手賀沼湖畔文学の広場にある「文学掲示板」、2014年6月は手賀沼アララギ短歌会の歌が6首掲載されます。
・色白の腕(かいな)しならせボール打つ老理髪師のサーブ返せず(我孫子 山崎日出男)
・恙無くはらから五人集へるは八十半ばの吾のよろこび(我孫子 松本ゆき)
・病持ちて卒寿過ぎたる母にして一日ひと日を感謝していきゆく(柏 麦島和子)
・我孫子にてパン屋を営み十一年パン種仕込む君は夜更けに(松戸 千葉照子)
・旅の日の出発ラウンジ気が付けば口数多きわれをわが知る(印西 小那覇暁美)
・間から競うごとくに顔を出すつつじの花は離れて見たし(柏 大倉康幸)
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