二月・二ン月・如月・梅見月・雪解月
二月の雨梅の雫となりゐたり 細見綾子
水底に二月の光躍り出す 武田稜子
二ン月の風音荒ぶ城下町 日野圭子
二ン月や名前張り出す塾の窓 三井あきを
ひめゆりの壕より蜥蜴まだ二月 櫻井幹郎
二ン月や歌舞伎座前に待ち合す 石原進子
空が日を浴びて二月の瑠璃日和 中村草田男
外海の荒れねばすまぬ二月かな 鈴木真砂女
宗像大社二月も青き楠立てり 能村登四郎
温泉澄みて湯気も立たずよ梅二月 松本たかし
火山行二月寒尾の六歳馬 秋元不死男
天井に水の明るさ来て二月 桂 信子
如月は「二月」の事、旧暦の二月で今で言うと二月下旬から四月頃まで3~4週間ほど違いが
ありますが例句列挙いたします如月⇒衣更着 寒さに着重ねをする諸説あるようです
如月やクリスマスローズうつむきに 栗田やすし
きさらぎの風の尖りや遠伊吹 国枝洋子
如月の夜を重ね来し醪の香 伊藤範子
如月の雲にこもりて一機音 加藤秋邨
如月の梅林といふ停留所 清崎敏郎
きさらぎの枯草の香を古書の中 飯田龍太
サイトから一部資料・写真お借りしています
やっぱり俳句って、いいなぁ
と思います。
水底に二月のひかり
躍りだす
こう言う表現力
俳句ならではですね。
ただ、ちょと残念なのは
スマホで見ると
改行で文章が割れて
しなまい勿体ないと思います。😍
なるほど・・
初学の頃から今まで本当に俳句においては
愉しい事ばかりでした
例えば「旅」俳句をしているかどうかで見る所が
違ってきますし
今になっては呆け防止で頑張っています