9月 21日

2023-09-21 05:48:21 | Weblog
                       自然薯・長いも・山の芋・とろろ汁



               山芋・長芋・大和芋(いちょう芋)・自然薯の違い
               「山芋」は長芋・大和芋・自然薯を含むヤマノイモ科の芋の総称で、長芋・大和芋(いちょう芋)・
               自然薯はそれぞれ別品種の山芋です。それぞれすりおろした時の粘りの強さが異なります。大和芋は
               扁平で粘りが強い山芋です。ひとつひとつ形が異なり、いちょうの葉の様な形をしたものも多いこと
               から、いちょう芋とも呼ばれます。自然薯は長さが60cm〜1mほどあり、収穫までに時間がかかる
               ため、流通量が少ない品種の山芋です。すりおろすと、箸でつかめるほどの強い粘りがあるため、
               だしを加えてとろろにするのが一般的です。




                  

                    ( 大和芋 )


          山の芋雲母交りの砂こぼす           沢木欣一


          箱詰めの自然薯を売る砂丘茶屋         栗田やすし


          とろろ汁女ばかりの旅の果て          中根多子


          自然薯を掘る陶工の日曜日           都合ナルミ


          山芋掘る朝日に髭根きらめけり         山田悦三


          とろろ薯擂るや生き甲斐ある如く        中村たか




                  

                    ( 自然薯 )



          これよりは自然薯掘りの鮑海女         鈴木真砂女


          とろろ汁宵に照り合ふ古柱           古舘曹人


          山芋括る七里の峡の醫師の土間         石田あき子


          とろろ汁鞠子と書きし昔より          富安風生


          山芋を掘る鍬として納屋に古り         能村登四郎


          狐ききをり自然薯掘のひとり言         森 澄雄
 




                  

                    ( 長いも )




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