あしたはきっといい日

楽しかったこと、気になったことをつれづれに書いていきます。

微笑みの行方

2006-11-21 23:55:43 | つれづれ
「人見知り」とは、遺伝するものなのだろうか?

人と付き合う上では明らかに損となるように思えるが、もしかしたら、もともと防衛本能として備わっているのかもしれない。

「この人とはどうしても合わない」という人が、僕にも数名いる。その人たちからはなるべく逃れるようにしているが、逃げ切れるものではない…

昼休み、食事を終え本を読む僕に向かって子どもが走ってきた。ダンプカーを手にしたその子は、ニコニコと微笑を湛えて僕に何か言いたげであったが…

この子にとって僕は、「遠ざけるべき存在」ではないだろうと思うと、ちょっぴりうれしかった
と思っていると、その子はさっさと走り出していった…

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意味ある一日

2006-11-20 23:43:10 | つれづれ
今日は何をやっていたのだろうか…
頭がヴェールで覆われたように、うっとうしい感じが付きまとう

雨を言い訳に、今日はカバンの中に本を入れずに家を出た。ゆっくり寝ながらと思ったのだが、このいやな頭痛がそれを許してくれなかった。
今もこの痛みを抱えながら、パソコンに向かっているのだが…

ついつい眠ってしまった。
全く今日はなんという日だろうか? いや、今日という日も後になって意味のある日だったということになるのかもしれない…
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プレイボーイ

2006-11-19 20:51:20 | つれづれ
芋たこなんきん」は、肩に力が入らず見ていられる。
藤山直美さんと、國村隼さんの絶妙な掛け合いをはじめ、毎回笑いが止まらない。

そうそう、行きつけの飲み屋の女将をイーデス・ハンソンさんが、友人の映画館主を櫻木健一さんが演じていたりと、懐かしい感じがする…って、歳がバレてしまうか

中でも魅力的な脇役が、あの伝説のプレイボーイ、火野正平さんだ。

子どもの頃、彼が数々の女性と付き合っているのを見て、「なぜ一人の女性と付き合いきらないのだろうか?」と思った。多分、世の中の不公平を嘆いたのはその時が最初ではなかったか…

と言う僕も、片思いにせよ、今まで一人の女性をずっと好きでいたことなどなかったなあ

さてその火野さんだが、男の僕から見ても何だかとても魅力的だ。小西美帆さん演じる看護婦さんのセリフで、彼の魅力を語るところがあったが、なるほど、女性はこういう男性に惚れるんだなあ…と

僕は決して完璧な人間じゃないんだけれど、それを目指そうとしてしまう。それが、周りの人から煙たがられるのかも知れない

たまには心の鎧を脱ぎ捨てて、思いっきり誰かに甘えてみたい。
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愛されていること…

2006-11-18 20:44:35 | つれづれ
時々、「自分は愛されているだろうか」と思うことがある。
「愛してる」と言葉では言えないけれど、振る舞いには愛を込めているつもりだ。
でも、「こんなにあなたのことを想っているのに…」と思っていても、「好きだ」という言葉を何らかの形で伝えなければ、その先には行けない…
過去に何度もそんなことがあったが、その度に自暴自棄になってしまい、今の自分がある

今日、映画「椿山課長の七日間」を観に行った。
主演の西田敏行さんと伊東美咲さん、須賀健太くんと志田未来ちゃん、そして河野圭太監督による舞台挨拶では、和やかな中に作品に対する自信みたいなものを感じた。
そうそう、伊東美咲さんはやはりきれいだった あの強く、輝く瞳に魅了されるのは、僕ら男性だけではない…よね
そしてその声の美しさにも、ほのかに

人が死んだ後、残された人の悲しみの大きさで、その人が受けていた愛を量ることがわかる。でも、死んでしまった本人にはわからないんだよね。仮にそれを知ったとしても、それは本人にとっていいことなのか、悪いことなのか…
主人公の椿山課長たちは、それを知ることを選んだ。そしてその結果は…

西田敏行さんと伊東美咲さんは、同一人物という設定で、本編で一緒になるシーンはなかったが、お二人のコンビは何だかしっくりしていた。
イケメンと美女のコンビだったら、嫌味なだけだし…って、ただの僻みだね
彼女の出るドラマはあまり見ないが、その存在感は稀有だと思う。この作品では、彼女の魅力が存分に活きていたんじゃないかな。

そして、余貴美子さん、いいなあ

この作品は、多分映画史を飾るような作品ではないだろう。
けれども、何かの拍子にふと思い出したくなるような、暖かい作品だった。

死ななくても、愛されていることは確かめられる。
でも、伝え合い、確かめ合っていないと、その愛は消えてしまうものなのかもしれない。
「ありがとう」、「うれしい」、そして「愛してる」を、声で、手紙で、身振り手振りで伝えよう。死を選ぶ前に、死を選ばせる前に、そして、失ってしまう前に…


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睡魔

2006-11-17 23:21:17 | つれづれ
僕の隣にはいつも睡魔がいる。
季節の変り目などは、四六時中眠りの国へ誘い込もうとする。
そのたびに大きな欠伸をさせられる…

