Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

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ダッシュボードを何とかしたいね

2022-03-29 21:21:44 | 日産スカイライン1800GL   

本日の山陰も天気が良くて最高の定休日でした。
朝は気温が少し低い様に感じましたが出勤してガレージの薪置き場を片付け始めますと日があったって暖かく・・・屋外の作業には良い日でした。
まず雑用のご報告です(笑)

朝一番では昨日薪を全て片付けましたのでこんな感じでした。
まだ薪小屋はそのまあありますね。

本当はそのまま移動できればそれに越したことは無いのですが・・・持ち上げて見ますとそれはちょっと無理の様なので小屋を分解します。
まずは屋根の部分から分解します。
出来るだけ大きなパーツで分解しますと組み立て時も楽ができますね。
ということでまず屋根を外したわけです。
そして柱や横の桟を外しましてあっけなくバラバラになりました。

続いて薪小屋の床も上げたいので必要なブロックを勘定する為にブロックを並べて見たいのですが・・・手前側のH鋼が邪魔になりますね。
このH鋼はガレージの中で車のエンジンを降ろすためにチェーンブロックを掛けようと父が設置したものですが・・・結局一度もチェーンブロックを掛けた所は見たことがなかったですね。
チェーンブロックは持っていたんですけどね。
父が亡くなり私の時代になりますとチェーブロックはエンジンを吊り上げることが出来ますが移動ができないので車体の方を動かしてエンジンをしたの降ろすことになります。
これだと面倒なのでエンジンクレーンを買いましたのでいよいよこのH鋼は不要になってしまいました(笑)

工務店さんにお願いして捨ててもらうのも一つの方法なんですが。
最近鉄屑を持っていくとお金になることを知っていますので自分で捨てようと・・・
多分150kgくらいはありますから1万円以上はくれるはずなんですね・・・欲な話ですが(笑)

切る手段はサンダーしか持っていませんので・・・延長コードを伸ばしてきて準備完了です。

刃を2枚使ってやっと無事に切断しました。
こういう作業は危ないんですよね・・・皆さんは決して真似をされませんようにお願いいたします。
私の場合は多少なりとも心得があります(2年間工務店にいましたから・・・)から途中まで切って裏返してサンダーの刃がH鋼に挟まれないように工夫をしながら切っています。

これが切った部分です。
H鋼の下側に木片を入れて切れてもサンダーの刃が挟まれないようにしていますよ。
このH鋼のサイズなら普通ならガスバーナーを使って切断するのが一般的なんですからね。

H鋼ですがこの長さですと一人で軽トラックに乗せることができます、切ったH鋼は軽トラックに乗せて明日は屑屋さんにGOですね。

帰りには頂いたお金でブロックとドライモルタルを買ってきます。
その材料で薪小屋のベースを作ります・・・リサイクル品で作っていますので効率が良いでしょ!?

右のつけ下ろしの小屋の右側に入っているのは薪小屋の屋根ですよ。
薪が消えてしまったわけではありませんよ(笑)

続いて明日ブロックを買ってくると書きましたが数を数えておきます。
10cm厚のブロックで角を8枚と普通の10cmのものを24枚かな・・・積めるかな??
そうそうドライモルタルはとりあえず5袋かな〜。
薪小屋がなくなった所はなんだかスッキリですね〜。

仕事が終わったら次は本業です(何か言い回しが変ですね・・・疲れてるのかな・・・笑)

今日はスカイラインですね。

いよいよ内装のモデファイに入ります。
まずはダッシュボードですが2000GT-Xは確か7つの大小のメーターが並んだ物だったと思いますのでこれで正しいと思いますが・・・。
1800GLはちょっと違う・・・はずなんですよ。

1800GLの場合はステアリングシャフトを中心にして3連の大きなメーターが並びますがメーターパネルから少し奥に奥まった状態で取り付けられます。
まあ2000GT-Xも奥まっていると思いますがイグニッションのミニカーではペラっとデカール一枚なので・・・
フライス盤を使って奥まるように1.0mmほど掘り下げておきました。

