Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

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タイヤの問題

2022-08-22 20:48:38 | Hino Samurai

本日の山陰は曇り時々晴れ・・・午前中は急に強い雨が降りました。
と言っても私がもう畑から中に入った後だったのと短時間だったので助かりました(笑)

今日も畑でオクラと茄子とピーマンの収穫をしました。
茄子は前回の収穫から少し時間を空けていましたので結構大きくなっていましたね。
オクラは少し数が減ってきたような気がしますが・・・来年はもう少し多めに種を巻かないといけないかもしれませんね。

今年、不調な果物は・・・西条柿とイチジクですね。
葉っぱが黄色くなって落ちるようなことは無かったのですが実が少なめで成長が遅いです。
毎年8月10日頃には第一陣が収穫できるのですが・・・今年はまだ2個しか収穫していません。

前回ヒノサムライをブログに書いたのはいつだったのか・・・
ずいぶん時間が経過しているのですが・・・
全く何もしていなかったわけではなく・・・ブログに書くほど進んで無かったと言うことなんです。
問題点が2点ありましてその一つがリアカウルを開閉式にしたためにリアカウルの前側の強度が少なくてボディの合いが良くなっかったのです。
まあそれでも完成後には強度は十分と思いますのでボディの面を合わせるための加工をしておりました。

ボディのコクピットから前側に比べますとリアカウルの前側が強度が低いみたいですね。
まあ細い部分でもありますしリアカウルの後部は肉厚で重いと言うこともあります。
少しでも軽くしてあげようと思いまして・・・リアホイール・タイヤが収まる部分を削って薄くしておきました。
と言うのもリアホイールの外側にはホイールをカバーするようなデザインになっていますのでここが厚いとホイール/タイヤが内側に入ってしまって格好が良く無いのです。
格好良くするためにもリアホイールハウスの部分は薄くしなければなりません(これはプロポーションモデルの時も同じですね)
相対的にカウル側が低いのでパテを少しだけ盛りましょう。
余分な部分にパテが付かないようにマスキングをしておきます。

パテが硬化するまでにマスキングテープは剥がしましょう。

前に剥がすのを忘れていてパキパキに固まってしまった事がありました、あの時は剥がせなくて苦労しました(笑)

一晩経ってからパテを削っています。
ボディとツライチになるように削るのは当たり前ですね。

同時に後半部分をすり合わせしています。
まずボディが格好が良く無いとね・・・いけませんから。

仮組み台のシャーシにボディを戻しましてセットしてみます。
ちなみにもう一つの問題はタイヤの件です。
今までリアタイヤはフロントよりも少し大きめのものを使って仮組みしていましたが・・・どうも良く無いのです。
何がどう良く無いのかと言いますと・・・
タイヤの外径が大きすぎてリアカウルの上側の絞り込みと干渉するのです。
まあ実車と比べてホワイトメタルのボディでは厚みがどうしても出てきますので仕方がないかもしれませんが・・・
そしてもう一つはタイヤの材質です。
一般的なタイヤはゴム質の黒い樹脂で作られていますが・・・最近タイヤが溶けたとか油を吹いたので直して欲しいと言う相談が結構多いのです。
タイヤは本当に弾力性のある柔らかいゴム質の樹脂でなければならないのか・・・と言うことなんです。
耐久性を考えれば硬いレジン製のものの方が長持ちしますん。
できれば長く楽しんで欲しいので今回はレジンのタイヤにしてみようかと思っています。

そしてヒロントと同じサイズのタイヤならここまで外側にタイヤ/ホイールを外側に出すことができるのです。
ギリギリまで外に出せると格好いいですよね・・・(笑)

で・・・数日前にブログのどこかに書いていたタイヤの原型を出してきてキャストの準備をしたわけですね

そして修理物件の仕上げです。
昨日シリコン型を作っておきましたワイパーです。
シリコンが机の上のマットに付かないように新聞のチラシを敷いて作業です。
いささか広告の方が派手でしてシリコン型が分かりにくいですね。

シリコンの一部をカットして原型となったワイパーの部品を取り出しました。
この後ワイパーは元のミニカーに取り付けておきましょう。

で・・・早速レジンでキャストしました。
真空を使っていますので気泡も入らずこんな感じでキャストしています。
上のレジンが透明なのはまだ硬化前だからです。

硬化しますとこの様にいつものレジン色に変化します。
細いものは特になのですが・・・レジンの硬化する時に出る熱が少し冷めてから取り出さないと曲がってしまいますから要注意です。

