しるしのないカレンダー

定年退職した自由人のBLOGです。庶民の目線であんなこと、こんなこと、きままに思ったことを書いてみたい。

狂犬来日の意味

2017年02月04日 | Weblog
ジェームス・マティス米国国防長官が3日、来日した。世界に先駆けて日本を選んだ理由は「米中戦争70%超」と政権幹部が明言している
中国への警戒から。という。NTC(国家通商会議)委員長に就任したカリフォルニア大学のナバロ教授の著書「米中もし戦わばー戦争の地政学」が注目されている。昨年11月に刊行されている。世界史の概観から述べている。西暦500年以降、中国の様な振興勢力がアメリカのような既存の大国に対峙した5例のうち、すなわち、70%以上の確率で戦争が起きていること。公然と条約を破る中国がフェアプレーを見せる可能性は非常に低い事、歴史を振り返って分ることは、中国共産党が政権獲得以来60年以上にわたって武力侵略と暴力行為を繰り返してきた事実を喝破している。軍事力や経済力など「力による平和」を提言し、日本などの同盟国を守り抜くことを提言している。米中戦争の引き金となる場所は「台湾」「北朝鮮」「尖閣諸島」「南シナ海」「インド」としている。7千冊の蔵書を有する歴史家のマテイス国防長官の強い危機感から今度の訪日が実現した。国会日程を考慮して韓国より後になったが、頭初は日本を最初の訪問地に選んでいた。米中が衝突する可能性は高いが、戦う場合の規模は1982年に英国とアルゼンチンが戦った「フォークランド紛争」程度の規模となる。としている。中国が核心的利益と位置づける台湾問題でも、トランプ氏は「一つの中国」にこだわらない考えをしめ示している。米国の「台湾駐留案」まで出ているという。再び偉大となった米国は台頭する中国をたたくだろう。というシナリオだ。トランプなら決断するだろう。中国を叩く前に同盟を強化する。狂犬来日の目的はそこにある。

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