Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

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シートの整形は時間がかかりますね

2022-06-08 21:35:40 | 1/18 Ferrari 812 GTS

本日の山陰は午前中は曇りでしたが午後からは天気が回復しまして晴れていました。
今日は定休日の二日目なんですが比較的ゆっくりと出勤しました、すぐに行ったのは畑の荒起こし作業です。
先日ニンニクやラッキョウを掘った部分の畑をおこしておきました。
荒お越しをしまして雑草を除去しておいてから再び夏野菜を植えたいのです。

下の写真は畑部分の耕運作業が終了したところですね。
手前側の起こしてない部分はイチジクの畑になります。

続いて中庭の隣の畑です。
広いのでなかなか作業が終わらないですね。
これだけで1日かかります。
トラクターが欲しいですね、トラクターなら半日あれば終わりそうですね。
この時点でお昼のタイミングなんです・・・ここに耕運機を止めておきましてお昼ご飯にしましょう。

隣の畑から中庭を横切ってCafeまで戻りますが途中でブルーベリーの木が目に止まりました。
今年はなかなか実の付きが良いですね。
ひょっとしたら当たり年なのかしら・・・
結構な数の実がついていますね。

さて夕方からは本業を開始します。
パテを当てて形状を変更したシートですが・・・
座面はそろそろ大丈夫そうなのでステッチを入れて行きましょう。
マスキングテープの細切りで位置関係を決めてゆきまして筋彫りを入れて行きましょう。

どこにどのようにステッチを入れて行くのか・・・なかなか難しいですね。

背もたれの方は・・・ちょっと形状が不満でして・・・。

ヘッドレストと背もたれの部分の穴がちょっと大きめだったので少し縮めます。

この穴の大きさが大きすぎてもダメだし小すぐてもダメなんですよね・・・
裏側にマスキングテープを貼っておきまして裏側にパテが流れ出ないようにしておきましょう

パテが硬化したらマスキングテープを取りまして隙間の部分にパテを盛ります。
パテ盛りはなかなか一度で済まないのですよ(笑)
削っては盛り削っては盛りの繰り返しです。
盛って削るまでパテの硬化時間も必要ですからね・・・なかなか作業が進みません。

昨日、クリアーコートしたプレートを取り付けてみました。
なかなか良いじゃないかな〜!!

完成したので今度は梱包します。
赤いフェルトを使って傷がつかないように梱包ですね。

一晩おいて明日には発送出来るかと思います。


シートの整形です

2022-06-03 22:32:06 | 1/18 Ferrari 812 GTS

本日の山陰も天気が良かったですね。
しかもかなり気温が上がりまして暑かったです。
朝はそうでもなかったのですが・・・
今日は朝からここにいます・・・JR安来駅

昨日ちょっと書きましたが今日は赤いお馬さんの車検が完了したとご連絡をいただきましたので引き取りに朝一番で伺います。
乗ったのはJR安来駅を朝の7時半過ぎに出発する各駅停車出雲行きですね。
久しぶりに列車に乗ったのですが・・・結構混むんですね〜。
松江駅までは座れなくて立っていました・・・(笑)
年寄りには見えなかったらしく席は譲っていただけませんでした・・・(爆)

車検代金をお支払いして赤いお馬さんを引き取ってきました。
農道を通って制限速度+10kmくらいで流して帰りました、途中女性の運転する黒いダイハツミラに煽られましたが(笑)
農道の一旦停止で白黒パンダが見張っていましたし、脇道から白いクラウンが出てきてロックオンされましたが法定速度で少し走ったらまたUターンしてゆかれました。
まあ何はともあれ無事に(しかも予定した時間通りに)ガレージに到着しました。

その後は厨房係ですが・・・これがまた忙しかったのです。
本来なら今日は親戚の葬儀がありまして私が出ようか迷っていましたが、結局忙しすぎまして母に頼んでおいて良かったです。
まあ母方の親戚なので都合もよかったです。
この亡くなった親戚なんですが・・・
実は私が旋盤の使い方を習った中学校の技術家庭科の先生なんですよ。
ここで習っていなかったら今の仕事が出来たかどうか?なんですね。
人生いろいろなご縁で成り立っているのです。