デカールを貼ったままエンドミルで掘ったらデカールが粉々になったかと思ったら・・・
こんな凹凸が出てきました。
メーターの部分にせっかくモールドがあるのにデカールをペタッと貼ってあったんですね。
何と勿体無いことなのでしょう・・・デカールで済ませるのであれば凹凸は要らないですよね。

続いて先日作ったステアリングホイールのスポーク部分にホーンボタンの凸をつけましたよ。
純正のステアリングは何と野暮ったい形状をしているのでしょうね〜。
でも古くなりますと純正品を探している方は多いとか聞きますが・・・

次はちょっとピンボケなんですがプラ板を切って部品を作っています。
これはフロントシートの頭上についているサンバイザーですね。
イグニッションではルーフのモールドに一体整形されていますが塗り分けも大変ですから別部品にしてみました、ここを別部品にしたのは初めてかもしれませんね。

一体整形のイグニッションの部品!?はこんな感じですね。
ちょっと塗り分けは難しいような気がします。

ついでにサンバイザーの間の部分に何かついているのに気がつかれました?

実は

この部分に時計がついているのですが、1/43スケールでは屋根の厚みが実車に比較して厚いので時計が付くだけの余裕がないのです。
でも何とかしようかと考えて・・・作ってみました。

と・・・ここで本日の製作は終了です。
明日は488と薪小屋の基礎の製作をします。

 


車高を決めます

2022-03-26 21:34:03 | 日産スカイライン1800GL   

本日の山陰は朝から雨が降っていました・・・風も強いしまるで春の嵐といった感じでしたね。
それでもお昼頃には雨も止んで風は強いですが南風が吹いているようで比較的暖かいですね。

そんな土曜日の少しゆったりした朝だったのですが・・・新聞を読んでいて気がつきました。
また一人、3月21日に大事な知り合いが亡くなりました。
とても残念な事なのですが松江市のホビーショップウエストの堀江さんがお悔やみ欄に出ておりました。
少し前ですが私が初めて静岡ホビーショーに行ったのも堀江さんが業者招待日に登録してくださって一緒にいきました。

もう私がこの仕事を始めてから19年になりますから20年近く前のことかな〜。
兼ねてから病気療養中でした。
昨年の11月か12月ごろには病院から電話をしてくださったり少し声は掠れていましたがそれでも元気な様子に聞こえました。
「少し痛くなったから病院に自分で入ったよ」とおっしゃったのが声を聞いた最後だったかな・・・。
そうそう、それと奥さんが店番をしていらっしゃるのですが大変そうだから週休二日にしたともおっしゃっていましたね。
「本当なら火曜水曜をお休みにしたいところだけど渡部さんが買い物に来れなくなるから、うちは水曜日と木曜日にしたよ」ってお話もしましたね。

出勤して早速、お悔やみに伺いました
21日に亡くなられていて今日はもう26日ですから葬儀も終わっているかもしれませんのでとりあえず先にお店の方に伺いました。
シャッターは閉ざされていましたが張り紙には今日の午後2時から開店とあります。

でも私は厨房係がありますので午後から出かけることが難しそうなのでご自宅に伺うことにしました。古い記憶(松江市で仕事をしていたのは30年くらい前かな〜)を辿って伺いますと間違えてお隣のお宅に・・・などと言う失敗もありましたが、ちょうどご自宅から出て来られた奥様にお会いしましてお悔やみを言っておきました。
どうも生花を持っていらっしゃったところを見ますとお墓参りに出かけられるような感じでしたのですぐに失礼いたしました。
お店の方は当分自分が開けるとおっしゃっていらっしゃいましたのでお近くの方はまた立ち寄ってあげてください。

お悔やみから戻ればもう11時を過ぎていまして厨房係はギリギリセーフでした。
すでに駐車場には車が2台停まっていましたのでドキドキしながら車をガレージに入れまして厨房に・・・その後はお決まりのコースです。

さて午後からは本業を開始します。
今日はスカイラインですね。

今日からは組み立ての準備を始めましょう・・・
本当はまだダッシュボードの加工があるのですが、全体をバランスよく調整する方が大事なので・・・こちらを優先したいと思っています。

