( 棗・青棗・棗の実・なつめ )
師と語る卓に三粒の熟れ棗 栗田やすし
鵯が知る風の棗の熟れたるを 細見綾子
青棗噛むや片雲北にあり 加藤楸邨
海峡の風に色づく棗の実 倉田信子
棗落つ庭の箒目崩さずに 国枝隆生
船津屋の熟れ残りたる棗の実 廣島幸子
朝の日を弾きて風の棗かな 矢野孝子
棗熟れ空一片の雲もなし 中村修一郎
師の庭にひとつ残れり棗の実 森 靖子
修院の午後の閑けさ棗の実 梅田 葵
棗の実薬酒のびんに母の文字 中村みよ子
棗の花 季 初夏
師と語る卓に三粒の熟れ棗 栗田やすし
鵯が知る風の棗の熟れたるを 細見綾子
青棗噛むや片雲北にあり 加藤楸邨
海峡の風に色づく棗の実 倉田信子
棗落つ庭の箒目崩さずに 国枝隆生
船津屋の熟れ残りたる棗の実 廣島幸子
朝の日を弾きて風の棗かな 矢野孝子
棗熟れ空一片の雲もなし 中村修一郎
師の庭にひとつ残れり棗の実 森 靖子
修院の午後の閑けさ棗の実 梅田 葵
棗の実薬酒のびんに母の文字 中村みよ子
棗の花 季 初夏