毎日いらっしゃっていただくお客様もそうですし、車の車検をしていただいた自動車やさん、そして車を売ってくれた車屋さんも・・・みんなご縁ですよ、本当にありがたいことです。
そういえば明日は広島からクレーンを塗ってほしいということでお客様がいらっしゃいます・・・どうやらブログをご覧いただいているようで仕事のご依頼と打ち合わせにいらっしゃいます。
多分もう松江市にご到着で今頃は居酒屋さんで一杯やっていらっしゃるのではないかと思います。
これもブログが取りもつご縁という事でしょう。

午後3時半ごろからやっと本業です。
今日は私たちが通称「はだしのゲン」と言っているお客様がいらっしゃいました。
この通称は亡くなった池田さんがつけられたと承知しています。
確かいつも裸足で草履を履いていらっしゃるのでそんな通称になったと記憶していますが・・・
まあお客様のお名前をいちいち聞くわけではありませんからね〜未だにお名前を聞いておりません。
当店に遊びにいらっしゃるようになってもう7〜8年くらいになるのでは無いかと思います。
この方が今度初めて1/43キットを作ってみようかとおっしゃっていました。
うまくできれば良いですね〜困ったらすぐにご連絡を・・・と言っておきました。

で812GTSですね。
今日はシートの整形です。
前々回でしたか、シートの形状が違うと書いておりましたね。
違うのなら作るか直すかしなければならないですね。
お客様には特に伺ってはいませんがせっかく自分の車と同じカラーに塗るのですからシートが違うのはやはり我慢できないと思うのです。
ヘッドレストの部分を切り取って中央のヘッドレストの部分をパテ埋めします。

乾燥機に入れて硬化促進しまして削って再びパテを盛ります。
色が違うのは形状が掴みやすいようにです。

ヘッドレストを上下逆に取り付けまして何となくそれっぽく見えてきました(笑)
最終的にステッチは目立たないので埋めてしまった方が良さそうですね。
必要なら後でデカールを作って貼りましょう。
この辺りはあくまでもバランスなんですよね〜。

もう何度パテも盛ったでしょう!?
盛っては削り盛っては削り・・・

バックレスト側は整形を完了しサフの準備です。
座面側はもう少しパテで整形しましょう。

そしてパテの硬化待ちの間に修理を進めましょう。
まずは先日来進めているBBRの288GTOですがやっとミラーを接着しました。
如何でしょう?ミラーの足の部分ですが塗料のハゲは見えなくなりましたね。
もう少しタッチアップしなければならない部分がありますから・・・まだ完成ではありませんが・・・(笑)

ブレッドバンもワイパーを取り付けましょう。

まだマスキングテープが全部取れていませんが・・・このあと外して完成しました。

続いて同じ方が修理のご依頼の1/43モデルです。
あまり見たことがありませんが、BBRのGTOの2台セットです。

599GTOはフロントとリアのウインドウが浮いていますね。
250GTOは一見綺麗なんですがリアウインドウが浮いていました。

250GTOの方は先にリアウインドウを外します。
古いBBRのモデルなのでウインドウのサッシがつく部分は凹んで無いですね〜。
ガラスの厚みやエッチングの厚みが横から見えますのであまり良い建てつけ方法では無いかな〜。

599GTOのCピラーはゴム系接着剤でつけられていましたので外せました。
ここが外れないと修理が不可能なんですよね〜。
というのもリアウインドウは左右まで一体なんですよ。
しかし・・・外れないのです。
左右に大きく曲がっていますので強い接着剤を使っているようでエナメル溶剤を流しても一向に外れませんでした。
幸にして歪みは少ないのでウインドウの継ぎ目部分にマスキングテープを貼っておきまして接着剤を流し込みました。
これで接着良いかな〜。
何が何でも外す・・・と言う事ではウインドウを破損してしまう恐れがあるのです。

ここで時間になってしまいました。
明日はF2007の制作を進めます。

あ〜追加です。
今日のショーケースの中の様子を忘れていました。
追加しておきましょう。


ホイールの再塗装

2022-05-30 20:25:10 | 1/18 Ferrari 812 GTS

さて・・・見積もりだけでは終わりません。
そんなに暇じゃないのです(笑)

