二百十日・二百二十日・厄日
「厄日」というのは、一般的には陰陽道などで「災難が起こりやすいとして忌む日」を指しますが、
俳句では立春を起算日として二百十日目のこと(立春の209日後の日)をいいます
またこの頃は台風シーズン。台風のような強風から農作物を守るために、「風害除け」を願って
「風祭り」という行事があります。
この風祭りには神様へのお供えとしてキノコご飯/焼き味噌を用意するそうです
鴇色に暮れゆく二百十日かな 栗田せつ子
青すぎる厄日の空を訝しむ 下里美恵子
厄日かな今も柱に水禍跡 加藤ゆうや
島宮へ寄する厄日の波白し 内田陽子
増水の大河の迅き厄日かな 谷口千賀子
二百十日伊吹艾を家苞に 内田陽子
こけもせで二百十日の鶏頭かな 正岡子規
ふつくらとご飯の炊けて厄日かな 片山由美子
二百十日家具のごとくに二人ゐて 櫂未知子
手紙には書かねど二百十日かな 黒田杏子
月さして二百十日の羅針盤 工藤義夫
田を責める二百十日の雨の束 福田甲子雄
サイトから一部資料・写真お借りしています
「厄日」というのは、一般的には陰陽道などで「災難が起こりやすいとして忌む日」を指しますが、
俳句では立春を起算日として二百十日目のこと(立春の209日後の日)をいいます
またこの頃は台風シーズン。台風のような強風から農作物を守るために、「風害除け」を願って
「風祭り」という行事があります。
この風祭りには神様へのお供えとしてキノコご飯/焼き味噌を用意するそうです
鴇色に暮れゆく二百十日かな 栗田せつ子
青すぎる厄日の空を訝しむ 下里美恵子
厄日かな今も柱に水禍跡 加藤ゆうや
島宮へ寄する厄日の波白し 内田陽子
増水の大河の迅き厄日かな 谷口千賀子
二百十日伊吹艾を家苞に 内田陽子
こけもせで二百十日の鶏頭かな 正岡子規
ふつくらとご飯の炊けて厄日かな 片山由美子
二百十日家具のごとくに二人ゐて 櫂未知子
手紙には書かねど二百十日かな 黒田杏子
月さして二百十日の羅針盤 工藤義夫
田を責める二百十日の雨の束 福田甲子雄
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