4月 22日

2010-04-22 00:12:17 | Weblog

          ( 木瓜の花 )

 

脱ぐ仮面なし花木瓜のねむきいろ          柴田白葉女

 

木瓜の花風吹くたびに山乾く             福田甲子雄

 

平氏二十三代緋木瓜つぶらにて           鷲谷七菜子

 

木瓜白し老い母老いし父を守り            有働亨



 



 

コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 4月 21日 | トップ | 4月 23日 »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
写真 (ケイちゃん)
2010-04-22 17:24:43
白い木瓜、目に飛び込んできます。俳句は女流の方のほうがそれぞれ力強い作品で男性の方が優しいような

昨日の「初蝶」も良い写真でしたね。 
「紫華鬘」吉野で見つけて写真とって確かめましたよ~。
返信する
白い木瓜・赤い木瓜 (ころころ)
2010-04-22 19:38:47
ケイちゃん、こんばんは。
先日、関東の合同句会前の吟行で谷中あたりを
ぶらつきました。その折、一本の木でありながら
紅白の花をつけた「源平桃」を知りました。
最初に名前を付けた人のセンスは素晴らしいですね
同行の連衆に赤白の花を詠む場合「源平咲き」と
言うのはどう?と聞いたら却下でした(笑)

こんな時にいつも綾子さんの句
  蛍火の明滅滅の深かりき
を思うんです。この負を詠んでこそ俳句の真髄
なのでしょうね。
ころころみたいに鵜の目鷹の目で詠まんかな・・
ではいけません。
返信する

コメントを投稿

Weblog」カテゴリの最新記事