「何を食べよう」と双璧をなす「どこへ行こう」という問題を抱えつつ、何とか行き先を決めた。で、1時間ほど車を走らせ、越谷レイクタウンに着いた。
近くに来たことはあったけど、ここのショッピング施設に入るのは初めてだった。着いたのが13時過ぎだったので、食事を取ろうと飲食店が並ぶエリアを歩き始めると、どこの店の前も多くの人が列を作って順番を待っていた。そんな中、順番待ちを機械で受け付けるお店を選んだ。
さて、車でどこかに行こうと思うと、最近はこうした複合商業施設を選んでしまう。駐車場があり、一つの場所でさまざまに楽しめるというのは、子ども連れやお年寄りにとって楽なのだろうと思う。実際、足の悪い母を連れていく上で、車椅子を借りて歩き回ることができるのはありがたい。
それでも、こうした施設を手放しで歓迎するというところまでは心を開けない。やはり、地元に密着した商店街のようなところの方が落ち着く。
ただ、そうした場所が衰退しているのは全国に共通している。一方で頑張っていて多くのお客さんで賑わい活気あふれる商店街もある。そうした成功例が全ての場所で有効であるはずはないだろうし、人の心の移ろいも絡むので、さまざまな策を代わる代わる打っていく必要があるだろう。
そういった取り組みに携わりたいと思いつつ、そこに踏み込めずにいる。