Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

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ストラトス1号車最終組立てVer.2

2017-01-19 18:21:18 |  Stratos JeansChicago

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今日は一日中曇りの天気でした。
それでも夕方には少しだけ青空がのぞいていました・・・。
予報によれば明日からまた当分の間雪が降るらしいです。
今年になって早くも20日も過ぎようとしていますね、本当に早いですね。

さて本日もいつもの様に制作を始めましょう。
エンジンへの部品の組み付けから行ないます。
キャブを取付ければ何となく良い感じに見えてくるのがこのエンジンの特徴ですね。
ただし1/43モデルのキャブレターのモールドは余り十分な物ではない事も確かですね。
例えばどのメーカーのフェラーリ250GTOのエンジンも十分なモールドのキャブレターを持っていないのです。
キャブレター付きのエンジンではこのキャブレターとエキゾーストパイプが見せ場なのに・・・まあ余りにも細かな部品なので仕方が無いですかね〜。
ついでにセルモーターの上側に付く遮熱板も付けておきます。

次はボディ周りです。
エンジンルームに付く補強のパイプを4本取付けましょう。
まずは寸法を合わせて切ってから削り合わせておきます。
上の2本はこの時点で取付けておいても良いのですが、下の2本はエンジンを搭載する時に邪魔になりますから後ほど取付けます。

デスビにもプラグコードの準備をしておきましょう。
デスビ自体はキットのパーツですが上側のデスキャップだけは真鍮パイプで作った物です。
本当はもう一本コードが必要なのですがこれはエンジンを搭載してから取り付けます。

デストリビューターをエンジンに取り付けてリア側のエキゾーストパイプを取り付けました。
こうなりますと如何にもエンジンを作っている感じがしますね。

次はフロント側のエキゾーストを取り付けています。
エキゾーストの取り付けは仮組をしっかりとしてありますので何の問題が無いです。

そしてエンジンをボディに積み込む為の準備です。
一見簡単に載せられる様に見えますが実車も同じで知恵の輪的なエンジンの操作が必要です、あちこち当たりますがまあ大丈夫です。
難しい事は無い・・・

何も問題が無く・・・さっさと載りました。
まあ何度も予行演習をしていますから大丈夫です。

エンジンをボディに搭載してからキャブレターの左側に有る発電機を取り付けました。
本来ならエンジンをボディに搭載する前が良いのですがこの部分がボディに干渉してしまう為にエンジン搭載後に作業しています。
まあこれもキットのエッチングをそのまま使うならば楽な作業なんですがプーリーの厚みを旋盤で作って発電機本体も洋白の丸棒から作り直したりしていますので余計に当たってしまうのです。

次は何を付けたのかよくわからないかもしれませんが・・・
実は発電機を駆動する為のベルトを取り付けております。
ラリータイプのストラトスの発電機はキャブレターの左側に付いていますがその動力はカムシャフトの回転をフロントバンクのインテーク用のカムシャフトから取り出されています。
その部分には軽め穴の開いた大きめのプーリーと発電機側の小さなプーリーとの間にベルトがかかっているのです。
エアクリーナーの陰にもなりますので・・・見えるか見えないかは微妙な所なんですが・・・。

発電機の真横からのドアップです!
右側の丸い部分は発電機本体で左側はエッチング+挽き物のプーリーです。
ドアップにしてみますと右側の発電機に綿毛が付いていまして・・・少々焦りましたが書いている時点で確認しましたが何も無かったので安心しました。

エアクリーナーを付けたい所ですがその前にエンジン前側のオイルキャッチタンクを取付けておかなければ後では入らなくなってしまいます。
ブローバイガスの放出管はボディの左側を通ってバッテリーの下側に抜けています。

エンジンルームの後側の補強を取付けてブローバイガスの放出管を取付けました。

次はバッテリーの準備ですね。
バッテーリーに電極を付けてからコードを装着します。
バッテリーは現在小型の軽量タイプを付けていますが80年代の始め頃だとまだ大きな普通のタイプではないかと思いますので敢えて古い大きさの物をチョイスしました。

次はトランジスタイグナイターと点火コイルをアルミ板に取付けて準備しておきましょう。


さて明日もストラトスを頑張らなければ・・・。

1号車最終組み立てVer.1

2017-01-18 22:21:16 |  Stratos JeansChicago

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今日は結構穏やかな天気でしたね。
天気予報では午後から60%の確率で雨が降る予報が出ていましたが私の知っている限り降っていませんでした。
気温も暖かめだったらしく中庭の雪も溶けて来ました。

