Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

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最終組み立てVer.3

2016-07-13 22:17:34 | Nissan Silvia S15
今日も定休日です、普通なら畑の方の草刈りのタイミングなのです。
しかし今日も雨の予報が出ていましたし実際ポツポツと雨が降ったり止んだりをしていましたから外での作業はちょっと難しいだろうという事で昼食を兼ねてドライブに出掛けて来ました。
アバルトアセットコルサは今日の様に高温多湿ではちょっと無理なので・・・通勤に使っている足車です。
ただ少しだけ違っているのは先日中古で買ったポータブルナビを試してみました。
ポータブルなのでダッシュボードのシュガレットライターの部分から電源を取るだけなので準備はかんたんです。
まあ普通にナビゲーションとしては何の問題も無く案内をしてくれました、多少は?も有りましたがまあそれは機械なので仕方がないのでしょう少しでも距離が短ければそちらを案内するでしょうから・・・

そんな事をしておりましたら製作の時間が少しになってしまいました。
製作に入る前に・・・
今日は少し前に注文していたこんな道具が届きました。

酒井特殊カメラの旋盤用のクイックチェンジ刃物台です。
旋盤では色々な刃物を使いますのでその高さを調整して刃物の一番先が削る材料の中央に来る様に調整するのです。
元々は敷板という厚みの違う金属板を刃物の下に敷いて高さを調整致しますがもう0.2mmとか0.3mmとかの微妙な高さの調整は出来ない事が有るのです。
そして刃物を交換する度にこの作業が必要になるので時間もかかるのです、今まではそれでず〜っと使っておりましたが工作精度を高めるのと時間短縮の為にこの度これを導入する事に致しました。

コチラはそのバイトホルダーです
上側のクイックチェンジ刃物台には2つほどこのバイトホルダーが付いていますが他のバイトを取り付けてクイックチェンジする為にバイトホルダーにバイトを取り付けて高さを合わせて準備しておくと交換が素早く出来ます。

クイックチェンジ刃物台はこんな物です
手前側と右側がバイトホルダーになります。
この台1個で2種類の刃物を取り付ける事が出来ます。

旋盤にとり付けてみますとこんな感じになります。
装着は簡単です、今までの刃物台を取り外して新しい物を取り付けます。
刃物の高さは大きめの六角ボルトを締めたり緩めたりで高さを変える事が出来ます、その固定は横向きに差し込んであるヘックスのボルトで締め付けますと固定が出来ます。調整用の六角ボルトの下側には高さを調整して固定出来る様にロックナットが付いていますので一度高さを決めてしまえば脱着しても高さが変わる事は無い優れものです、旋盤をお持ちの方は少々値が張りますが購入をお勧め致します。
そう言えば石川さんコンパクトセブン用のクイックチェンジ刃物台をこれに使おうと先日ヤフオクで入手しましたが私の旋盤には加工しなければ使えませんでした、ご入用ならご連絡下さい(笑)

高さを合わせて突っ切りバイトで切ってみました
突っ切りはバイトの高さがシビアなんですよね〜。

この通り綺麗に切れていますよ・・・こんなに綺麗に切れると気持ちがよいですね。

コチラの部品は
ステアリングの中央を留める為のホーンボタンです
裏側にはピンが出ていてこれでコラムに固定致します。

次はホーンボタンの脇のリングですね
これもまた小さな物で高さがきちんと出た刃物なら雑作も無い事です

コチラが切り出したリングですね穴の内径は0.7mm外径は1.3mm程です
かなり小さいですよね〜。

今度は洋白の棒から削っています
何かって?

ステアリングのボスです
この車は純正のステアリングから交換されていますのでボスもmomoステアリング用の物が付けられています。
但し普通のボスは周りがプラスチックのカバーで覆われていますのでこの様に金属の部分が見えている事は無いのですが・・・
特殊なボスなのか・・・又は何らかの理由でボスのカバーを外されたのかな??

