しるしのないカレンダー

定年退職した自由人のBLOGです。庶民の目線であんなこと、こんなこと、きままに思ったことを書いてみたい。

日本人はドイツ車好き

2017年02月07日 | Weblog
日本の自動車市場における輸入車の占める割合は僅か「6%」その内の約7割がドイツ車。日本の輸入車の米国車が占める割合はわずか「5%」この数字は良く理解されているだろうか。日本は輸入車に関税をかけていない。対して米国は日本からの輸入に「2・5%」の関税をかけている。トランプ大統領は日本との自動車貿易を不公平と批判したが、根拠に乏しい。日本の財務省の貿易統計によると、2015年の米国から日本への自動車輸出額は「約900億円」。これに対し、日本から米国への輸出額は「約4兆3千億円」と圧倒的な差があった。日本の自動車メーカーは米国向けにデザインを改良したり燃費を良くして、現地で受け入れられるよう努力を重ねた。一方米自動車メーカーは日本向けは日本の道路事情に適さない燃費の劣る中・大型車が中心。きめこまかな製品開発力の差が両国の自動車輸出の格差につながった。とする認識が米国に乏しい。日本の高級車の価格はドイツの高級車ベンツと遜色無い。ベンツSクラスの新車価格はハイブリッドで「998万から1353万」一方トヨタの高級車レクサスの新車価格はLSハイブリッド「1081万~1595万」LXは「1100万」GS F「111万」と出ていた。この価格帯から比較して日本が米国に特別に安く売り込んでいる様子もない。米国車の高級車と名高いシボレーコルベットは1500万。キャデラックは1360万円。クライスラーのバイパーで1100万。リンカーンのナビゲーターで900万でした。一番の弱点は米国車は燃費が悪く信頼性も乏しいという印象が日本人には根づいている。ドイツ車は頑丈で信頼性も高いという印象。昨年の日本の対米黒字額は6兆8300億円だった。この数字がトランプの印象を悪くした。ちなみにベンツのSクラスの燃費はハイブリッドで20・7キロ、レクサスのCTは26・6~30・4キロ。シボレーコルベットは6・1~7キロリンカーンコンチネンタルの燃費は7・1~8キロと出ていました。企業努力の差と見ていいような気がする。

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