少しですが812をすすめておきましょう。

この812ですが実車写真によりますとホイールはセミグロスブラックでブレーキはカーボンディスクブレーキ、キャリパーはRED(ここはミニカーと同じですね)

写真を撮り忘れてしまいましたがミニカーではホイールをグロスブラックで塗ってありましてスポークの表面側は一部分クロームカラーで塗られていました。
ブレーキやホイールナットなど全部分解しましてホイールにサフを塗ってからセミグロスブラックを塗っています。

ブレーキもカーボンブレーキというにはあまりにもシルバーに近い感じだったのでこの後分解しましょう。

上の写真では光の当たっている角度からあまり光っていませんが・・・
真っ直ぐにみますとこんなに明るい色なんですよね。
これじゃあちょっとね〜。
せっかくなのでやり直しておきます。

ディスクのセンター部分はもう一枚エッチングが追加されていましてしかもカーボンディスクを止めるナットと押さえの板まで再現されています・・・
周囲から折り曲げるだけなんですが・・・3枚ほどきちんと曲がっていない部分もありますが・・・後で直しておきましょう(笑)

ホイールの塗装が終わったのでここからは組み立てです
まずはセンターキャップを取り付けます。
デカールに樹脂を盛ったような部品なのでクリアーボンドで再接着ですね。

続いてエアバルブを取り付けましょう。

まあ組み立ては全く難しくありません・・・中国のお姉さんでもできますからね(笑)
まあ設計がいいからね(爆笑!)

続いてホイールボルトを取り付けましょう。
これでホイールの完成かな〜!!

続いてブレーキですよ
まずは分解したブレーキディスクをシンナーに浸けて塗装を剥がします。

続いて黒っぽいガンメタを艶消しで塗りましょう。
そしてクローム調の塗料をぱらっと塗りまして・・・その上にクリアー塗料を砂吹きで重ねます。
実車のこの部分ですが艶がある様に見えるのです。

そして組み立てます
まあこれも一旦組まれていたものですから難しいはずはありません。

ホイールやタイヤを組み立てまして・・・当然ブレーキも取り付けています。
最初のミニカーの雰囲気とは全く違います。

一応シャフトをホイールに取り付けますがボディと合わせておかないと後で組み立てが難しくなりますのでボディと合わせて接着しておきましょう。
ただしボディとはまだ接着していませんよ(笑)
あくまでもボディとのマッチングを確認しているだけなのでキャリパーの位置関係はまだ決まってはいません。
あくまでも仮ですよ。

明日はF2007を進めようかと思っています。
その前にニンニクを片付けなければなりませんね(笑)


ボディを塗り分けました

2022-05-28 22:34:32 | 1/18 Ferrari 812 GTS

本日の山陰も晴れて暑い1日でした。
屋外では少し湿度も高くてムッとしていましたが・・・これはアトリエある所が山に囲まれた所だからでしょうか!?
今日は風がなかったので余計に暑かったのかもしれません。

そんな日でしたが朝一番で九州方面に修理品を発送してきました。
と言うのも普通ならクロネコで送れば集荷に来てくれますから発送も楽なのですが、クロネコの場合北九州の乗せ替えの時に商品が破損することが多いので未だに北九州を経由する荷物はクロネコでは送りません。
今まで3打数2安打でほぼ必ず壊れるのです。
発送の途中で壊れるほど残念なことはありませんからね

最寄りの郵便局(一番近い郵便局は土曜日なのでお休みなので車で少し離れた大きな郵便局まで)発送に行ってきました。
明日には到着すると思われます。

で帰ってからは厨房係です。
昨日の臨時休業前から家内が同様日は忙しいからね〜って念押しをしていましてね。
それもそのはず・・・11時30分には全ての席が予約で満席になっているのです。

当然ですがS百合さんには手伝いをお願いしていますが・・・
それでも結構大変なんです。
しまいには電話がありまして中庭でも良いので席を準備してくださいと・・・
私はガレージまで行って(隣なんですが)ガーデンチェアやテーブルを軽トラックに積んで持ってきまして中庭の木陰に並べた所にお客さまが到着されました。
接客は家内に任せて再び厨房係に・・・戻りました。
その後2時半ごろにアトリエに戻り少しゆったりとしていたらガラスの窓は「バン!!」と音がしましてね、うとうとしていましたが目が覚めました。
「何!?」と思って外を見ますとスズメがガラスにぶつかったらしく地面の上に1羽のスズメが落ちていました。
幸いなことにこの後見えなくなりましたので脳震盪は起こしていたかもしれませんが、無事に飛んでいったようです。

