10月 27日

2022-10-27 06:15:47 | Weblog
                         新酒・新走り・今年酒・早稲酒



          今年収穫の新米で醸造したものを新酒と言いますが現在、一般的(商業的)には冬の醸造です。
          俳句では秋の季語になっています
          酒屋や酒蔵の軒先に吊り下がった植物の球体。あれは「杉玉(すぎだま)」と言い、その名の通り、
          杉の葉で作られています。杉玉には「酒林(さかばやし)」という呼び名もあり、毎年新しいものに付け
          替えられますが、作られたばかりの頃は杉の葉本来の緑色をしています。そのことから、酒蔵の軒先に
          緑の杉玉が吊り下がると、「新酒ができた」という目印になったというわけです。
           ( ネットの知識をお借りしました )



          走りより句碑に新酒を注ぎあふ         栗田やすし


          湯上りの顔ほてらせて今年酒          河原地英武


          今年酒髷の亭主の出羽訛            佐藤とみお


          退院の友と酌み合ふ今年酒           岸本典子


          ああ言へばかう言う新酒酌み交し        櫻井幹郎




                  



          杉玉にみどりの残る新酒蔵           佐藤信子


          とつくんのあととくとくと今年酒        鷹羽狩行


          新酒汲みとどのつまりは艶話          片山依子


          登り窯新酒を小さく祀りたり          辻田克巳


          居酒屋に新酒の友を得たりけり         正岡子規




                  



           昨日も日本全国で50,146人のコロナ感染者の発表が有りました 
         どうぞ気を抜かずに大切な人とご自身を守るために引き続きマスク・手洗いを
         心がけましょう
          ( 前週同曜日比 +6,767人 )
  

コメント
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