( 奥の細道・結びの地 )
約10年程前に、ふと奥の細道の順路を辿ってみたいと思い立つ
出来るだけ,同日・同地(旧暦)の芭蕉翁が見た景色を見たく
深川・矢立ての千住~随分時間が掛かりましたがころころの思いも大垣で全て
行き尽くしました 同日が一番難しく、陸奥~越後 までは夏期休暇で行けますが
それでも約60%ぐらいの達成ではないでしょうか
飛び飛びの日程で満足感はあれど、おもいでが薄れた部分もあります
いつか、それはお話を纏めて思い出も含めてここにご紹介するつもりです
さて大垣に着いてまず向ったのは「結びの地記念館}ここでは館長さんに事細かに
そしてユーモラスなお話を伺いました もし大垣、結びの地へおいでになるなら
ここから吟行をされることをおすすめします
館長館の自慢の一句 「 がに又のみようみまねに阿波踊り 」 素晴らしいですね
http://www.ginet.or.jp/haiku/simin/index.htm
投句を忘れたご同行の皆様、インターネットでも出来ますよ
当時、芭蕉翁の旅衣の「紙襖」美濃和紙に藍・柿渋で染められたものです
蛤のふたみに別行秋そ はせを
( 伊吹山山頂 )
久しぶりにブログの更新です 事情の分からない方にはご心配おかけしました
10月9日にころころの所属の結社「伊吹嶺」の全国俳句大会のために名古屋へ
行ってまりました 当初は欠席投句をしておいたのですが、8月の中旬に関東
支部長を通じて栗田主宰から同人推薦の打診を頂きました
まだ伊吹嶺の理念「即物具象」を詠みきれていないこと、仕事もまだ現役を
続けたいこと、結社活動をあまりお手伝いできないこと など等 苦慮した結果
誠に光栄なことなので力不足ですがお受けすることにしました
10月9日はその発表(認証)と全国俳句大会への参加となりました
会場では多くの先輩方々に声をかけて頂きまいした また この拙いブログを
見ているとお声をかけて頂き 本当に幸せな一日を過ごす事ができました
翌日、名古屋の友人、東京からも友人が加わり、芭蕉「奥の細道」
むすびの地 大垣へ 大垣から 憧れの伊吹山山頂へ行ってまりました
標高1377mの伊吹山 山頂までは17キロのドライブ 九十九折を登るたび
裾野では24℃あった気温も下がってゆくのを肌で感じました
山頂ではすでに紅葉が始まっています
憧れのと書いたのは ころころにとって目指すもの 伊吹嶺俳句を体得するための
シンボリックなものです
今日の気持ちは ただ ありがとう です
大垣 芭蕉むすびの地記念館のバルコニーより 伊吹山を望む
山頂付近にある芭蕉の句碑