元になったイグニッションモデルの2000GT-Xはかなりのシャコタンになっていましてこの点が大変心配だったのです。
ホイールアーチは少し小さくしていますが・・・そのバランスは如何に・・・と言うことなんですね。

金属製のシャーシはまだ着けてないですが・・・ボディとホイールのバランスはこんなものでしょうか?
目安になるのはこのカタログの写真ですね・・・
ホイールのセンターがドアの下側の筋彫りと同じ高さになっています。

と言うことは・・・
ミニカーで言いますとこれくらいの車高ということになりますね。
実車のフロントタイヤとホイールアーチの間はタイヤのハイトくらい空いています

リアはサーフラインで少しタイヤが隠れるかどうか・・・くらいですかね。
後ろはもう少し低くても良いかもしれませんね。

そういえば・・・トヨタの頃に聞いた話ですが・・・。
カタログを作る会社の人に聞きましたがカタログ用の写真を写すのはなかなか大変だったみたいですね。
カタログの写真が格好良く見えてないと車が売れないと言われてどうにか格好良く写すのですが・・・皆どの車も写真を撮る時には車高が高過ぎて格好が良くないのです。

メーカーが持っていきている発売前の車の写真を写していますから、勝手に改造をして車高を下げるわけにはゆかないのです。
仕方がないのでトランクやフロントの床に土嚢袋を積んだとか・・・

このスカイラインのカタログも苦労していますよね。
車高が高いので車体の下に草(芝生?)を配置してタイヤのハイトが半分くらいになるように見せていますね〜。
これ位だと5〜8cmくらいはダウンして見えるでしょう(笑)

ついでと言っては何ですが・・・
ボディがホワイトなのでクリアーについたゴミが見えにくく目立たなくて良いのですが軽くペーパーをかけて磨いておきましょう。
ペーパーの次はコンパウンドをかけて磨きます。

続いてこの車高で組み立てるには床下のホワイトメタルのシャーシを少し削ってやらないとシャフトが収まらないのです。
シャーシをフライスのバイスに固定しまして溝を掘っています。

続いてホイールを加工します

ホイールですがシャフトが入るセンターの部分ですが接着剤で固まってしまって凹凸のある形状でしたのでホイールからタイヤを外しまして削ってゆきましょう。

続いてホイールはホイールでもステアリングホイールの加工をはじめましょう。
ワゴンに付いていたのは2本スポークの純正品、2000GT-Xには市販の汎用3本スポークのステアリングが付いていますが今回は純正の3本スポークのステアリングホイールを作りたいのです。
このステアリングは少し野暮ったい形状なんですがこれが純正なんでね〜仕方がありません。

まずはグリップの部分を洋白線を丸めたもので作ります。

グリップ部分の裏側の部分ですが指が入るように凹凸が付けられていますので針ヤスリで削っておきます。
普通1/43モデルではここまで再現されていることは少ないのですが・・・まあ雰囲気ですよ。

続いてスポークとグリップの部分を接着します
エポキシ系の接着剤を使うと強度が上がると良いのですが・・・

ここで時間となりました

続きは3日後にね・・・(笑)

 

 

 


内装の組み立て

2022-03-23 20:27:43 | 日産スカイライン1800GL   

本日の山陰は午後から雨が降ると言われていましたので・・・午前中も曇りでした。
いよいよ、ガレージの床上げの第3期工事が始まりました。
こんな感じでユンボを入れて砂利を30cmくらいの厚みにして慣らします。
明日はもう少し砂利を入れて転圧して来週くらいには生コンですね・・・
手前側は既に床上げが終わっていますので40cmくらい高くなっていますがこうして写真を撮りますとかなり高く感じますね・・・というか天井が低く感じます(笑)

と・・・まあここまでは工務店さんの仕事なのです。
私は、と言いますと。
草を刈っておきました。
まずは当方のタマネギ畑ですね。
肥料をやりますから畝と畝の間の歩きの部分は草がよく生えます(笑)
草刈機を使って刈っておきました。
そして・・・隣のおじさんの畑です。
先週のお休みに途中まで草を刈って畑を起こしましたがまだ半分くらいは草が刈ってなかったのです。これでやっと隣の畑の草刈は一段落ですね。
一ヶ月くらいは大丈夫かな〜。