まあ全く同じ形状にと言うのは無理だけど・・・
それなりに似た物にはなっていますね。

切り離してステアリングコラムに取り付けてみました雰囲気は良いじゃないかな!?
1/43ですからね指と比べてこの大きさですよ(笑)

いつの間にか真鍮板とエッチング板でmomoのステアリングが完成しています
先程のボスに取り付けて・・・これでどうだ!って感じですよ(笑)

最終組み立てVer.2

2016-07-11 22:25:08 | Nissan Silvia S15
本日は大体良好な天気だったのですが夕方から突然黒い雲が出て来まして・・・
一気に土砂降りになってしまいました、下の画像は余りにも強い雨だったので外の様子を撮ったものです。
せっかく写したのですが雨粒はさすがに無理ですが、空の黒い雲はどれだけ激しい雨を降らせるか想像するには十分な雲ですね。
これでまだ4時過ぎですよ・・・なかなか日が暮れないこの時期なのにね〜。
さて本日もKこさんはお休みなので私が厨房係・・・そして3時からはいつものように五十肩のリハビリです。

時間が少ないので少しでも有効に時間を使わなければなりません。
昨日作ったナンバープレート用のデカールを貼ってデカール軟化剤を塗布しておきました。
クリアーコートをしなければならないのでデカール軟化剤による密着度のアップは必須ですね。

お昼の厨房係をしている間に乾燥機に入れて十分に乾燥させておきました、これなら厨房係の時間も無駄にはならないでしょう。
ただ漫然と時間が過ぎるのを待つのは私には出来ないですね。
そしてクリアーコートしておきました、クリアーはボディ塗質感を変えたかったのでラッカークリアーを使っています。

いよいよナンバープレートの取り付けをします
まずリアから・・・
ボディにナンバープレートを置いてみますと何だか違う・・・
実車の画像を見ますとナンバープレートの下側がボディから少し浮いていまして斜めに取り付けられています。
これは実車ではナンパープレートがボディに直接取り付けられているのでは無く専用のフレームに依ってボディから浮かして取り付けられているからなのです。
1/43ではさすがに専用のフレームを作る訳にはゆきません(オーバースケールになってしまうんですね)から・・・でも何とか雰囲気を近づけたいですよね。
そこでナンバープレートの裏側に真鍮線の0.5mmを接着しておいてその上からナンバープレートを接着する事にいたしました。
ここで何故0.5mmなのか・・・
0.4mmでは浮き方が少な過ぎるし、0.6mmでは暴走族の車になってしまいます(笑)
それぞれ一度テストをしてどれが良いのか試した結果だったんですね。

フロントは少々難しい位置にナンバーが取り付けられています。
何が難しいかと言いますと・・・
普通ならボディの中央に付くのですがこの車は向って左側にずらしてあるのです。
理由はフロントの大型のインタークーラーをラジエターの全面に設置したものですからラジエターを通過する空気の量が減りますし通過する空気の温度が上がるので冷却水の温度が上がりやすくなるのです。
フロントエンジンでこの様な配置にすると冷却水の温度が上がりやすくなるのは多々有る事なんですね。その為にナンバープレートを左右どちらかにずらして冷却効率を上げる工夫なんですね。
これを純正で行なったのが三菱のランサーエボリューション10でして標準の状態でナンバープレートが正面から向って右側に取り付けられています。
話もズレてしまいましたね。
取り付け用のステーはステンレスの0.2mmの板をまげて作っていますが丁度裏側にラジエターのインテークとブレーキ冷却用のインテークを分ける壁(!?)が有りましてここは上側の接着代を削っておかないと接着出来ないのです。
ナンバーが余り前側に出っ張って来ても変ですしね〜。

ナンバープレートを取り付ける為のボルトは#00番のインセクトピンを使いますが頭の形状が歪だったのでリューターにくわえて削り直しております。
難しい事では有りませんが一手間かけておく事は必要ですね。

先程のインセクトピンを使ってナンバープレートを取り付けました。
リアの取り付けボルトの左側はインセクトピンに金属リングを仕込んでおきまして封印を再現しておきました。

