自然薯・山の芋・大和芋・とろろ汁
「山芋」は長芋・大和芋・自然薯を含むヤマノイモ科の芋の総称で、長芋・大和芋(いちょう芋)
・自然薯はそれぞれ別品種の山芋です。それぞれすりおろした時の粘りの強さが異なります。
大和芋は扁平で粘りが強い山芋です。ひとつひとつ形が異なり、いちょうの葉の様な形を
したものも多いことから、いちょう芋とも呼ばれます。
自然薯は長さが60cm〜1mほどあり、収穫までに時間がかかるため、流通量が少ない品種の山芋です。
すりおろすと、箸でつかめるほどの強い粘りがあるため、だしを加えてとろろにするのが一般的です。
( 今日もサイトのお知恵拝借致しました )
箱詰めの自然薯を売る砂丘茶屋 栗田やすし
山の芋雲母交りの砂こぼす 沢木欣一
じねんじよの恵那の小石をこぼしたり 細見綾子
自然薯を掘る陶工の日曜日 都合ナルミ
とろろ汁すする旅籠の奥座敷 小島千鶴
自然薯の髭のとび出す薦包み 清水弓月
相席と弾む話やとろろ汁 小栁津民子
自然薯のぽこりと土をこぼしけり 渡辺慢房
山芋掘る朝日に髭根きらめけり 山田悦三
とろろ汁女ばかりの旅の果て 中根多子
とろろ薯擂るや生き甲斐ある如く 中村たか
リュックより覗く自然薯大和道 小田二三枝
これよりは自然薯掘りの鮑海女 鈴木真砂女
山芋を掘る鍬として納屋に古り 能村登四郎
とろろ汁鞠子と書きし昔より 富安風生
自然薯の苦しきかたち掘り起す 三橋敏雄
山芋括る七里の峡の醫師の土間 石田あき子
とろろ汁宵に照り合ふ古柱 古舘曹人
自然薯のものぐさ太郎掘り出さる 茨木和生
「山芋」は長芋・大和芋・自然薯を含むヤマノイモ科の芋の総称で、長芋・大和芋(いちょう芋)
・自然薯はそれぞれ別品種の山芋です。それぞれすりおろした時の粘りの強さが異なります。
大和芋は扁平で粘りが強い山芋です。ひとつひとつ形が異なり、いちょうの葉の様な形を
したものも多いことから、いちょう芋とも呼ばれます。
自然薯は長さが60cm〜1mほどあり、収穫までに時間がかかるため、流通量が少ない品種の山芋です。
すりおろすと、箸でつかめるほどの強い粘りがあるため、だしを加えてとろろにするのが一般的です。
( 今日もサイトのお知恵拝借致しました )
箱詰めの自然薯を売る砂丘茶屋 栗田やすし
山の芋雲母交りの砂こぼす 沢木欣一
じねんじよの恵那の小石をこぼしたり 細見綾子
自然薯を掘る陶工の日曜日 都合ナルミ
とろろ汁すする旅籠の奥座敷 小島千鶴
自然薯の髭のとび出す薦包み 清水弓月
相席と弾む話やとろろ汁 小栁津民子
自然薯のぽこりと土をこぼしけり 渡辺慢房
山芋掘る朝日に髭根きらめけり 山田悦三
とろろ汁女ばかりの旅の果て 中根多子
とろろ薯擂るや生き甲斐ある如く 中村たか
リュックより覗く自然薯大和道 小田二三枝
これよりは自然薯掘りの鮑海女 鈴木真砂女
山芋を掘る鍬として納屋に古り 能村登四郎
とろろ汁鞠子と書きし昔より 富安風生
自然薯の苦しきかたち掘り起す 三橋敏雄
山芋括る七里の峡の醫師の土間 石田あき子
とろろ汁宵に照り合ふ古柱 古舘曹人
自然薯のものぐさ太郎掘り出さる 茨木和生