クチバシが少し黄色だったので今年生まれた若いスズメだったんでしょうね・・・気をつけなさいよといっておきました。

さてさて雀にびっくりしているだけではいけません、本業を始めましょう。

まずは先日作ってもらった木製台座に塗装をします
まずはチーク製の台にオイルステインを塗って色を付けます。

オイルステインが乾いたら続いてウレタンクリアーを塗っておきます。
自然乾燥をしなければならないので2日間はかかりますね。

続いて本命です

812GTSのボディの塗り分けをします
ボディの室内側のカラーはフラットブラック、ドアの下側のステップ部分とボンネットの後部の部分ははセミグロスブラックに塗り分けをしたいですね。

まずは全体をマスキングします。

先にまずセミグロスブラックを塗ります
余分な部分に塗料が飛ばないように注意は必要です

セミグロスブラックが硬化しますと・・・こんな感じ。

セミグロスブラック部分をマスキングしてフラットブラックを塗ります。
マスキングテープをカットする時にセミグロスブラックを傷つけないように気をつけなければなりません。

 

 

 

 

フラットブラックを塗って乾燥しましたのでマスキングを剥がしてみました。
どうでしょう??
艶具合が違うので素材が違うように見えるかな??

拡大して見ますと・・・
光り方が違いますよね。
ボディのステップ部分やバンパー下のプラスチック部品とかは全部セミグロスブラックにしてあります。
艶具合を揃えておきたいのです。

明日はサムライを進めます。
日曜日なんだけど忙しくないかな〜!?
どうか程々でありますように・・・(笑)


ボディの研磨です

2022-05-22 21:03:57 | 1/18 Ferrari 812 GTS

本日の山陰は大変暑い一日になりました。
朝から雲一つなく晴れていましてガンガンと日が射していました。
もうお昼頃には25度は軽く超えていたのではないでしょうか・・・。

それにもかかわらず出勤してすぐに赤い玉ねぎの収穫を始めてしまいました。
本当は昨日植えた夏野菜の苗に灌水だけしようかと思っていたのですが・・・隣で赤い玉ねぎが倒れてきていまして・・・「収穫してよ」って言っているような気がしましてね(笑)
ついつい収穫を始めてしまいました。
額からは汗が流れますし・・・息が上がりました。
同じような画像になりますので今日は画像なしです。

さて今日は午前中に少し早めにアトリエに戻りまして修理完了品を発送したしました。
まずは修理のランボルギーニウルスの修理品、そしてだいぶ前にお預かりしていた当方の作ったカーボン仕様のF50GT、そして大阪のWさんにメイクアップアイドロンのトムススープラの1/43完成品と秘密(笑)のナンバープレートと3つもお送りしました。

全て明日には届くと思いますのでよろしくお願いいたします。

さてそれからはいつも通りに厨房係ですね。
今日は普通くらいかな〜、まあ洗い物もありまして程々に忙しかったかな。

午後からは812GTSのボディを仕上げます
前回まででウレタンクリアーまでは塗ったことはご報告済みですが・・・
数日置いてやっとウレタンクリアーが硬化しました。

実は大変なのはここからでしてね・・・
研磨作業が実は大変なんです。
1/18は1/43と比べますと面積が大きいので磨きもかなり大変なんですよ。
まずは2000番のペーパーで全面を研磨します。
ゴミや柚肌を削ります。

続いてラプロスの8000番で全体を研磨します
勿論ペーパーが長持ちするように水研ぎですよ。

水洗いをしてから続いて3Mのハード1で磨きます。
コンパウンドも番手を変える度に水洗をして洗い流します。

コレだけでも十分に光っていますね〜。

続いて3Mのウルトラフィニッシュで磨きます。

細かな傷もこれでスッキリと仕上がります・・・・

磨きの作業ですが・・・流石に1/18ですと面積が広くて時間がかかりますね。
コレで夕方までかかってしまいました。

明日はサムライか・・・それとも修理か・・・2007か

実に忙しいですね。