(吉良邸 吉良祭 )
14日は久々に支部の吟行句会に参加してきました
吟行地は私の産土の両国にとご案内したこともあり、楽しい納め句会
になりました。夕刻からは仕事先の忘年会があり反省会には参加できません
でしたが14~5名の連衆の健吟に圧倒された一日でした
奇しくも、当日は赤穂義士が吉良邸に討ち入った日で、吉良邸では
吉良祭(討たれた側ではそう言うのも納得ですが)が行われ、わずか30坪の
敷地には遠縁者らしき人たちが僧侶の読経にあわせ念仏太鼓を叩いて
供養会をしていました。
私には、大石蔵之助が討ち入りに叩いた山鹿流の陣太鼓を打ち返す
怨の音とも聞こえました 遠く赤穂や高輪泉岳寺では勝鬨と陣太鼓が
響いているのでしょう
相打てる念仏太鼓義士祭
「義士会」「義士祭」は冬の季語として認知されていますが「吉良祭」が
そこに無いのものも判官贔屓と思ってなりません。
本来ならば拙句は「 相討てる念仏太鼓吉良祭 」 の意を持って
出来はともかく、心の吟行が出来たことは良かったと思います
吉良邸での私たちの側を若いお相撲さんが自転車に乗って
すり抜けて行きました、子供の頃はそれが日常だった両国の景色も
少しずつ変わってきたようです。
湯気のぼるほどに力士の寒稽古
子供の頃におじいちゃんに連れて行ってもらった蕎麦屋「玉屋」へ
お誘いした数名の方と冬季限定の「討ち入り蕎麦」を頂きました
味はやはり濃い目の江戸風です、煮込んだがんもどきは陣太鼓と
上に乗せられた大根おろしは雪と見立てた「元禄二八蕎麦」です
懐かしさとその味に程よく温まりました。
ころころさんはスゴイなぁと思ってしまいました。いい句を作るためには、こういった
思いがけない発想も大事なんでしょうネ♪・゜
初心者の私には、思い通りの句を作るのはなかなか大変ですが、俳句を始めて
ころころさんをはじめ素敵なお仲間が増えたことが一番嬉しいと感じています(*^。^*)
ところで、また々質問です。ブログ上の俳句の色分けには、何か意味がありますか?
戸籍だけのこる深川冬鴎 長島ちよ
がありました。
ころころさんが住む下町のことをフッと思い出しました。
一番嬉しいことですよ。
私たち俳句仲間はほんの少しの接点しか有りませんが
お会いしなくても、お句を拝見していれば、想像の世界で
すが、おおよその人柄はわかります。句歴に関係なく
お互いの作句活動の刺激になればいいですよね。
先月の現俳のピンポンさんのお句にも大いに刺激を受けました。
「討ち入り蕎麦」は美味しかったですよ。
お近くならご案内できるのですがね!(^0^)
長島ちよさんの句、いいですね。
「深川冬鴎」 ふの音のリフレインがいいなぁ
今の私は 戸籍さえあらぬ深川 です
今日から浅草の浅草寺では羽子板市が始まりました。
下町の師走です。
**蓼さんのブログを楽しみに拝見していますよ。
ころころさんの言葉に励まされています。
書き込みが出来ない時があります。
自分で作った脅迫観念のようなもの・・・?
ましてや自分の俳句を掲載するときには余計に感じます
俳句は一見日記のようなものでも、大いに違うところは
第三者に伝わらなければ意味の無いものですしね。
蓼さんに刺激を受けてはじめた私のブログももう
2年4ヶ月、月日は早いですね。
今後もゆっくりまいりましょうよ。