真中瞳さん、『電波少年』で体当たり企画にチャレンジされたり、『ニュースステーション』でスポーツレポーターをされたりと大活躍だっだ彼女は、笑顔の素敵な美人さんという感じで、僕はそんな彼女がけっこう好きだった。
この映画が上映された際も、そんな理由で観に行った。
彼女の演技は拙さがあるものの、主人公 相葉志乃の不器用さが彼女にダブって見えて、良かったと思う。でも、それ以上に衝撃的だったのが、堺雅人さんの自然な演技だった。当時、彼については全く知らなかったので、こんなすごい俳優さんがいるんだという思いを強くした。彼のその後の活躍は多くの人が認めるところだけど、それを目の当たりにすると、当時僕が感じた印象は間違っていなかったと再認識する。
で、初めてamazonを利用し、DVDを購入した。そして、今日届いた梱包を解き、早速再生した。
終盤に近づくにつれ、映画館で観た時と同じように目が潤んだ。そして、14年前に観た時の気持ちが、はっきりとではないけど蘇る感じがした。
万人受けする作品でないと思うけど、僕は、改めてこの作品をいいと思う。
長澤雅彦監督の作品は、その後、『青空のゆくえ』しか観ていないけど、他の作品も観てみたい。