( 柿干す・吊し柿・柿すだれ・ころ柿 )
干柿やあまたの恵み受けて生く 角川源義
柿干すや軒の蜂巣に蜂居らず 栗田やすし
雪来るを待つとしもなく柿干して 細見綾子
ころ柿と草鞋と吊す山の茶屋 寺田寅彦
不揃ひに吊る民宿の柿すだれ 篠田法子
柿吊す軒に山の日溢れけり 平松公代
峡の村二階も下も柿すだれ 岡野敦子
餘部の高き波音柿を干す 河原地英武
やはらかき光差しけり吊し柿 梅田 葵
波静か伊根の舟屋に吊し柿 白鳥光枝
百目柿あるだけ吊し甲州路 大谷みどり
軒裏も夕日に染めて吊し柿 こころ
干柿やあまたの恵み受けて生く 角川源義
柿干すや軒の蜂巣に蜂居らず 栗田やすし
雪来るを待つとしもなく柿干して 細見綾子
ころ柿と草鞋と吊す山の茶屋 寺田寅彦
不揃ひに吊る民宿の柿すだれ 篠田法子
柿吊す軒に山の日溢れけり 平松公代
峡の村二階も下も柿すだれ 岡野敦子
餘部の高き波音柿を干す 河原地英武
やはらかき光差しけり吊し柿 梅田 葵
波静か伊根の舟屋に吊し柿 白鳥光枝
百目柿あるだけ吊し甲州路 大谷みどり
軒裏も夕日に染めて吊し柿 こころ