( 野襤褸菊・のぼろぎく )
昨日の東京は秋らし朝晩となりました。新涼という季語を感じる一日でした。
この季語の例句を見ると大景より以外と身の回りのふとしたものを詠んでいる
ものが多く感じます。
新涼や旅に愛せし小鉛筆 能村登四郎
新涼のマリアに灯す燭七つ 景山筍吉
新涼やベツドのわきに杖二本 岸風三樓
新涼やたしなまねども洋酒の香 中村汀女
伊吹嶺 8月号より
新緑へ息深く吸ひ鐘撞けり 市原美幸
( 野襤褸菊・のぼろぎく )
昨日の東京は秋らし朝晩となりました。新涼という季語を感じる一日でした。
この季語の例句を見ると大景より以外と身の回りのふとしたものを詠んでいる
ものが多く感じます。
新涼や旅に愛せし小鉛筆 能村登四郎
新涼のマリアに灯す燭七つ 景山筍吉
新涼やベツドのわきに杖二本 岸風三樓
新涼やたしなまねども洋酒の香 中村汀女
伊吹嶺 8月号より
新緑へ息深く吸ひ鐘撞けり 市原美幸