次はどこを組み立てようか・・・と迷ったんですが、サイドウインドウを何とかして見ようと思いまして。
サイドウインドウを元の様に取り付けてしまっても面白くないので半分程ウインドウを開いた状態にしてみようかと思いましてね。
外したウインドウを裏にしてウインドウガラスをカットしました。
まだ接着剤が付いていまして決して綺麗では有りませんが・・・

カットはしましたがガラスが綺麗にならなければガラスも使い物になりませんからここで掃除をしておきます。
ブレーキクリーナーで綺麗になる事がわかっただけでも良いかな(笑)

ウインドウが下がった状態で接着してみました・・・ガラスはまだカットせずに・・・自信が無いのでいまだに様子見です(笑)

サイドのウインドサッシをボディに取り付けてみました。
雰囲気はなかなか良いんじゃないかな〜。
ガラスが有ると室内が見え難いです、何より動きが出て来ますよね。
まあ埃は入る可能性が有りますが・・・
サッシの下側に少し接着剤がはみ出していましたね・・・この後掃除をしておきましょう。

ついでにウインドウォッシャーノズルをやはりインセクトピンで作っておきました。
まあこれも元々はボディと一体の物でしたが削り取って作り直しておきました。
この様な膨らみがボンネットの様な比較的広い平面部分に有りますと表面張力でボディに塗ったクリアーが凹んでしまうのです、それを防止する為に削り取って作り直すのも一つの方法ですね。


明日は定休日なんですが今の所天気予報は雨の予報が出ています、外の仕事は出来ないかもしれませんね〜
では何をしましょうか?この辺りを考えるのもお休み前日の楽しみでは有ります(笑)

最終組み立てVer.1

2016-07-10 21:26:56 | Nissan Silvia S15
今日も良い天気でしたよ、日中は少し暑いくらいでしたね。
気温は・・・31〜2度くらいでしょうか・・・
もう30度以上有っても気にならなくなりましたね。
そんな中町内会の仕事で朝8時から公園の草取りを1時間行なってから出勤しました。

出勤後にいつもの様にブルーベリーとトマト/オクラの収穫をしてからお休みのK子さんの替わりに厨房係の仕事が・・・
する事をしておかないと自分の仕事にならないのが困った所です。

ちょっと仕事の開始が遅くなってしまいましたが始めましょう。
今日は昨日の続きでテールランプの取り付けをいたします
納まりは確認してありますがそれでも接着中にずれてしまうと困りますので一応マスキングテープで仮止めをしておきます。
これで安心ですね。

次はどこを作ろうか・・・
ホイールやエッチングがまだ完成していませんから組み立てる順番を考えないといけないのでどこでも良いから組み立てるというのはNGなんですよ(笑)
他の部分に影響を与えない物の一つでマフラーが有りますね。
旋盤で削ったままだったので1000番のペーパーで切削痕を消してからバフ掛けをしてピカピカにします。
実車のマフラーは今回の場合ステンレス製のピカピカの物が付いていますのでこれで良いのです。

マフラーを取り付けました
バンパーのマフラー取り付け用の切り欠きから実車通りに斜めになる様に取り付けました・・・
穴の中はまだフラットブラックで塗っていなかったのでこの後塗っておきました。

ブレーキのディスクを組み立てました。
キャリパーはすでに塗装済みでしたしディスクも円周状に傷を付けてありましたので何も考えなくても大丈夫ですね。
エポキシ系の接着剤で取り付けです。

コクピット内でまだ作っていなかったのがセンターコンソール部分ですね
実車はこんな感じなんですよね〜
特徴はサイドブレーキのボタンがドリフト時にロック出来ない様に調節式になっているのかな!?
よくわからないけど加工はされている様です。
シフトレバーは純正なのかよくわからないけどシフトパターンの部分はマゼンタ系のカラーの様ですね。

まずはサイドレバーの先に有るボタンの部分を一旦削っています、中央に0.4mmの穴をあけてここにインセクトピンで出来たボタンを取り付けます。

シフトレバーの方はシンナーに浸けた時に行方不明になってしまったので作り直します。
ブーツの部分はメタルの塊をナイフで削って形を整形した物です。
わざと荒い表面処理としてありブラックに極めて近いフラットグレーで塗っておきました。

シフトノブの部分はアルミ管と洋白線との組み合わせでドリルレースして削り出しています。
全体的に丸い雰囲気の物を目指しました・・・ついでに金属リングを入れて先程のシフトブーツに差し込みました・・・如何でしょうか!?

