11月 19日

2011-11-18 23:45:49 | Weblog
             ( 一茶忌 )


今日19日(旧暦)は一茶忌、1763年6月15日長野県北部、北国街道柏原宿の
農家に生まれる。15歳の時に江戸に奉公に出されます。生涯二万句の発句をなし
ています。自虐的とも取れる句、土地に根ざした作風は俳句をしない人にも共感を
得ている気がします。


これがまあ終の栖か雪五尺             小林一茶



一茶忌や父を限りの小百姓              石田波郷


一茶忌の雀の家族焚火越す              秋元不死男


一茶忌の句会すませて楽屋入             中村吉右衛門


焼栗の爆ぜて一茶忌近うせり             吉田鴻司


一茶忌や父が遺せし文一荷              佐藤正





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11月 18日

2011-11-18 00:22:48 | Weblog
             ( 茶の花 )


蝶低くさらに低きをお茶の花            渡辺桂子


五六軒づつの山家やお茶の花            竹中 一藍


茶の花にほのとゆくての夕がすみ          飯田龍太






茶の花に暖かき日のしまひかな           高浜虚子


茶の花のかなた夜明けの桜島            佐川広治


茶の花のころがつてをる甃             富安風生





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