10月30日

2009-10-29 23:56:55 | Weblog

      ( 十三夜・栗名月 )

 

今夜は十三夜、里芋を供える十五夜にたいして、栗や豆を供える栗名月,豆名月と
呼ばれています。俳句をする人には絶好の句種ですが、いざとなると詠めない「月」で
すね。

今夜の月の出は15時12分,月の入りは日が変わった31日午前3時46分です。
週末の金曜日、秋の月を楽しみましょう。

 

月よりも雲に光芒十三夜           井沢正江

 

母が煮る栗あまかりし十三夜         能村登四郎

 

十三夜乏しき星の光り出づ           澤木欣一

 

片面照る栗名月の二面句碑          大島民郎

 

恥ずかしながら、ころころ20代の頃の句を発見。これ以上は恥ずかしくてお披露目
できません。しかし若い頃の句は観念的な句やわけも分からず感覚的な句が多い
のに自分でびっくりです。

 

      わが腕に眠る初子や十三夜

 

      愛される言のあやふさ十三夜


 

 

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2 コメント

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十三夜 (こう)
2009-10-30 19:51:35
あの絵はこころさんのでしたか!
びっくり。
味のある良い絵だな・・と思い拝見していました。

十三夜・・いいお句が並びました。

今夜、授かりますように。
返信する
十三夜 (ころころ)
2009-10-30 21:20:56
こうさん、こんばんは。
お褒めいただき恐縮です。
俳句の出来は今一でも,ホイホイと詠みますが
絵のほうはかなり時間がかかってしまいます。
自己満足の世界なんですよ。
今日のお月様、ご覧になりましたか?
右下には木星が寄添っています。
満月ではない、すこしゆがんで見える十三夜。
月よりも雲に光芒十三夜   この句がピッタリ
ですね。  
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