サイドブレーキとシフトレバーを取り付けました
サイドブレーキのボタンとシフトノブの上側のシフトパターンもそれらしいカラーで塗っておきました。
完成後に見えるかどうかは微妙かもしれませんが・・・

次は何を・・・
少しづつですが組み立てる部分が少なくなって来ましたね・・・
次はナンバーを作っておきましょうか
データの一部は個人情報を含みますので一部ボカシ処理をさせて頂いております。
まあこれもいつもの通りの作業ですから珍しい物では有りませんが・・・データを作りました。

印刷しました
この色でシアンが2回イエローが1回で丁度良い様に思います。


明日はナンバープレートを完成させる所から始めましょう・・・
ライトのカバーもバキュームしたいですね。
ウインドウは汚れるといけないので後にした方が良いのかな!?
でもサイドバイザーも作りたいのでウインドウはこの辺りで作っておきたいのですがね〜。

内装の組立てVer.2

2016-07-09 19:16:04 | Nissan Silvia S15
本日は途中雲が出る事が有りましたが雨が降る様な事は無く、午後からはほぼ回復して良い天気でしたね。
そんなに暑くは無く最近の異常な高温多湿と比べれば過ごしやすい一日だったと言えると思います。
確か昨夜の天気予報では雨の確率が60%だったと思うのですが・・・・早朝のお話だったのかな??
相変わらずブルーベリーの収穫は少しづつですが多くなり時間が長くなっている様な気がします・・・
と言っても冷凍保存する程では有りませんのでCafeのお客様のデザートやティータイムのスイーツに添えてお出ししております。
少し甘酸っぱいながらもやはり新物・・・朝どれは美味しい物ですね。

さて本日も制作を始めましょう!
今日はこんな部分から始めて見ます・・・
ヘッドライトの部品をボディに入れてみました・・・
何かちょっと印象が違います・・・この部分は全部メッキじゃなかったんですね・・・

と言う事でネットでシルビアのライトの画像を検索してみますと・・・
このライトの中にはウインカー/ロービームライト/ハイビームライトが入っていましてウインカー/ロービームのプロジェクターランプの部分は周りが暗いガンメタリックに塗ってあるんですね。
ハイビームは普通のH1バルブ!?の反射板の部分以外はこれもまたガンメタリックなんですね。
全体をクロームで塗ってしまいますと印象が違う訳ですね〜!
この後ライトの部品を再びボディから外してガンメタリックを塗ってみました・・・


ガンメタリックが乾くまで他の事をしておきます・・・
そうそう!まだ作っていなかった部品にフロントのインテークの中のインタークーラーが有りました。
このインタークーラーはどんな部品かと言いますとターボやスーパーチャージャーで圧縮した空気は温度が上がっていますので膨張していますがそれを冷やして体積を減らしてエンジンに燃焼様の混合気として送り込んだ方が効率が良い訳ですね。
その熱くなった空気を冷やす物と言えばわかりやすいですかね〜。
冷やすのですから先日作ったラジエターのメッシュの様な冷却面が有ります・・・
と言う事は先日作ったラジエターの面のエッチングを使ってみたくなる訳でして・・・(笑)
まずは厚みを表現する為に0.6mm程のアルミ板を作ります。
つくると言っても1mmのアルミ板しか持ち合わせが無かったのでロールにかけて薄くしてやるだけなんですけどね・・・

