ワーキングプアと生活保護

公的扶助制度の国際比較「１９９９年海外社会保障研究」によると日本の対現役労働者の平均所得比が出ております。
これは生活保護世帯の現役労働者との平均所得比ですが世界第７位ということです。１位スエーデン、２位スイス、以下ノルウエー、ルクセンブルグ、フインランド、オーストラリア、日本の順とのこと。人口１０００万以上の国の中では世界第２位か４位に該当するとの記載でした。
いったい日本の生活保護世帯はいくら扶助を受けているのか。
　　　　　　　　　　　東京都　　　　　　　　　地方
標準３人世帯（３３歳，２９歳、９歳）
　　　　　　１６７,１７０円　　　　　　　　１３０,６８０円
高齢者単身世帯（６８歳）
　　　　　　　８０,８２０円　　　　　　　　　６２,６４０円
高齢者夫婦世帯（６８歳、６５歳）
　　　　　　　１２１,９４０円　　　　　　　　９４,５００円
母子家庭（３０歳、４歳、２歳）
　　　　　　　１６６,１６０円　　　　　　　　１３２,８８０円
これにプラスして家賃、医療費の実費相当の給付があるわけですから
月１０万未満のワーキングプアが家賃と医療費に苦労すると生活保護世帯以下の
暮らしとなることは想像に難くありません。
こうゆう問題をもっと朝ズバで高額所得者でないひとから取り上げていただくと
うれしいのですが。