1月 24日

2025-01-24 05:15:51 | Weblog

                      笹鳴・笹子・藪鶯・冬鶯・鶯の子鳴く

 

 

 

            ≪三冬の季語≫山から下りてきた鶯が藪や生垣で舌打ちするような声で鳴くこと

.            鶯は冬になると餌を求め、山を下り人里で暮らす。鳴き声の美し い鶯も冬にはチャッ、チャッ、と

            いう地鳴きしかできない。幼鳥 に限らず、冬の鶯の鳴き方はこの地鳴きである。

 

 

 

                

 

 

 

          笹鳴や満月登る富士の肌          沢木欣一

 

          笹鳴のまことに稚し焼け山に        細見綾子

 

          父眠る軍人墓地や笹子啼く         栗田やすし

 

          奥宮へ七百余段笹子鳴く          矢野孝子

 

          生垣に笹子来てゐる杓子庵         矢野愛乃

 

          笹鳴や句碑に夕日の移り来し        国枝洋子

 

 

 

                

 

 

 

          笹鳴や昼の暗さの懺悔室          水原春郎

 

          木の影も笹鳴も午後人恋し         石田波郷

 

          笹子鳴く真昼やさしき甲斐の山       飯田龍太

 

          千仏のうしろに一鬼笹子鳴く        斎藤梅子

 

          笹鳴の舌の強さよ藪の中          滝沢伊代次

 

          古園荒る冬鴬の端麗に           山口青邨

 

 

 

                

 

 

 

                サイトから一部資料・写真お借りしています 

   

 

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 1月 23日 | トップ | 1月 25日 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

Weblog」カテゴリの最新記事