昨日は強行軍での納品だったのでさすがに本日はなかなか起床出来ませんでした。
朝、起きたらもう8時半だったと言う・・・。

お昼前にやっと出勤して仕事を開始致しました。
本日からは遅れていたランチアストラトス1号車の最終組み立てです。
最初に取りかかったのはエンジン周りですね。
まずはエンジンにプラグキャップを取り付けます。
これを付けておかないとプラグコードが配線出来ません。

そして塗装済みだったクランクプーリーやウォーターポンプのプーリーを取り付けています、この辺りの部品が一番奥側になるから先に付けないといけない訳です。

次はプーリーにファンベルトを取り付けています。
素材はいつもの自己融着型のビニールテープを細く切ったものです。

水冷式のオイルクーラーを取り付けてからハンダ線で作ったオイルラインを取り付けています。
このオイルラインはメッシュを使って編み目を付けていますのでかなり良い感じですよ。

接着剤が硬化するのに時間がかかるのでエンジン関係はここまでです。
次は補助灯の塗装の検証です。
この画像では補助灯のライトポッドの前側はボディカラーと同じ黄色の様に見えますが・・・

アレナのインストを見ますと前側はフラットブラックです。
他に確かな画像が無いのでこのインストを信じてフラットブラックに塗ります。
アレナも何の根拠も無くここをフラットブラックにはしないと思いますし・・・

フラットブラックはラッカーで塗っています。
マスキングをしておいて塗りますが少しだけはみ出しが有りましたのでクレオスのシンナーで拭き取っておきました。
こんな場合ウレタンクリアーは便利ですね。
もしもラッカーで塗っていたらフラットブラックはエナメル塗料で塗る事になります。
エナメルのフラットブラックは耐久性に問題が有りますからなるべく避けたいですね。

次はフロントホイールを組み立てています。
なかなか格好良いじゃないですか〜!

リアは濁ったブルーに塗られたラリーホイールです。
スペアタイヤはどうしようか迷ったのですがボディカラーを黄色に変える前に塗ってあった白いホイールにしておきました。ここの写真はどこにも有りません・・・

次はラジエターを組み立てています。
と言っても電動ファンを組み立てて接着しただけです。


接着剤が硬化するまで時間がかかりますのであちらこちらを組み立てています。
明日も頑張って組み立てましょう・・・!

ボディ内側の塗装

2017-01-16 21:19:26 |  Stratos JeansChicago

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昨日この車は何て言う車でしょうか?と質問をしていましたがFB友だちの山田さんから教えて頂きました。
どうもこの車はガソリンエンジンの車では無く蒸気自動車だった様です。
Stanley Steamer Rocketと言うのが正式な名前らしく年式は1906年の様です。
蒸気機関を利用したレコードブレーカーでして蒸気機関を使ったと言いますと蒸気機関車を思い出すのは私達の年代から上の方でしょう。
でもイメージではレコードブレーカーと言ってもそんなにスピードが出ないと思われますがこれでも200km/hを越えた様なのです。
山田さん有り難うございました、名前がわかったので展示ベースの裏側に名前を入れておきました。

最終的にこの車は事故を起こしてしまい現車は残っていないのですが3/4の大きさのレプリカが存在している様でそのレプリカがイベント等に出て来ているそうです。

昨日はストラトスを制作せずにお預かりしていたレコードブレーカーをケースに収める仕事をしていましたが、理由は実はこのドアに有ったのです。
一昨日追加でウレタンクリアーを塗ったのですがこの所の低温の為に十分に硬化していなかったのです。
他の部品と行程を合わせる為に一日作業を延期していたのです。
今日は2000番のペーパーを使った研磨から始めました。

次はコンパウンドを使って艶を戻します。
ここの部分は先日の作業を繰り返しているだけなのでサラッとゆきます。

裏側を塗る為に表側をマスキングします。
マスキングは他の部品も全て行ないます。

そして裏側をセミグロスブラックで塗装しました。
これで終わりでは有りませんがこの後ベンツが戻って来ましたので大急ぎで直します・・・。

ボディ研磨

2017-01-14 18:28:22 |  Stratos JeansChicago

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今日は一日中雪が降ったり止んだりとかなり寒い一日でしたね。
気温は・・・体感的には2〜3度と言った感じでしょうか。
予報では5度最低気温は0度だったはずです。
朝出勤してからお店の進入路や駐車場の除雪をしたのですがあっという間にまた元の雪が積った状態になってしまいました。
1時間半もかかって除雪したのにね〜。

