愛知県春日井市の日本酒専門店【地酒屋あさい商店】

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出羽桜 大吟醸 雪慢々 5年熟成

2009年03月01日 13時01分49秒 | ●日本酒
グルメ・お料理コミックの「美味しんぼ」第54巻は【日本酒の実力】という冠がついた日本酒を題材にしたものである。実はこの中では日本酒の歴史や醸造方法、特定名称の違いなど非常にわかりやすく説明しているし、実はぼくもこのコミックを読んで日本酒を勉強するきっかけとなった。ビギナーの方や日本酒をもう少し掘り下げて知ろうと思う人にはうってつけの著書なのだ。人気やネームバリューがあるもの、また専門誌で紹介されたものに消費者は走る傾向にあるが、宣伝しなくても、雑誌などで取り上げられなくても本物の旨い日本酒はたくさんある。
今回は、この「美味しんぼ」第54巻の147ページに登場する【出羽桜・雪慢々】の5年熟成酒を紹介したいと思います。
出羽桜は今や山形県を代表する銘柄に成長し酒質も人の気持ちの入ったぬくもりや温かみを感じる柔らかいお酒です。中でもこの蔵の最高ランクにあげられる【出羽桜・雪慢々】は日本酒の最高レベルである大吟醸のなかでも5本の指に入るすばらしいお酒です。瓶燗(びんかん)=お酒を生のまま瓶詰めし、瓶詰めしてから温度を62度~64度程度に上げ火入れ殺菌する方法。を採用した先駆け的な大吟醸でもあります。
その定評のある大吟醸を氷温冷蔵庫にて5年間の間瓶熟成させたのがこのお酒です。その味はシャトー・ムートン・ロートシルトのバロン・フィリップ・ド・ロスシルドとロバート・モンダヴィが造るカルフォルニア・ワインの最高峰【オーパス・ワン】に通ずるものがあるとぼくは思います。
【出羽桜・大吟醸・雪慢々・5年熟成】は5.000円(税抜き)というお値段では明らかに安く、その実力は万を超えてもおかしくない。調和の取れたバランスと味、酸味と苦味、旨味の融合感、崇高な香りは他を圧倒しているといえます。


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