上のレジン色のものは今回キャストしたもので下側はオリジナルのワイパーです。
良いものを作ろうと思ったらプラ板を使って実車のワイパーに近い形状のものを作るのですが・・・
元々付いていたミニカーのオリジナリティーを重視される考え方もありますから・・・
どちらが良いとは単純に言えない部分ではあります。

ワイパーはこの様に元のミニカーに戻しました。
もうすっかり壊れた事はわからなくなりました・・・。

続いてワイパーの塗装です。
複製だけのご依頼ですと塗装は通常やらないのですが・・・今回は仕上げもして欲しいと言う事なので・・・
脱脂をしてからサフを塗ります。

続いてグロスブラックに塗りました。
今回3本のワイパーを作って欲しいと言うご依頼でしたが・・・
全部で6回キャストをしまして6本のワイパーを作りました。
カラーはグロスブラックがミニカーに一番近いのでグロスブラックを3本塗りました。

実車のワイパーは多分フラットブラックなんですが・・・反射で眩しいとドライブミスにつながるので・・・間をとってセミグロスブラックの物を3本用意しておきました。
予備の意味もありますし取り付けてみてどちらが良いのかお客さまに判断していただきましょう。

この後、発送準備をしておきました。
この黒い箱を皿の余裕のある段ボールに入れて発送です。
もちろんゴミや埃が付かない様にエアキャップで巻いてから段ボール箱に入れています。

ミニカーはこの黒い箱にビス止めしてありますのでひっくり返っても壊れる心配はないと思います。
最後にリアウイングの下側に何か詰め物をしておきましょうかね〜やった方が良いのかやらない方がいいのかなかなか難しい判断ですね。
到着はお客様の都合で29日の予定です。

明日もサムライを進めますよ・・・このところ更新が少なかったからね〜(笑)
と言っても明日と明後日はまた母を連れて病院行脚がありますので時間がどれくらい取れますかね〜ちょっと心配。
その上に明日はまた5時起きでブルーベリーを収穫しなければなりません・・・この休みもハードですね。

 


ミッションの位置ぎめ

2022-08-08 21:55:04 | Hino Samurai

本日の山陰も天気が良くて暑かったですよ。
気温は36度くらいかな〜!!
出勤して外で畑で収穫しまして昨日シルバーさんに中庭の草取りをお願いしていましたがコロナのために人数が少なく抜いた草を運べなかったんですね。
なので本日私が抜かれた雑草を集めて運びました。
これだけやっても汗だらけでしてね・・・疲れますわ!!

ですがこれで作業を終わらせるわけにはゆかないのですね・・・
倉庫の中の段ボールを片付けてから軽トラックに積んで自宅まで帰り自宅の古新聞や段ボールを載せてリサイクルステーションに運びます。
このリサイクルステーションでは専用のカードにポイントを貯めて500ポイント貯まりますと500円のクオカードと交換してもらえます。
で・・・Cafeまで帰ると既に10時半を過ぎていました。

Cafeの玄関の下駄箱の棚の上にこんなものが飾ってあります。
陶器でできた魚の置物なんですが。
これは父が元気な頃に海外旅行(多分ハワイかと)に行って買ってきた陶器の熱帯魚なんですね。
父が亡くなってからずいぶん片付けましたが家内が見つけて保管しておいたものなのです。
確かに配色が独特で雰囲気がいいように思います。

11時半まで本業を進めましたが、今日は結構暇だね〜と言って少し早い昼食を準備して出来た途端にお客様がいらっしゃいました。
大体こんなパターンなんですよね。
カップ麺にお湯を入れた途端にお客様がいらっしゃって伸び伸びになってしまうパターンなんです(笑)

で・・・出来立て熱々の昼食が適度に冷えたところで昼食です。

そこからが大変でした・・・次から次にお客様がいらっしゃいまして結局今日はいつもの時間にならないと(いつもよりも遅めだったかも)厨房係を卒業できませんでした。

ミッションにクラッチケースを取り付けてみました。
ミッションとクラッチとエンジンを強固につなげるためにセンターに1.2mmの真鍮線を差し込んで固定します。

シャーシにエンジン・ミッションを取り付けてタイヤを装着しますとこんな感じになります。
本来はドライブシャフトが後ろ向きに曲がっていますが・・・今回は車体を支えないといけませんのであえて真っ直ぐにしておきます。

続いてホイールを加工します。
ホイールはスペアタイヤ用でしてセンターの部分に大き目の穴がありますしホイールボルトの穴も空いてないといけませんね。
車体の取り付けるホイールはこの様にシャフトを取り付けるための差し込み部分がありますがスペアタイヤではこの部分は削ってしまいましょう。

スペアタイヤのホイールは加工後にはこんな感じになりますね。
あ〜ちなみに通常の場合スペアタイヤはフロント用になります。
まあ小さくて軽いですからね〜!!

