それでも、もし、ぼくが教科書を検定するのであれば、こんな検定をする。領土問題だが、政府の見解は、通説的見解と必ずしも一致しないこと。領土問題が、主権国家という制度に内在した脆弱性で、世界のあらゆる国の組み合わせに領土紛争があることを記させる。アメリカとカナダの間にさえあるのだ。
英語は、学年ごとの習得単語数の目安のような意味のない制限を撤廃する。最初から、わかってもわからなくても、読むべき、内容のあるテクストを読ませる(どうせ昔の論語や史記の素読だって、わからなくても読んでいるうちに、慣れてきたのだ)。Miss Greenがどうのとかいう駄文はやめる。
教科書を「検定」した結果、薄っぺらい、無味乾燥な、好奇心を刺激しない、つまりは日本の子どもたちの脳を元気にしない紙っぺらができているのだとすれば、これほど日本の国益を損なうことはない。知は無限だという感覚をできるだけ早くもたせること。四角い部屋の中の小さく前にならえではないのだ。
教科書検定って、もしかしたら小学校低学年くらいまでのものには必要なのかもしれない。そして、教科書が検定されているという前提で、教科書の枠に囚われない学びが行われたら、こうした検定制度の意味はあるのかもしれない。。 #クロス
こういうことを書いても、初等中等教育の「標準化」や「品質保証」をあれこれ言っている先生方にはおそらく通じないことは、わかっている。しかし、そういう日本の教育のちまちました雰囲気が、日本のイノベーションや経済成長の妨げになっていることに、そろそろ気づくべきだろう。
東アジア特有の、教科書を国が「検定」する(すべきだ)という文化の中で、それを前提にお互いにああだこうだ言うよりも、そんな教育観から脱して、自由闊達な競争の中に知の切磋琢磨をする文化に脱出した方が、よほど日本の国益になる。日本の教育の将来を、根底から構想しなおすべきだ。
今、RTした、ロンドンの地下鉄の笑撃的ポスターなどが、例えば生きた英語教材なのであって、中学生くらいからこういうのに触れれば、自由闊達な精神が育まれるでしょう。英語学習の死活的に重要なポイントは、どんなマテリアルを使うかということ。
「竹島は日本の領土である」と淡々と言うのは、官房長官の職務であり、政府高官は評論家ではないのだから、理解できる。しかし、「竹島は日本の領土である」と判を押したように言うのは、教育者の職務ではない。教育者の職務は、領土紛争はいかに生じるのかを普遍的に子どもたちに理解させることだ。
辺野古移設が模索された20年前と今とでは軍事技術や戦術なども大きく変わっているのだろうから、「唯一の解決策」と言い切るのは不適切だと思える。 #クロス
辺野古問題も集団的自衛権も、外務省が、自分たちの無力によるリスクを国民や自衛隊員に転嫁することで、自分たちの既得権益を守ろうとしているようにも見える。批判の矛先は外務省に向けられるべきではないか。自衛隊員や海上保安庁職員も声を上げたほうがいい。 #クロス
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本日(4/7)20:55ごろ~21:20ごろ、堀潤さんナビゲートのラジオ番組「JAM THE WORLD」(放送局 J-WAVE)に出演します。本の話を聞いていただけるそうです。堀さんは福島の問題に非常に詳しい方なので、とても楽しみです!
“@happy09dream: @ystk_yrk
明日から新学期です。高校最後の一年が始まります悔いを残さないために何をするべきですか?まずはクラス替えが心配です。17歳学生”
学校に休まず行く事!
学校休んでするような行動は大人になってからいくらでもできるから?今しかないよ
フーゴ・ブラック判事「自由で束縛されない新聞のみが、政府の欺瞞を効果的にあばくことができる。そして自由な新聞の負う責任のうちの至高の義務は、政府が国民を欺き、国民を遠い国々に送り込んで異境の悪疫、異国の銃砲弾に倒れるのを防ぐことである」 この言葉は、米ニューヨーク・タイムス紙が
(続き)1971年6月から連載した記事に対する、米政府の掲載差し止めの訴えを却下した米最高裁判事が述べたもの。NYTの連載は、ベトナム戦争に関する米国防総省の秘密報告書(いわゆるペンタゴン・ペーパーズ)の要約解説記事で、秘密報告書作成に携わったダニエル・エルズバーグ氏らの内部告発
(続き)に基づいていた(今で言うエドワード・スノーデン氏的な人物)。言論の自由と民主主義社会の公益を優先したこの最高裁判決により、米国民は自国政府の場当たり的でお粗末な意思決定の内情や、国民がどれほど事実を知らされず、逆に世論操作で誘導されていたかを知り、大きなショックを受けた。
首相や大臣が、職務に堪えない行動をとっても辞任しない。野党も大手メディアも、以前は辞任に追い込んだが、今はその仕事を全然やらない。権力が腐敗しているのを見ても、周りの同業者が何もしなければ、自分も何もしない。放置された腐敗は周囲にどんどん広がり、やがて除去が不可能なレベルになる。
「沖縄県民の反発を受け米国の知日派の間で『このままで大丈夫か』と不安の声が広がっている。安倍政権は4月の訪米前に『沖縄と仲良くやっている』とのアリバイをつくりたいのでしょう。しかし、そんなことは沖縄県側は百も承知です」(日刊ゲンダイ)bit.ly/1xZth1R
(続き)「今、沖縄の米兵の間では『反軍(基地)が反米になったら大変』との危機意識が広がっていて、(安保利権マフィアの)ジャパンハンドラーといわれる米関係者の間でも、在沖米軍の在り方を見直す発言が出ている」「安倍政権は日米同盟の重要性を強調しているが、やっていることは正反対」
安倍首相は“国賓訪米”自慢も オバマに冷遇され日程スカスカ(日刊ゲンダイ)bit.ly/1MVzYJk「オバマ大統領からの招待は28日のみで、一通りの儀礼だけ。あとの日程は『ご勝手に』ということ」「議会演説にしてもTPPで日本側が全面譲歩するバーター」
【菅・翁長会談】①
複雑な問題を単純・矮小化して世論を誘導する手法は、小泉元首相が乱用して「永田町」で広まった。歴代自民党政権は、普天間基地移設すら「辺野古か普天間か」と単純化して二者択一を迫り、本質から目を逸らさせた。
鳩山政権が問題の本質に向き合い、海外(県外)移設を図ると、