ばつた・精霊ばつた・きちきち・米搗ばった・はたはた
バッタ目バッタ科の昆虫の総称。
トノサマバッタ・ショウリョウバッタ・クルマバッタ・ショウリョウバッタモドキ
など主にこの種類です
バッタは旧約聖書にもその蝗害(サバクトビバッタ)があるほど
古くから現代にいたるまでその命をつなぎ続けてきています
☆ 立秋から後15日目の処暑です 二十四節気の一つ 暑さが落ち着く時期の意
いつせいに大ばつた飛ぶ甘蔗畑 栗田やすし
はたはたの飛びしうす羽の曇りかな 細見綾子
横ざまにきちきち空を飛んで来し 河原地英武
朝市の青菜よりとぶ大ばつた 栗田せつ子
足元を飛蝗跳び交ふ古戦場 上杉和雄
きちきちの草より淡き翅つかふ 梅田 葵
ばつた跳ぶ草の雫をはねとばし 国枝洋子
腕白でありし故郷ばつた飛ぶ 武藤光晴
都府楼趾前後左右にばつた飛ぶ 谷口千賀子
赤錆びの魚雷にばつた跳びつけり 武田稜子
首塚の背より跳び立つ大飛蝗 宇野美智子
夕暮れの鵜河原に跳ぶ青バッタ 小島千鶴
はたはたに蹴られて風のたなごころ 秋元不死男
蝗ばつた彼岸の野川流れたり 臼田亞浪
きちきちに骨の音する山河晴れ 野澤節子
ばつた翔つ弧の入りまじる中をゆく 八木絵馬
大名ばった千姫の墓つかみをり 稲荷島人
一跳びに精霊ばつた日の央(まなか) 宮坂静生
バッタ目バッタ科の昆虫の総称。
トノサマバッタ・ショウリョウバッタ・クルマバッタ・ショウリョウバッタモドキ
など主にこの種類です
バッタは旧約聖書にもその蝗害(サバクトビバッタ)があるほど
古くから現代にいたるまでその命をつなぎ続けてきています
☆ 立秋から後15日目の処暑です 二十四節気の一つ 暑さが落ち着く時期の意
いつせいに大ばつた飛ぶ甘蔗畑 栗田やすし
はたはたの飛びしうす羽の曇りかな 細見綾子
横ざまにきちきち空を飛んで来し 河原地英武
朝市の青菜よりとぶ大ばつた 栗田せつ子
足元を飛蝗跳び交ふ古戦場 上杉和雄
きちきちの草より淡き翅つかふ 梅田 葵
ばつた跳ぶ草の雫をはねとばし 国枝洋子
腕白でありし故郷ばつた飛ぶ 武藤光晴
都府楼趾前後左右にばつた飛ぶ 谷口千賀子
赤錆びの魚雷にばつた跳びつけり 武田稜子
首塚の背より跳び立つ大飛蝗 宇野美智子
夕暮れの鵜河原に跳ぶ青バッタ 小島千鶴
はたはたに蹴られて風のたなごころ 秋元不死男
蝗ばつた彼岸の野川流れたり 臼田亞浪
きちきちに骨の音する山河晴れ 野澤節子
ばつた翔つ弧の入りまじる中をゆく 八木絵馬
大名ばった千姫の墓つかみをり 稲荷島人
一跳びに精霊ばつた日の央(まなか) 宮坂静生