そもそも、ハリウッド映画を観ることなどほとんどないし、その範囲をヨーロッパに広げたところで鑑賞数は増えない。アジア映画は「洋画」の範疇に入るのかどうかもわからない… 観るのは大半が日本映画だけど、日本アカデミー賞など全く興味がない。どちらのアカデミー賞も「アド街ック高感度30人委員会」ぐらいの権威しかないのかもしれない。
一方で、北海道夕張市で毎年開催されている「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭」の継続が危ぶまれ、応援基金の募集が行われている。
夕張市が財政再建団体に指定されてから8年。その時にも存続が危ぶまれたものの、有志の協力を得て開催が続けられている。
実際に映画祭には行ったことはないけれど、地域を元気づけるイベントというのは続けられるものなら続けてほしいと思う。しかし、今回は会場のうちの一か所が老朽化のため閉鎖されることとなり、多くの協力を得て代替の開催場所を探すのだという。
趣旨はわかるのだけど、それって新しい会場を建設するということなのだろうか。既存の施設に手を入れて有効利用するのだろうか。それとも、近隣の市町村で会場を借りるということなのだろうか。まあ、後者はないだろうし、またやろうとしてもそれほど難しくはないだろう。だけど、前者の場合、いったいいくらあれば実現できるのだろう。ホームページを見ても何を目指しているのかが見えない。新しい会場を作るといっても、恒久的な施設だとすれば一年の大半は映画祭が開催されない日なので、どのように利用するのかを考えなければいけない。それとも、開催期間中だけ仮設の巨大テントを設営するとかなのだろうか。それならばできないでもないだろうけど、雪は大丈夫なのかな…?
今すぐは協力できないけど、何かできたらとは思う。でも、漠然とした内容に躊躇してしまう。
まあ、こんなあれこれ言う奴には協力などしてもらわなくてもいいのかもしれないけど…
僕は、何年かぶりに来月所沢で開催される「ミューズ・シネマ・セレクション」に行ってみる。