使うのはこのエッチング板ですねRP-002というのが品番です。
シルビアのインタークーラーは横に流れる様な構造になっていますのでメッシュを横に使っています。
普通のラジエターは上下に冷却水が流れる様になっていますのでメッシュを縦方向に使いますよ。
オイルクーラーの場合も横に使われている例が多いですね、皆さん実車を良く観察されて間違いない様に使って下さいね。

0.6mmのアルミ板でインタークーラー本体を作って見ました。
両サイドには圧縮した空気をまんべんなく振り分けられる様にタンクになっている部分が有ります。
その中央部分に熱交換をするメッシュが有りますのでこんな感じになります・・・
お客様の物はメーカーをご連絡頂けていませんが一番近い形状の物はHKS製かな?
シルビアのインタークーラーの形状で中央部分はまあ決まり切った様な物なのですが両サイドのタンクの部分の形状はいろいろ有ります。
シルビアの場合はだいたいパイプが下側から入って下側から出てゆく物が多いのですね。
ボディの通し場所と抵抗が無い様にスムーズな流れを考えますとその形状は似た物になってくるんでしょうか・・・

お話が前後しますがこの時点ではまだライトはそのままですね・・・
インタークーラーを取付けてみました。
奥行きが有ると感じられる様に凹みの奥側をフラットブラックで塗っておきました。
またメッシュの部分も一旦フラットブラックで塗っておいてから表面をシンナーを含ませた布で拭き、仕上げに1000番程度のペーパーで磨いてあります。
メッシュの部分とタンクの部分の間には実際には接合部分が有りますので洋白線を接着して見切り線としておきました。
立体感が出て来てなかなか良いと思いますが・・・

さてガンメタリックを塗ったヘッドライトユニットをボディに取付けてあります・・・
まだ変ですね・・・
この時点でロービームの方はプロジェクターヘッドライトの様に見える様にスチールボールを接着しています。
ウインカーはウェーブのHアイズの一番小さな物の裏にクリアーオレンジを塗った物を接着しています。
ただこのままではオレンジ色が目立ち過ぎますので表面を荒めのペーパーで研磨して傷を付けておきました。
この状態ではこのオレンジも少しボ〜ッと見えると思います・・・実際にはレンズカットが入れてありますのでオレンジ色がはっきり見えないのです。

再びライトユニットを外してもう少し濃いガンメタリックで塗ってみました
実車もかなり暗いガンメタルで塗ってある様ですね〜
これ位の色の方が見た感じが良いと思うのですが・・・如何でしょう?(笑)

さて内装の取り付けをしましょう
まずはダッシュボードです
まあこれは接着だけで意外と簡単でした
少しだけ削らなければならなかったのがドアの内装ですね・・・内装は元々の完成品の部品ボディは再キャストしたものですからボディ側が若干小さくなっているのかもしれませんね・・・削り合わせてあげれば難なく収まりました。

削った部分は同じ塗料を残してありますのでタッチアップをしておきます。
しなくても見えないかもしれませんが・・・将来的に誰かが分解した時に削った面がタッチアップしていない事に気が付いたら嫌でしょう!?(笑)

ドアの内装を取付けています・・・
なかなか良い感じですよ(笑)

接着剤を塗って組立てて仮止はマスキングテープです。
もしも、ずれてしまったまま接着剤が固まってしまいますと困りますからね。

リアシートも取付けておきました
ここもまたマスキングテープで仮止です。

ついでにレカロシートも取付けました
実車でも模型でもレカロシートを取付ける時に一番問題になるのはこのショルダーの部分の張り出しですよね・・・
せっかく付けても最後にドアを閉めようとしたら当たってしまうんですよ(笑)
このおかげで安定はするのですが・・・

テールランプを塗り分けました
この部品は完成品の物をクリアーレジンでコピーした物でしたね
そうです!完成品のはクリアーレッドのレジンで作られていたのでオレンジはクリアーの塗料が使えなかったんですよ。
クリアーレッドの上にクリアーオレンジを塗ってもクリアーレッドにしか見えないのですよ。
ですから完成品はクリアーオレンジを使わず普通のオレンジで塗っていた訳です・・・反対にクリアーオレンジでレンズを作って上からクリアーレッドを塗れば良かったのにね〜。
回り道になっちゃいました〜(笑)