昼間の電車に乗ると、彼は俄然張り切りだす。
そして、僕のまぶたは重力に耐え切れなくなる…

でも、そんな時は彼の誘惑に従ったほうがいい…
そう、従ったほうが気持ちいい…
それでいい…

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秋が行く・・・

2006-11-16 22:13:48 | つれづれ
暖かい日が続いていたと思ったら、朝晩はもうすっかり寒くなっている。
木々を彩る葉も、先日吹き荒れた木枯らしに乗って旅立っていった。
瞬く間に冬が近づいていた…

昨日、乗換駅でまわり道をしていたら、通路が青白いデコレーションで飾られていた。そしてその先では、もうクリスマスの飾りを売り始めていた…

紅葉情報をいろいろ書こうと思っていたのだが、ちょっと休んでいるうちにタイミングを逸してしまった。

週末には、楽しい話題を書きたいなあ~
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行き先

2006-11-15 22:59:37 | つれづれ
昨日、登校中の児童8人が行方不明になったという報道に心配していたが、無事保護されたことを携帯のニュースページで知り、安心した。

ところで、彼らを「あてもなく」歩かせたものは一体なんだったのだろうか。そして18時間もの間、彼らは何を思いながら歩いていたのだろうか。

改めて「児童養護施設」をウェブで検索してみる。
最近では、親を失ったり生活上の問題からよりも、親からの虐待により入所している子どもたちが多いそうだ。

彼らの置かれた現実は、あまりにも厳しい。
でも、彼らが希望を持てる社会を実現する責任を、僕ら大人は持っている。

あてもなく歩き続けた8人の行く先にあったものは…と思いながら、何だか涙が出てきてしまった
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つなげる・・・

2006-11-14 23:58:02 | つれづれ
今観ている連続ドラマは、「14歳の母」くらいだ。それも、録画したものを先々週の回までやっと観た。
テーマは重いが、それを真正面から丁寧に描いているように感じる。主演の志田未来ちゃんは、「女王の教室」が印象に残るが、今回もそれ以上に難しい役に挑んでいる。僕もその年の頃、同級生の女子が時々見せる大人びた表情に、ハッとしたことがあったような…

恋愛経験が乏しいので偉そうなことは言えないが、会話を、そして静かな時をともに楽しめるような人が現れたらなあ…って、静かなままでは、最初の意思疎通もできないな

ところで、出生率が予想以上に下がっているという。確かに、子どもたちの置かれている現状を考えると、生むという選択は難しいのかな? 考えてみるまでもなく、夢や希望にあふれた世界などどこにもない。けれどもそこに光を与えてくれるのが子どもなんだと思う。

14歳で母になるのは、いろいろな問題はある。
でも、母になる、そして父になる。そう、つながっていくということは素敵なことだろう

…ああ、今日も終電の時間だ
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笑顔

2006-11-13 22:57:45 | つれづれ
昼休み、いつものように散歩して職場に戻ろうとすると、いつものように親子連れがベンチで食事を楽しんでいた

おかあさんが彼女の口にご飯を運ぶと、ニコニコしながら口を動かしていた。あまりにもいい笑顔だったのでしばらく目を留めていると、その笑顔のまま手を振ってくれ、思わず手を振り返した

たまにクロスシートの電車に乗っていると、おばあさん(とも限らないが)に抱かれた子どもがこちらに向かって手を振る光景を見かける。こちらも振り返してあげようと身構えるのだが、そう思うと彼らは車窓に現れない。そのうちに、首と眼が疲れてきてしまうんだなあ…

子どもの頃、どんな気持ちで手を振っていたのか、なかなか思い出せないが、今の子どもたちの、その笑顔に応えたいと思う
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楽園

2006-11-12 21:13:28 | つれづれ
今日は晴れ。久しぶりに画用紙を持ち出かける
また日比谷公園にでも行こうかと思ったが、コースがずれて結局浜離宮に着いた。実は、ここに入るのは初めてである。

開門時間より10分ほど早く着いたが、銀杏並木からの木洩れ日が気持ちいい
門を入ると目の前に緑が広がる。起伏がないようで、その分広々とした感じがするのだろうかと考えながら、いにしえの楽園の奥に歩を進める。そしてその中に小高い丘を見つけ、頂上を目指した

ちょうど「中島のお茶屋」が見渡せる位置だったので、ベンチに陣取りスケッチブックを広げた。

しかし、今日は先日までの暖かさが嘘のようだった。

折からの強風が、池の水面に漣を立てる。
水鳥たちは体を縮め、水面に漂う。
まだ青々とした木々の中に、赤みがかったものが数本…
この冷たい風とともに、冬は確実に近づいている。

帰り道、映画「椿山課長の七日間」の前売り券を買おうと劇場に寄ったところ、初回舞台挨拶の分がまだあると言うので、つい買ってしまったのだが、タイトルを間違え恥ずかしい思いをした

そして、昨日WEBの予告編を観て、「暗いところで待ち合わせ」を観たくなり、前売券を購入した。そう、井川遥さんも出ているんだなあ~

先日買った本を読みながら、今年の秋はいい秋なのだろうかと自問してみたが、答えは冬になってからまとめよう
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