12月 15日

2022-12-15 06:06:24 | Weblog
                         襤褸市・ぼろの市・世田谷襤褸市


          東京世田谷のぼろ市です、安土桃山時代から楽市として有ったものです
          元々は古着の売買が盛んに行われたことから、明治時代に「ボロ市」の名が付いた現代では古着のほかに、
          骨董品、古本、植木、食料品、神棚、玩具、寝具、新品の衣類、生活雑貨などが売られています
          周辺の常設飲食店にはボロ市に合わせて臨時メニューを出すところもあります 
          「ボロ市名物といえばやはり代官餅」この代官餅は昭和50年(1975年)の発売開始から、その場で蒸して
          ついた温かくてボリュームあるお餅を食べられることから、ボロ市を代表する名物として親しまれています。
          ボロ市のときだけ食べられるこの代官餅は、あんこ、きなこ、からみの3種類で、各650円で発売されています
          2022年12月15日(木)と12月16日(金)の2日間と、2023年1月15日(日)と1月16日(月)の2日間の計4日、
          「世田谷ボロ市」は、440年以上の歴史をもつ伝統行事。俳句仲間との吟行にも行くところです



          ぼろ市や客を横目に股火鉢          小長哲郎


          一書欠く花の図鑑やぼろの市         森垣一成


          ぼろ市に若きひばりのブロマイド       佐藤とみお


          ぼろ市に売る軍服の金ボタン         関根切子


          ぼろ市のランプ灯して売られけり       ころころ




                  


                  



          ぼろ市の木魚と坐る嫗かな          水原春郎


          ぼろ市の由緒くはしき河童の図        有馬朗人


          ボロ市に来て遊びをり昼芸者         村山古郷


          ぼろ市の客も膝つく赤絵皿          林 八重子


          ぼろ市の急に鳴り出す掛時計         津田昭子




                  



           昨日も日本全国で190,378人のコロナ感染者の発表が有りました、また増えつつあります 
         どうぞ気を抜かずに大切な人とご自身を守るために引き続きマスク・手洗いを
         心がけましょう   (写真の一部はサイトからお借りしました) 
         ( 前週同曜日比+41,712人 )
 
コメント (2)
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