レンズの中央の部分にデカールを使って黒いラインを入れました。
塗ってもよかったのですが左右同じ幅で塗るのはなかなか難しいのです。

レンズの周囲もブラックで塗っています・・・ここはマスキングをせずに筆塗りです・・・
とても難しいですね。
最近は筆塗りは少ないですからね〜

次はストップランプの部分にバックランプを再現しておきます
ここもシルバーのデカールを切って貼付けています。
マスキングして塗るのは大変難しいですよね。

デカールが完全に乾きましたらウレタンクリアーを塗ります
筆塗りで多少凸凹になっていてもこのウレタンクリアーですべて奇麗になります(笑)
筆斑さえ無ければ全く問題有りませんよ。

これで明日はテールレンズを取付けられます。

内装の組立てVer.1

2016-07-08 18:42:07 | Nissan Silvia S15
今日は中途半端な天気でしたね〜
雨は降るけどシトシト長い間降り続く訳でもないしかと言ってどんどん降る訳でもない。
道路がほんの少し濡れる程降る感じとでも言いましょうか・・・
決して水たまりが出来る程では無いんですよ・・・気温も暑い訳でもないし・・・。
空の雲が黒くていつ降り出すのかな?と言う感じでもなく明るい曇り状態なんですね〜でも雨が降っているのです。
こんな天気ながら畑に出てみますとプチトマトが少しですが熟れてきましたので収穫、ブラックベリーもいくつか熟れてきたいのでこちらも収穫双方共にほんの少しですが・・・こちらも中途半端という感じですね。

まあこんな日も有るでしょう。
こんな日は中でこもって仕事をした方が良いですね。
今日の制作はこんな所から始めましょう・・・
ダッシュボードとステアリングコラムです。
このコラムには左右にスイッチを兼ねたレバーが付いていますがシンナーに浸けた時に弱ってしまって片側折れてしまいました。

真鍮線をドリルレースしてレバーを作っておきました、左側のレバーなのでワイパー関連のスイッチですね。

ドリルレースで作ったレバーをコラムに取付けてみましたが・・・実物はこれ位の雰囲気なんですが・・・元々のレバー(右側の方ね)はちょっと太いですね。

ダッシュボードのオーディオはブラックですのでエナメルのフラットブラックを塗っておきましょう。
この部分はマスキングしてエアブラシを使うのは凹凸が有りまして難しいのでエナメルの筆塗りとしています。
ラッカーを使わないのはミスした時にシンナーで拭き取れないからです・・・エナメルなら下地のラッカーを溶かさずに拭き取る事が出来ますからね。

ここからは実車写真とにらめっこになります
細かく加工してある部分を探し出して作ります。
ステアリングコラムの右下にターボタイマーでしょうか・・・四角な薄いボックスが付いていますね。
その右はメクラのプレートでしょうか・・・一番右は定員で乗車の時にライトの照射角度を下げる為のダイヤルですね。
最近の車はこんな物が普通に付いている・・・らしいです。

メクラ蓋とライトの角度を変更する為のダイヤルのベースをデカールをカットして貼っておきました。
ターボタイマーは現在アルミ板を切って塗装中です、硬化したら取付けましょう。

次はメーターパネルのメーターデカールです。
確か純正品は白い文字だった様な記憶が有りますが・・・グレードによっても違うのかもしれません。
実車はこのメーターを二スモのメーターに交換されていますので文字がオレンジ色なんですね、普通のメーターのままでは雰囲気が違いますから二スモのメーターの画像を探してデカールのデータにしました
1枚だけでは失敗した時に内緒で印刷しなければなりませんから・・・念のためにいっぱい印刷しておきましょう(笑)