そしてタマネギに肥料をします。
これも隣のおじさんの仕込みですね、1月・2月・3月の20日頃に肥料をします。
今回は今年最後の肥料です、これ以降はタマネギ畑には肥料をしません。
あまり肥料をしますと花が咲いてしまうんですよね。
そうなりますとタマネギの中心が硬くなって食べられなくなりますし、腐りやすくなります。
まずは収穫が早い極早生からです、そして早生と肥料をしておきました。
明日は中手(赤タマネギ)晩生(もみじ)と続きます。
もう2〜3日掛かりそうですね。
下の写真で左側が極早生、右側が早生になりますがこの半月ですごく大きくなった気がします。

緑も濃くなって元気がいいですね〜!!!

さて午後からは工務店さんと打ち合わせをしながら本業を開始です。
まずはこちらを報告ですね。
ケンメリスカイライン1800GLを作るに当たって懸案事項がありましたよね。
そうです!テールランプですよ!!
どうやって作るのか・・・今まであまり書いてなかったと思いますが、やっと下請けの〇〇さんから画像が届きました。
丸いテールランプならまだフライスや旋盤でなんとか作れるはずなんですが、この形状のものは大変むずかしいのです。
作って作れないことはないと思いますが正確な形状のものを作るのは大変にむずかしいと思う。

3Dプリンターで正確に出力できればランプの縁の部分も凸形状に出来そうですね。
あとはプリンター頼みとも言いますね(笑)

で・・・凄いのはこんな事も出来てしまうのです。
レンズを別部品にすると言うことも・・・
これを透明レジンで複製すればクリアーレッドやクリアーオレンジのレンズも出来てしまう訳です。

さてここからは実際の作業です。
シートをシャーシの上に配置してみます。
なにしろシャーシはイグニッションを縮めたものとシートはインターアライドのハイストーリーで別のメーカーのものなのできちんと合うと言う保証はどこにもありませんからね。

次は小物を作ります。
小物と言いますのはシフトレバーの根元の部分です。
このお客さまのお父さんがお乗りになっていたのはオートマだったんですよ。
今でこそオートマが普通ですしマニュアルを探す方が難しかったりしますがこのケンメリスカイラインの頃はマニュアルのほうが多かったはずです。
当然どちらのミニカーもマニュアルを再現してありますのでこの部分だどうしても自分で作らなければなりません。
ABS樹脂の塊を旋盤にかけて削りまして一部をカットしたのがこのオートマの根元なんです。
使うのは右側だけです左側はゴミ箱行きでした、が・・・本当は両方ともゴミ箱行きになりました(笑)

センターコンソール部分に置いてみますと・・・
なんだか少し大きいような気がしてきまして・・・
モールドも足らないような・・・

同じ方法で作ったのが左斜め下のある部品です。
右斜め上のは最初に作った方ですね。
丸棒を削る時に少し径を小さくして部品をカットした時の前後の長さを小さくしました。
しかもP-R-N-D-1-2と文字が入る!?部分を少し凹ませて削ってみました。

ちょっと小さいので見えにくいですが・・・

そしてシフトレバーです
アルミ製の部品を作っています。
オートマチックなのでT型のレバーなのですが長く見えるパーツが下側に伸びるシャフトでその脇の短いアルミの棒がグリップ部分ですね。

組み立てますと・・・
こんな感じかな〜
ちなみにプッシュボタンもついていますしグリップ部分は断面が丸ではなく楕円なんですよ・・・。

一応仮組みをします
シフトレバーの長さとか角度とか見ておかなければならない部分は多々あります、どれもバランスが大切なのでね。

シフトレバーよりも先にサイドブレーキを取り付けてみました。
このサイドブレーキはイグニッションの2000GT-Xのものですが・・・何だか違和感があります。
う〜ん、サイドブレーキのグリップはブラウンだったかな??

1800GLのカタログをみますと、シフトレバーの写真にサイドブレーキが映っていました・・・。

ブラックですね〜!

