
ころころは登四郎先生なのになんで龍太さんのことばかり書くのでしょうか?
それはおそれおおくて語れないかでありますが・・・おいおい書くことにします。
そこで少々知ったかぶりを・・
龍太さんが披講を聞いている時ギョッとした句があったそうです。
その句会では龍太さんはお採りにならなくて、多くの選に入っていた句
梅雨深し羽音梢を離れずに
つゆふかし はおとこずえを はなれずに
龍太さんの耳には
梅雨深し葉音梢をはなれずに
と聞いて、採りそこなってギョと思われたとか。
その「羽」と「葉」では巻頭とそうでない句との違いがあると書かれていました。
可笑しいですね。でも未熟な私にはきっと選にいれてもそれほどの違いを
発見できていなかったでしょう。

ちんどんの来てやひろごる歳の市

多くの人に見てもらいたいとブログを頑張るものの、かなりの緊張感。
いいかげんな自分が懐かしく思うこの頃です。

毛糸玉幸さながらに巻きふとり 能村登四郎