( 百両・万両 )
百両へ万両の鉢運ばるる 姉崎蕗子

万両の下まだ濡れずしぐれをり 福永 耕二
万両や幾代湧きつぐ隠し井戸 吉田知暁
万両の日にぬくみゐる我もまた 森 澄雄
万両の紅をかざりてのぼり窯 柴田白葉女
百両へ万両の鉢運ばるる 姉崎蕗子

万両の下まだ濡れずしぐれをり 福永 耕二
万両や幾代湧きつぐ隠し井戸 吉田知暁
万両の日にぬくみゐる我もまた 森 澄雄
万両の紅をかざりてのぼり窯 柴田白葉女