こちらが印刷したメーターデカールです
大きさが違って貼れなかったら嫌ですね〜。
この画像はかなり拡大していますのでプリンターの限界がよく見えますね〜
データーが細かくてももうこれ以上の印刷は難しい様ですね。
このメーターデカールですが左側からスピード/タコ/水温/燃料と並んでいますが1台分の寸法が縦2mm横5mm程になりますからその細かさは想像出来ますよね。

印刷したデカールを貼ってみました・・・
このデカールですが黒いメーターのベースの上に貼る事を想定していまして一番下側にホワイトのインクで印刷してからマゼンタを1回イエローを4回印刷しました。
だから黒の塗装の上に貼っても透け無くて奇麗にオレンジ色に見えるのです。

ダッシュボードの上に3つの追加メーターが取付けられています。
まずは本体を真鍮の丸棒から削り出してみましょうかね〜。

切り出した本体の側面(丸い面ですね)にポンチを打ちまして0.5mmの穴を開けました。
ここに0.5mmの真鍮線をハンダ付けしまして取付けピンに致します。

ダッシュボードの上側に取り付け用の穴を開けますがこれもまた実車画像を良く観察して配置を検討します・・・
配置が違うと雰囲気も違ってしまうでしょうからね・・・

追加メーターの塗装準備です。
爪楊枝に穴を開けましてそこに差し込んで塗装します、ピンなこんなに長くは使いません塗料が塗られない部分はカットしてしまいます。
この後サフを塗りますと密着は良いのですが全体にぽってりしてしまうのでミッチャクロンを塗ってからセミグロスブラックを塗ります。

追加メーターはダッシュボードの上に両面テープで取付けてあるらしくメーターの下側には大きめの四角な金属板が取付けられています。
僕はこの画像を見ましてダッシュボードには穴を開けずに取付けられていると確信しました。
コードも1本だけですが見えているからなんですね。
ダッシュボードに穴を開けて物を取付けますと修復が難しくなりますからなるべく穴を開けたく無い気持ちはわかるな〜。
と言う事で余っていたエッチングパーツで使えそうな物をフラットブラックに塗って取付けました。
小さな物なので完成後に見えるのかどうかはいささか疑問ですが・・・(笑)

このメーターには配線が必要である事は皆さんよくわかりますよね・・・
実車ではメーターのナセルの内側の部分とダッシュボードのパネルの継ぎ目の部分から表側に出してあります。
このメーターにはアースを含めて4本の線が最低限必要なのですが・・・この1本の中に4本入っているのかもしれませんね。
まあそう言う事にしておきましょう・・・。
先に配線をしておきます。
コードは0.1mmの鉛線をラッカーでブラックに塗った物を曲げて使っています、柔らかいので自然な形に曲げる事が出来ますので自然な仕上がりになります。

追加メーターを取付けました
なかなか雰囲気がよろしいですね。
実に良い感じに出来ました。

追加メーターにメーターリングを取付けております。
実車はこのリングの形状にはなっていないのですがこの部分はシルバーで塗られていますので雰囲気はこれで良いのではないかと思います。

そうそう忘れずにドライバーの右正面に有る追加メーターにも同じ様なリングを取付けておきます。
このメーターは純正なのかな!?
付いている車が多いですよね〜。

ダッシュボードはその前側に有る大きなステー2本でボディの内側に接着されるのですが左右で高さが狂っていまして、その調整をしておかなければなりません。
今回はアルミ板を2枚程接着して高さを調節してあります。

最後にセンターコンソールをシャーシに取り付けたいのですがダッシュボードとの位置関係が有りますのでダッシュボードをボディの所定の場所に仮止しておきましてセンターコンソールを位置決めして接着します。
サイドウインドウから内側を見た時はこんな感じに見えますよ・・・


さて明日も内装の組立てをしておきましょう。
出来ればテールランプなどのレンズも塗れれば良いですね。
エッチングとホイールは今しばらくかかりますでしょうから作れる所が無くなったらアトランティックかストラトスに戻ります。