手賀沼アララギ短歌会

千葉県我孫子市で開催している短歌会のブログです。一緒に短歌を楽しみませんか。

会員の作品(2024年1月)

2024年01月27日 | 会員の作品
佐々木フミ子:真夜起きて待ち待つ庭に我が指にとどまりて又消えゆく流星(新アララギ2024.1)
千葉照子:理不尽を理不尽なりと言ひし今日半人前に成れたる心地す(歌会2024.1) 
今野英山:帝釈天の案内するは笠智衆いやいや若き修行僧君(新アララギ2024.1)
高橋毬枝:ケニーGの「フォーエヴァーインラブ」流れ来る月影に奏づ君のサックス(新アララギ2024.1)
麦島和子:温暖化に地球のサイクル崩れゆき将来への不安掻き立てらるる(新アララギ2024.1)
岸野トモヱ:*四年ぶりに最後と集う上京組近況報告皆大病中(歌会2024.1)
大倉康幸:*他人事と思って見ていた町内会輪番の役員我が身に降りかかりくる(新アララギ2024.1)
相川盈子:*夫の咳今日は稀なり縁側の日差しの中に蜜柑を搾る(新アララギ2024.1)
宮本通代:筑波山に登る道の辺真つ白に仙人草の花盛りなり(新アララギ2024.1)
丸山幸子:父母も夫もわれも慕い来し義兄の病状姉に確かむ(新アララギ2024.1)
鈴木英一:冬に入り陶芸の会は休会に次なる形の構想を練る(歌会2024.1)
東寿美枝:夫と吾クイズ番組に吾先とテレビに答ふる三角関係(新アララギ2024.1)
今野礼子:*長き竿さして矢切りの渡し舟川面滑れば風のそよ吹く(新アララギ2023.11)
桂 崇人:*嵐吹く高校時代に出会いたり「孤独は魂の故郷(ふるさと)」の文字(歌会2024.1)
安達和治:*ああ「意気地なし」頬を打たれて目を剥けば涙ひとすじ黒板の前 (歌会2024.1)

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