2月 1日

2025-02-01 05:36:14 | Weblog

                       二月・二ン月・如月・梅見月・雪解月

 

 

 

                     

 

 

 

          二月の雨梅の雫となりゐたり         細見綾子

 

          水底に二月の光躍り出す           武田稜子

 

          二ン月の風音荒ぶ城下町           日野圭子

 

          二ン月や名前張り出す塾の窓         三井あきを

 

          ひめゆりの壕より蜥蜴まだ二月        櫻井幹郎

 

          二ン月や歌舞伎座前に待ち合す        石原進子

 

 

 

                     

 

 

 

          空が日を浴びて二月の瑠璃日和        中村草田男

 

          外海の荒れねばすまぬ二月かな        鈴木真砂女

 

          宗像大社二月も青き楠立てり         能村登四郎

 

          温泉澄みて湯気も立たずよ梅二月       松本たかし

 

          火山行二月寒尾の六歳馬           秋元不死男

 

          天井に水の明るさ来て二月          桂 信子

 

 

 

                     

 

 

            如月は「二月」の事、旧暦の二月で今で言うと二月下旬から四月頃まで3~4週間ほど違いが

            ありますが例句列挙いたします如月⇒衣更着  寒さに着重ねをする諸説あるようです

 

 

 

          如月やクリスマスローズうつむきに      栗田やすし

 

          きさらぎの風の尖りや遠伊吹         国枝洋子

 

          如月の夜を重ね来し醪の香          伊藤範子

 

          如月の雲にこもりて一機音          加藤秋邨

 

          如月の梅林といふ停留所           清崎敏郎

 

          きさらぎの枯草の香を古書の中        飯田龍太

 

 

 

                     

 

 

 

                     サイトから一部資料・写真お借りしています  

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2 コメント

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Unknown (miyamaturi)
2025-02-01 06:39:32
ご無沙汰です。
やっぱり俳句って、いいなぁ
と思います。

水底に二月のひかり
躍りだす

こう言う表現力
俳句ならではですね。

ただ、ちょと残念なのは
スマホで見ると
改行で文章が割れて
しなまい勿体ないと思います。😍
返信する
ありがとうございます (ころころ)
2025-02-01 20:56:31
スマホでの閲覧を考えておりませんでした
なるほど・・

初学の頃から今まで本当に俳句においては
愉しい事ばかりでした
例えば「旅」俳句をしているかどうかで見る所が
違ってきますし
今になっては呆け防止で頑張っています
返信する

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