カタログと同じようにシフトレバーやサイドブレーキを塗っておきました
気がつかれたかどうかわかりませんがシフトレバーとグリップの間の部分はシルバーの金属色の部分があるんですね。
それもしっかり再現しておきました。

 

明日は488ですね・・・そしてまた新しい1週間が始まります。


内装の制作です

2022-03-18 21:29:17 | 日産スカイライン1800GL   

本日の山陰は朝方から雨が降ってきました。
強く降ってはいないので得意の(!?)ガレージが水没するような危険性はありませんが、気温も低いし外で作業をするような訳にもゆかないので今日は大人しく中で仕事です。
それにしても寒いです・・・ダウンのジャンパーが復活しました(笑)

さて今日はスカイラインですね
やり直したボディの方はボディカラーのホワイトを塗りました。

続いてシャーシの方も塗装に入ります。
まずはセンターコンソールの部分だけセミグロスブラックに塗ります。
この部分はプラスチック製かビニールレザーで覆われていますので艶感はフロアカーペットとは違った感じになります。
センターコンソールの一番前側は木目のデカールが貼られているのですがここは2000GT-Xも1800GLも同じ配置なのでマスキングテープを貼って保護しておきましょう。
ただしデカールの上にマスキングテープを貼って上から塗装をしますのでシンナー分はマスキングテープを通り越してデカールを侵してしまうかもしれません、もしもダメになったらやり直しますので大丈夫です。

続いて金属のネットとフロントシートですね
何をするのかな!?(笑)
金属メッシュはかなり荒めです・・・
と言うのもお客さまからディティールの参考にスカイラインの室内が映った写真を送っていただいておりまして・・・その中にフロントシートの後ろ側にネットを使ったポケットがありました。
多分子供の時にはリアシートに座られることが多かったと思いますのでこのネットのポケットをご覧になっていたのかもしれませんね。

この真鍮の金属ネットですがそのままカットしても使えないのです。
ネットの網目が菱形になるように使いますが編み方が緩い(ネットの目が荒いので)カットしてもすぐに変形してしまいますし端の方から分解してくるんですね〜。

と言うことで一工夫します。
耐熱の板の上に乗せてハンダを流します。
金属メッシュは熱が逃げやすいのでメッシュの部分に詰まってメッシュではなくなってしまうのですが・・・綿棒で擦って溶けたハンダを移動しながら固めますとクロスした部分にだけハンダが流れて固まります。
メッシュの凹凸感は損いません。

シートバックに取り付けました。
上側にはゴム紐が付いていてポケットの中にものを入れても
垂れ下がらないようになっていますのでこの部分には0.3mmの真鍮線を接着しました。
まあ完成後には見えなくなりますが・・・。

ボディカラーを塗ったボディは半日ほどで乾きますので軽くペーパーをかけてからウレタンクリアーを塗っています。

塗料の粘度が少し高かったみたいで微妙にゆず肌になってしまいましたが磨けば大丈夫でしょう。

塗装ついでに
シートも塗りました。
サフを塗ってから・・・
艶具合はちょっと迷いました・・・レザーなら少しツヤがあった方が良いのですがGLのシートはファブリックなのでやはりセミグロスにしておきましょう。
床がフラットなので質感を変えておいた方が良いかな〜と言う判断ですね。
右側のメッシュのポケット部分に何やら白いものが付いていまして・・・この後ピンセットで丁寧の取り除いておきました。

乾燥機で1時間・・・
シートが乾きました。
シートも良い感じですね。
実車の写真ではシートカバーが被せられていますので良くわからないのですが当時のカタログを見ますとシートバックの部分にクロームの細いモールが入っていますのでハンダ線を接着してモールを再現しておきます。
このモールを再現するためにアルミ版を貼って段をつけておいたんですよね(笑)
やっと役に立ちました。

次は室内の組み立てですね・・・3日後をお楽しみに〜!!