明日はもっと寒く最低気温は-1度らしいですからね・・・水道管の凍結とかも心配ですね。
お酒を飲んで早めに寝ましょうかね・・・。

外はこんな吹雪状態でした。

本日最初の仕事は・・・
少し前から品切れ中だったシートベルトセットの(レッド)(ブルー)(ブラック)をパッキングしました。
今なら全てのカラーが揃います!皆さんのご注文をお待ちしています。(笑)

さてさて、本格的な制作はシートベルトの作業が終わってから行ないました。
今日の作業はストラトスのボディ研磨ですね。
2000番のペーパーを使って磨きます。
ボディの2回目のウレタンクリアーは薄くしか塗っていないので表面のユズ肌を落とす位の研ぎ方ですね。

フロントのカウルは少し厚めにクリアーをのせていますからここは面が出る様にしっかりと研ぎます。
しっかりと研ぎますが下地が出ない様に気をつけなければなりません。
もしも下地が出たら・・・とは考えたく無いですね(笑)

ドアも2000番のペーパーで研磨しています・・・この時点では全く問題なかったのに・・・この後ウレタンクリアーを塗らなければならない事になるとは思いもしなかったですね。

ペーパーが終わったらコンパウンドで磨きます。
まずはイサムのミラノ2Kですね。
このコンパウンドだけでもこのルーフを見て頂ければわかりますよね、かなり奇麗になるのです。

ドアも磨きます・・・がこの左側のドアはゼッケンの部分でどうやら下地が出てしまったらしくもう一度ウレタンクリアーを塗ります。
まだ補修はいらない程度なのですがこの時点で塗ればタッチアップは不要です。

次に3Mのコンパウンドで磨きます、このコンパウンドは目が細かいのでゴシゴシ擦るよりもソフトに研磨してやります。
それでも十分奇麗になります。

この後三度水洗いを行ないコンパウンドを洗い流します。
その前にボディにカウルを被せて確認します。
これで巧くいかなければ調整をしておかなければなりません。
なかなか良さそうなのでひと安心ですね。

そして水洗いをして乾燥機に・・・左側のドアはウレタンクリアーの乾燥中
早く内側のブラックを塗りたいのですがボディの内側に付いた水分が完全に飛ばないと次の作業に入れないのでここから先は明日の作業になりそうですね。



昨日、クロネコ宅急便で出した荷物3つの内2つが一部壊れていたらしい。
全く別の所に送ったんだけど・・・多分一緒に載っていたどこかで強い振動に有ったんでしょうね〜。
雪が影響するのかどうかはよくわからないですが・・・

まだクロネコさんからは何も連絡が無いからわからないけど・・・まあ長くやっていれば色々有ると思うけど残念だ。

ウレタンクリアーの研磨Ver.3ウレタンクリアー塗装

2017-01-08 21:06:52 |  Stratos JeansChicago

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本日は厨房のK子さんがお休みだったのでお昼は厨房係でした。
薪ストーブで焼くピザを今年からリニューアルしました、ピザ台の生地の作り方を変更しました。
僕自身は新しいタイプのピザの方が格段に美味しくなったと思うのです。
厨房係ですから当然ですが店内の薪ストーブでピザを焼くのも私の係りでしたからヒヤヒヤしながら焼きました。
慣れればタイマーを使って焼けますからそう失敗はありませんが、ストーブの温度管理が一番難しいですかね。

さて本日はストラトスも進めております。
もういい加減に研磨作業を終わらなければなりませんからね〜。
こんな小さなリトラクタブルライトの部品も研磨します。
小さな面なので気をつけないと下地が出やすいのです。

フロントフードのスリットはサフやボディカラーで埋っている部分が有りましてデザインナイフを使って綺麗に貫通させてあります。
必要な部分が剥げない様に気を付けながらの作業ですね。

ナンバープレートもウレタンクリアーを塗っていますのでペーパーをかけています。
これも小さいので角が剥げやすいので注意が必要ですね。
小さい物は両面テープで大きめの木片か板に仮止めしておいてから研ぐと楽ですね。

やっと全てのボディを研ぎ終えました。
再び持ち手を付けて2度目のウレタン塗装に備えます。

ウレタンクリアーを塗りました。
2度目のウレタンクリアーはシンナー多めのサラサラにしておいてからパラ吹きを繰り返して塗ってゆきます。
その理由はいつも書いていますのでここでは繰り返さないですが・・・。



さて明日は再び磨きをかけられれば嬉しいですが気温が低いのでもう数日置いておいた方が良いかもしれません。
このタイミングで280SEを完成させてしまった方が良いかもしれません。