手賀沼湖畔の「文学掲示板」、2月は当短歌会の作品です
手賀沼湖畔文学の広場にある「文学掲示板」、2018年2月は手賀沼アララギ短歌会の歌が6首掲載されます。
・真実はどこにあるかを知りたくて「ダラスの熱い日」など読み返す(我孫子 岸野トモヱ)
・かつてなき怖き思ひに予報聞く竜巻は場所を選ばず通る(取手 木村和子)
・宮地先生在さば嘆かむ「ら」を抜きて「出れず」と詠むあり新聞選歌に(牛久 佐々木フミ子)
・沼の辺に茂吉の歌碑の立つ辺り行き交ふ人無く風の音のみ(我孫子 須田博)
・ターナーの絵画の光は空ゆえか吾が目を細めて抽象として観る(松戸 千葉照子)
・色白の腕しならせボール打つ老理髪師のサーブ返せず(我孫子 山崎日出男)
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