ここで訃報が・・・
水曜日に隣のおじさんの畑を起こしましたが・・・おじさんが亡くなられました。
昨日の夕方だったそうです・・・心よりお悔やみ申し上げます。
畑を起こしたのは絶妙のタイミングだったんですね・・・この畑の脇の道路を通ってご自宅にお帰りになったと思うのですが、綺麗になっている畑を見てくださったかな〜。


シャーシの制作

2022-03-15 20:17:22 | 日産スカイライン1800GL   

本日の山陰は曇り時々晴れの天気でした。
今日は定休日なので少しゆっくり目に出勤・・・
とは言っても昨日は別便での帰宅だったので私の方は普通の時間の出勤になりました。

出勤して直ぐに中庭の草刈りを始めました。
中庭のブルーベリーやグリーンコーンの際を刈ってゆきます。
午前中ず〜っと刈っていましてお昼が近くなりますと一休みですね。
意味もなくテーブルとチェアを出しまして・・・缶ビールを「プシュッ」と・・・
見上げれば青い空と白い雲・・・なんて幸せな空間だろうと・・・

そしてウクライナの人々はこんな幸せな空間にはいないだろうと・・・
一人の身勝手な判断がこれほど多くの人々の命を奪ってしまうことがまだわからないのであろうかと思います。
一刻も早く戦争が終わることを望みます、そして心から不幸にも亡くなった方々の冥福をお祈りいたします。

さて午後からは本業を始めますよ
今日はスカイラインですね
リアサスペンションの違いから床板をどうしようかな〜と言うところからだったと記憶しています。
いろいろ考えましたが結果的には床板をフライスで削ってしまいました。
リアサスペンションの構造が違っているものを残していても仕方がないかな〜と
後で誰かが分解した時に違ってるとか・・・言われても嫌だしね(笑)
床板の厚みが最小限度残るだけでモールドは削ってゴミになってしまいましたとさ・・・

代わりにシャーシになったのは当方で鋳造したホワイトメタルの板でした。
この板は時々私のブログに出てきますがキットを組み立てた後で残っているホワイトメタルの部品の屑を溶かして鋳造したものでして元の厚みは3.0mmです。
これ以下にしますと湯流れが悪くて綺麗な板にならないのですよね。
型を温めてあれば話は別かもしれませんが・・・。

3.0mmのホワイトメタルの板を彫金用のロールで圧延して伸ばします。
調整をしながら伸ばします。今回は2.0mmほどですね。

次にこの板をカットしましてシャーシの形状にします・・・
ここでちょと問題が出ました・・・
どうもこの板の中にスがあるようでしてそれを修正します。
他の金属ではこの修正はとても面倒なんですがホワイトメタルではハンダゴテを使って修正します。
同じ素性のホワイトメタルを使えば修正後に色が違うこともありません。

続いてこの板をシャーシに止めるための穴を開けます。
後で横から見た時にネジの頭が見えないように皿ネジを使いますが、皿ネジの頭が見えない様に皿ネジ型の凹みをつけておくのは当たり前ですね。
その中央の穴はミニカーを展示ベースに止めるためのものです・・・ここは少し小さめの1.7mm の穴で後に2Mのネジを切りましょう。

ここで困ったのが・・・刻印なんです。
このホワイトメタルの板には車名と年式製作者の刻印を入れたいのですが・・・
排気量がわからない・・・
ケンメリスカイラインの4気筒モデルにはプリンス系のG16の1600ccとG18の1800ccのエンジンが搭載されていましてね・・・リアからの写真はあるのですが排気量がよく見えません。
GLのエンブレムの下に排気量があるのですが・・・写真を拡大してもよく見えないのです。

数日前にお客様にメールで問い合わせまして1800ccということが判明しましたのでそれを入れましょう
これがミニカー的に・・・という事です(笑)

車体にうまく収まるのかもう一度確認です。
たまに刻印することで曲がってしまってうまく収まらないこともあります、確認は必要なんですよね。
ミニカーらしく・・・というのにはもう一つ意味がありまして・・・
レジン製のミニカーは事後変形で曲がってしまうことも多々あります。
シャーシの部分にメタルの板を一枚入れることによってこの変形をある程度防ぐこともできると考えています。
少なくともレジンだけのものよりも数倍マシだとおもっています(笑)

もう3月も半ばなんですが・・・どの作品も完成しそうにありません・・・。
まあ焦っても仕方がないのでお客様にはしっかりしたものができるまで待っていただくしかないですね。
私もいい加減なものは出しませんからね。

明日は488ですよ。