スペアタイヤはこの位置にこんな感じに積まれています

ただしピンセットでは支えていないですけどね・・・(笑)

 

そして時間外の残業ですね。
今日はリアのサスペンションの部分を組み立てています。
実車のこの部分は余り見ることが無いのですがプラモデルですと簡単に見ることができますね。
そういえばこの接着剤ですが・・・
地元の模型屋さんが閉店された時にご連絡を頂き塗料や接着剤・シンナーなどをお譲りいただいた時に一緒に頂いたものです。
まあこれもご縁ですね〜
ちょうど良いタイミングで役に立ちました。

続いてシャーシを組み立てています

リアのサスペンションやフロントのエンジン部分なども組み立てています。

キャビンを乗せてみましょう

雰囲気は・・・どうでしょうね??

まだわからないかもしれませんね(笑)

明日はクレーンの塗装を行いましょう。

 


ボディのホイールベースが変わるとかなり大変ですね。

2022-08-07 22:03:19 | Hino Samurai

本日の山陰は朝の内は雲が多かったですが午後からは雲が多かったように思いますが、午後からは晴れて暑かったですね。
あ〜いやいや、午前中も湿度が高くて過ごしにくかったです。

出勤してすぐにオクラの収穫をしましたが・・・
暑かったですよ。

その後は畑の草刈りです。
今年は雨が降ってその後高温が続きますので雑草がめちゃめちゃ育ちます。

なので草刈りをしました。
畑の草を1時間ほど刈りましたが・・・上着は汗でベトベトです。
この後上着を脱いだら・・・汗で重いのです(笑)

途中気がついたのがこちらです。
ガレージの外側に出しているハイビスカスの花が1輪だけ咲きました。
この花・・・好きなんですよね。

如何にも夏という感じがなんともいえません。

前にパテを盛っていた部分を削っています・・・がこれは全く無駄になりそうです。

理由ですか?
ホイールベースを伸ばすために色々加工しなければならない部分が多いのですね。

まあそんな事情はこの後で発覚です(笑)
リアカウルの内側を削っています。
リアホイール/タイヤはなるべく外側に出しておいた方が格好がいいですよね。
なのでリアカウルの内側を削っておかなければなりません。

まずは向かって左側から削っています。
右側はキットのままなのでこんなに厚いんですね〜。
まさかこのまま組み立てる方はいないと思いますが・・・(笑)

リアカウルの内側を削って精一杯リアホイールを外側に出してボディとカウルをセットしてみました。
何処に問題があるのかわかりますか?
私が見る限りですが・・・リアが下がっているように見えますね。
これではちょっとね〜。

なので先にリアホイールのセンターを決めます。

リアホイールのセンターは鉛筆で引いた線の部分が良さそうですね。

続いてホイールのセンターの位置を調整しなければなりません・・・
レーシングカーの場合はエンジンミッションをセットにして後ろにずらせば(模型的にですけど)それで辻褄が合うのですが・・・

実はこの模型には表現の上でちょっと問題があるのです・・・まあ実写の写真でもしっかりは確認できないのですが・・・。

何処が問題なのかと言いますと、通常ののタイプのレーシングカーの場合エンジン・クラッチ・デフ・ミッションの順番で並んでいるのですが・・・この模型にはクラッチハウジングがないのです。
多分資料写真になかったので省略されちゃったのかもしれませんね。

通常はエンジンのすぐ後ろがクラッチハウジングなんです。
ただヒノサムライの場合はエンジンが1.3Lと小型なのでクラッチもそんなに大きなサイズのものが必要ではありませんからフレームの影に隠れて見えなかったにではないかと想像します。

一度仮組みをしましたので瞬間接着剤でガチガチに接着されていますからアセトンにつけてエンジンとミッションを分解しました。

それともう一つ・・・
エンジンの下側にあるシャーシ部分のメタルの板ですが、キットではここに足回りを支えているフレームを接着しているのですが実車ではここに板はありません。
せっかく作った真鍮製のフレームですがどうせ作り直しになりますからこのシャーシの余分な部分をカットしておきましょう。

そしてクラッチハウジングのケースを旋盤で削っています

素材は洋白ですね。

厚みや形状などアレコレと気になる部分がありましてこの後5回も作り直しになりました。
なかなか微調整をするのは難しいですね。

結局使ったのはこちらですね。
厚みは2.0mmのものでこんな感じに組み合わせられます。

実は今日から時間外の仕事が始まります。
青森のお客様のご依頼でデコトラのプラモデルを作ります。
この方のご依頼もちょっと訳ありで急ぎます。
なるべく早く仕上げてお送りしないといけないかも・・・しれません。

