・葉痕はハート形~腎形、維管束痕は3個、冬芽は半球形の鱗芽、若い枝は緑色で多数の刺がある。
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