認知症に対する意識が高まっている。・今切ったばかりの電話なのに相手の名前を忘れる。・料理の味付けが変わったといわれる。・何度もしっこく同じことを聞く。
問題の多くに「認知症による徘徊」がある。介護施設に入居している人なら、ある程度施設管理者が探すこともできる。問題は個人宅で生活している認知症の高齢者の扱いだ。昨日も近所の高齢者から「つれそいが家から出て行方不明だ。」「小雪も舞う冬空に2時間も戻って来ない。」と緊急連絡が近所の住民から届いた。救護を求めに連れ添いが交番に依頼に行ったという話。小生も交番に電話せねばと思ったところに件の認知症徘徊捜索対象者がとぼとぼと戻ってきた。交番に即、電話した。丁度、交番の所長の事情聴取を受けていた。「無事帰宅したので戻ってほしい。」と連絡した。交番にお礼訪問すると、今度は交番は無人。パトロール中の札が下がっていた。交番前の緊急電話ボックスから中央警察に連絡。交番の担当者は件の家に事情聴取に出かけていた。小生も戻って確認。高齢者宅で無事を確認した。近所の民生委員も不在。班長、近隣住民、町内会長の連携で事なきを得た。
この日「日和山小学校こども見守り隊」のパトロール着が届いていた。4つのコミ協で100着を超えるユニホームだ。背中、前部に大きく「日和山小学校こども見守り隊」とネームが入っている。帽子付だ。朝夕、子ども達の見守り活動に参加するボランテイアが着ることになる。オレンジ色の目立つユニホームだ。認知症の人が徘徊して道に迷ったらこのユニホームを着た人に道を尋ねてほしい。即、親切に対応してくれる筈だ。
この件で民生委員と最近の事件を確認した。他にも温泉地での骨折事故を起こした住民の情報。近所の自治会長のつれそいが認知症となり、目がななせなくなり、町内会長を替わった話。等々の情報を共有した。この冬、凍結で水道管からの水漏れ現場報告が1件あった。昨年は12日の8年ぶりの豪雪時は3件あった。正月明け。今年も事件はいろいろありました。