今日はさっさとエンジンの組み立てですね。
久々のプラモデルなのでなんだか変です(笑)
でもプラモデルってある意味フルディティールなんですねエンジンもミッションもリアの足回りも表現されています。

続いてフレームです。
少し組み立てを進めますと勘所を思い出しました(笑)

明日はクレーン車の順番なのですが・・・塗料は送っていただいたのであるのですが硬化剤とシンナーは入手の必要があったために
取り寄せで注文しましたが・・・届かないのです。
西濃運輸で送られていますが・・・まだ届きません。
今朝(深夜!?)早くに松江市まで届いているのですが西濃運輸は日曜日には配達がないらしいのです。
明日もいつ届くかわからないので明日もサムライを進める予定です。

あ〜その前に昨日と本日草取りをしていただきましたので・・・中庭の草を片付けなければなりません。

 

 

 

 


ヘッドライトの凹みを削りました

2022-07-29 21:43:38 | Hino Samurai

本日の山陰は晴れていて大変日差しが強かったですね。
朝は例によって畑で収穫し・・・
終わったら少し時間があったので赤いお馬さんを外に出して掃除をしまして・・・
ついでにガソリンスタンドまで走ってきました。
先週と比べて少しガソリンの値段が下がったので・・・
でもびっくり・・・
セルフなので10000円札を入れてガソリンを自分で給油するのですが・・・8500円入れてもまだ満タンにならず・・・8500円と言うことは1L当たり170円(税込)なので50Lですよ!!
オートストップが一度もかからないと言うことは・・・まだまだ入ると言うことですね。
は〜っ!?こんなにガソリン代を一度に使ったことがない小心者なので・・・ここで終了しておきました(笑)
帰りは少し大回りをして20分ほどドライブしましたが・・・暑いです。

最近コロナが市内で多いのでお昼は暇だろうと思っていましたが・・・そこそこ忙しい。
もう皆さんあまり気にされてない様ですね。
私はクタクタになりますけど(笑)

で・・・午後からは本業を開始します。
赤いお馬さんにも少しだけ乗ったので頑張って仕事しないとね・・・。

今日はシルビアを発送しました、ブログのコピーも少し遅れて発送しました。
明日午前中には到着の予定です・・・
少し焦っていたので印刷中の写真は無しです(笑)

そしてヒノサムライです。
今日は重要な仕事の日なのです。と言うのも・・・ライトの凹みを削って仕上げなければなりません。
これでヒノサムライの顔つきが決まる大事な仕事なのです。

まずはノーズの先にある2つのライトの方を削ります。
糸鋸で少し内側に切り目を入れておきます。
いきなり線の上を切って切り過ぎてしまうとまた修正をしなければならないので用心します。

細かな修正は木片にペーパーを貼ったものでシコシコ削ってゆきます。
左右の形状は罫書き線を入れていますのでこれを信用するしかありません。

あ〜っ、ここで一つだけミスしました。
手順が違っていました・・・(滝汗!)

このライトの凹みをカットする前に型取りをしておかなければなりませんでした。
なぜかわかりますか?
ライトカバーを作るのでライトの凹みがない状態で型取りをしておきますと後で埋めなくても良いので楽ができるのです。

「型想い」という商品名だったかな?樹脂製の型取り粘土(?)で型取りしておきます。
この樹脂は鍋に入れて煮て温度を上げますと柔らかくなって型取りが出来ます。
まあシリコンに比べますと大まかな物しか取れませんが・・・。

型取りをした「型想い」にレジンを流して固めます。
失敗した(またですか??)のは・・・このレジンですが硬化する時に熱が出ます。
熱が出ますと樹脂とレジンが一体になってしまい剥がれないのです。

でもなんとか掃除をして綺麗になりました。
ドライヤーで温めて「型想い」を柔らかくして取り除きました。
余計なことでしたね(笑)

続いて凹んでいるライトの部分にパテを詰めましょう・・・
ここを削る前だったらこんな事はしなくて良いのですが(笑)

