10月 30日

2022-10-30 07:34:00 | Weblog
                     瓢の笛・ひよんの実・いすのき・ひよんのき



          瓢の木とも呼ばれる柞(いすのき)という常緑高木にできるのが瓢の実。 実といっても、
          実体は秋に柞の葉で作られる虫瘤、アリマキの巣です。 虫が出たあとにあいた穴に口をつけて吹くと、
          ヒョウヒョウと鳴るので「ひょんの笛」と呼ばれています。
          下の写真は愛知の俳句のお友達から頂いたものです



          ふるさとの風の音なり瓢の笛          近藤文子


          ひよんの実を吹けば夕暮近くなる        井沢陽子


          どうしても鳴らぬひよんの実山の晴       利行小波


          陶土谷見下ろし吹けり瓢の笛          小柳津民子


          ほとんどは息つぐ音か瓢の笛          ころころ




                  



          心して吹けば妙なり瓢の笛           小路紫峡


          ひよんの笛鳴らす傘寿の同窓会         中山 杲


          どうしても悲しく吹けぬ瓢の笛         後藤比奈夫


          瓢の実を吹きて犬山城下かな          成瀬正俊


          ひよんの実や山の厠へ雨の跳ね         手塚美佐




                  


           昨日も日本全国で44,625人のコロナ感染者の発表が有りました 
         どうぞ気を抜かずに大切な人とご自身を守るために引き続きマスク・手洗いを
         心がけましょう
          ( 前週同曜日比 +10,756人 )
  
コメント (2)
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