4月 23日

2010-04-23 19:14:44 | Weblog

          ( 藤・藤の花・藤棚・藤浪・山藤 )


天心にゆらぎのぼりの藤の花              沢木欣一

 

藤の房吹かるるほどになりにけり            三橋鷹女

 

藤房の盛り上がらむとしては垂れ            鷹羽狩行

 

住み捨てし山家なりけり懸り藤              今井つる女

   桃色梅花いかり草

    独り言 

本当の独り言。可笑しい言い方だけど・・・
なぜ、俳句を競うのだろう。競うからいろいろな問題が起こる
俳句は結局自分に帰依する。俳句は自分の人生を豊かにするための手段
上手くならなくてもいいじゃないか。 自分らしく詠めていれば
ずっと感じてきたことに、それは俳句人口の多さ、そして俳句人年齢の高さにもある。
良い学校を出て、一流の仕事をしてきて、立派に家庭人として過ごしてきて
今更、競わなくても、句会は競いの場じゃない。
ころころけして俳句がうまいわけじゃない。これは自分のことだからよく分かる。
ころころの自慢は長い時間、俳句を手段として素晴らしい人と出会い、俳句を楽しんで
こられたこと他ならない
独り言を書くとき、ある思いを届けたいと思う人がいつも浮かぶ
その時々にちがうけれど。 俳句は自分自身の魂の詩。今日はこれを届けたい

 

 





 

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