いよいよメインのヘッドライトです。
これで顔付きの大部分が決まります。
まずは片側です

そしてもう一方です。
両方削ってみました・・・

気泡がありますからもう1度パテを盛っています。
ついでにリアカウルの部分も少し盛っています。

ライトの凹み部分ですが・・・
もう少し削ってみましょう、全体にスムーズになる様に削っては盛り削っては盛りを繰り返します。

最後にサフを塗って確認ですね・・・
もう一度整形しないといけないかな〜と思ったりしています。

削っては盛り削っては盛り・・・なかなか時間がかかりますね。


ボディ前半とライトの形状がやっと決まりました・・・

2022-07-20 20:00:44 | Hino Samurai

本日の山陰はこの所の雨天が嘘の様にいい天気になりました。
昼間はアブラゼミの声がうるさいこと・・・(笑)
夕方になりますとヒグラシが鳴いています・・・不思議なことにミンミンゼミは今だに声を聞きませんが・・・。

こんな天気なのですが朝方まで雨が降っていたらしく出勤途中の道路には所々水溜りができておりました。
またアメリカザリガニが道路に上がってきて私の車に停止命令を出すようにハサミを振りかざしていました。
まさか道路を横断するのに車が止まるように手を上げていたわけではないと思いますが・・・。

いつもの時間に出勤して午前中はブルーベリーを収穫しておきました。
昨日は2時間半ほど途中まで収穫しましたがまだ残っていたのです。
今日は残った部分を全部収穫しましてこれで数日は収穫しなくても済みますね。

午後からは通常の業務です。
昨日塗った木製の展示ベースですが・・・乾燥中に1個だけ落下してしまいました。
今朝到着してから塗装ブースをみますと落下して角の部分が欠けてしまっていました。

結構大きく欠けてしまっていまして・・・パテを使って角を修正しました。
その後ラッカーを使ってタッチアップしました。
元の木の風合いが再現できるように古くなった小筆を使って木目を再現しました、周囲の木部と同じ風合いになるようにするのが結構大変ですが・・・
どこに傷が付いたかわかりますか?
画像の中央あたりですよ(笑)
よくわからないかもしれませんね。

この次は普通の木製ベースの塗装手順に沿って仕上げをしておきましょう。

さて、ここからが本業開始の部分ですね。
第一回目のパテを入れてから削ってサフを入れましたね。
比較しますとボディの左側のFフェンダーの膨らみの幅が0.5mmほど狭いように感じましたので

もう一度パテを入れています。

2回目に盛ったパテを削ります。
周囲の形状と馴染むように削ってゆきましょう。
パテを盛る前の不足した寸法は0.5mmほどなのですが斜めの面の部分も必要ですので1.0mmほど余計に盛ってあります。

続いてもう一度サフを塗って様子を見ます。
左右の幅はこれで大丈夫そうですね。

ボディの幅はなんとか修正完了しましたが・・・実はここからが本当に難しいのです。
ライトの大きさや形状を決めなければなりません。
この写真を見ますとライトの凹みは結構小さいような気がします。

ミニカーのボディにはマスキングテープを使ってライトカバーの形状を書き込んでみました。

下の写真でライトのついている部分のボディの幅とライトの幅の比率を調べます。

ライトの大きさや形状は車の顔に大きく影響がありますので大変難しいのです

ミニカーのボディの幅を測定して写真から弾き出したライトの幅は4.5mm程度なのでマスキングテープを貼ってライトの形状を描いてみます・・・幅が4.5mmになる様にしておくのはもちろんですよ。

ついでに前側の補助灯(角形4灯式のヘッドライトという考え方もあります)もヘッドライトの位置関係をもとに鉛筆で書き入れてみましょう・・・
前側の2灯の上側はキットではほぼ真っ直ぐになっていますが・・・実車写真では斜めに見えますのでここでは斜めにしています。

ライトの部分に貼ったマスキングテープを剥がしまして別に準備したマスキングテープをカットします。
左右で反対にしなければなりませんが・・・別々にカットしますと左右で形状が変わってきますのでマスキングテープを粘着剤がついている面を貼り合わせておきます。
そこにボディから剥がした型取り済みのマスキングテープを貼って同時にカットします。
粘着剤同士を貼り合わせた部分を剥がしてやれば左右で全く同じ形状にカットできますね・・・まあカッティングマシンがあればこんな苦労は要りませんが・・・(笑)
無くてもできますよ。
ライト上部にラインを書きましてそのラインに沿ってライトの部分のマスキングテープを貼ります。

そしてマスキングテープが貼ってあるとライトの凹みを削れませんからマスキングテープの周囲を鉛筆で描きます。
これでやっとライトの形状が決まりましたね・・・
見た感じがとても良くなったと思うのは私だけでしょうかね・・・。
キットの形状ではどうしても我慢ができなかったんですよね。
(でもまだ削っていないのでなんとも言えませんが)

まあ作り手の数ほど理想の数がありますからね〜。

明日は新しい製作についてご説明ができると思いますよ。