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250GTOはエンジン付きのモデルが限られています、メジャーな所ですとメイクアップのスーペリアやフェニックスのエンジン付きのキットが有名ですね。
あれほど沢山の250GTOのキットを出していたAMRブランドとしては確か出ていなかった様に思います。
フェニックスはルフ氏の原型ですがこれはフェニックスというブランドなので・・・
Hさんも多分沢山の250GTOをお持ちだったはずだからいつかはエンジン付きで・・・と思われていたのかもしれませんね。
たしかに250GTOのエンジン付きの作品はモデラーにとって一つの目標みたいな物かもしれませんね。
しかし、今まで私が知っていたフィーリング43のエンジンなら別にわざわざご紹介をしません。
見た目は普通のエンジンキットなんです・・・
厚紙の梱包は付いていなかったですが既に剥がされてしまったかもしれませんからわかりませんが・・・
内容は最後の頃(倒産前10年程位でしょうか)に発売されていた410エンジンと同じ様な感じですが・・・
なんとホワイトメタル製でミッションまで付いています。
私がプロになった頃に売られていた物は確か410エンジンにはミッションは付いていなかった様な気がしますし、410エンジンとして売られていた物はフィーリング43特有の黒い鉄粉を混ぜたレジンで出来ていたのです。
そう言えばエキゾーストの形状や部品の構成がどことなく違っていますね。
ミッションはオリジナルの原型の様でこの手のきっとによくあるメイクアップのスーペリアモデルのコピーでは無さそうですね・・・
この部分は一体でキャストされています。
キャブレターも単独で6個に別れていますからスーペリアのコピーでは有りません。
しかも昨日ご紹介したクライマックスの様にキャブのインテーク側には穴が開いています(凹みだけですが・・・まあファンネルを取付ける為には必要なんですが)
でもこの小さなキャブを6個エンジンの上に真っすぐに整列させる事はなかなか至難の業かもしれませんね〜。
そして珍しいのがこのHIGH TECH MODELL Porsche3561/43Engine Kitです。
1個しか無かったのですが、ポルシェ356のエンジンキットなのです。
ポルシェのエンジンは難しいのです・・・何が難しいかと言いますと見せ場が無いのです。
もし見せ場が有るとすれば繊細な空冷のフィンとか左右の上側に付くキャブレターになるのですが、繊細なフィンは空冷のシュラウドの中に隠れていますし下側はエキゾーストが有りますからまず見えません。
キャブレターは何とかいけるかもしれませんが・・・
余り聞かないメーカーさんなのでよくわからないですが・・・。
中身は意外ときちんとしています。
細かなモールドも再現されています、冷却のフィンは無いですけどね。
パーツも極めてシンプルです。
インストも簡単ですね。
ポルシェ356のキットはその内にご紹介しますがBBRのカレラパナメリカーナの物がいくつか有りましたからキットの脇にスタンドに載せてディスプレーするつもりだったのかな・・・!?
ぜひ自分で作られたら良かったです、私も見てみたいです。
私ならすぐに車体に載せたがるのですけどね・・・(笑)
妄想だけが膨らみますね。