1月 7日

2025-01-07 05:26:05 | Weblog

                       人日の節句・人の日・七種・七日正月

                     ≪霊辰(れいしん)、元七(がんしち)、人勝節ともいう≫

 

 

           人日 <一月七日のこと。五節句のひとつで七草粥をいただく。中国からわたってきた習俗で

          漢代からあったとされる。丘に登る登高の行事も行ったという。

 

 

         ほとけのざ(仏の座)コオニタビラコ(小鬼田平子)と呼ばれるキク科の草

         なずな(薺)別名ぺんぺん草とも呼ばれるもので、日本各地の草原に自生しているアブラナ科の草の一種。

         はこべら(繁縷)別名ハコベともよばれるナデシコ科の草。

         ごぎょう(御形)別名ハハコグサ(母子草)と呼ばれるキク科の草。草餅はヨモギが一般的ですが、

         古くはこれを使っていたそうです。

         せり(芹)

         すずしろ(蘿蔔)=だいこん(大根)

 

 

                

         すずな(菘)=かぶ(蕪)

 

 

 

          なづな粥泪ぐましも昭和の世           沢木欣一

 

          七草粥に能登塩田の塩ちらす           細見綾子

 

          漉舟の底に陽がさす七日かな           栗田せつ子

 

          寡黙なる二人に戻り七日粥            国枝隆生

 

          人日や喃語増えたる嬰の口            武藤光晴

 

          帰省子を送りひとりの七日粥           森 靖子

 

 

 

                     

 

 

 

          我庭に春七草の一つ欠く             阿部みどり女

 

          うごきそめし影に朝靄七日粥           桂 信子

 

          七草の根のほそほそと混み合へり         正木ゆう子

 

          人日の粥さみどりに噴きこぼれ          田中俊尾

 

          苞とけば七草の菜の青ひらく           能村登四郎

 

          人日の手の平に汲む神の水            川島維春

 

 

 

                

 

 

                サイトから一部資料・写真お借りしています

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